某日記

(前期)

平成12年9月1日(金曜日)

build

文脈から判断するに、きっと build number のことでしょう :D 。 UNIX 、特に BSD では単に「build」と言ったら、 まさに「プログラムを make すること」という動詞を意味しますが、 一部 Windows 系では「build」と言ったら「build number」のことを指しますね。 WinNT がブート時に build:1341 とか表示しますな。 コンピュータに造詣が深い人でも、「build」では首をかしげてしまうことが 多いので、ちゃんと「build number」と言ったほうが無難ですね。

ちなみに、NetBSD はブートメッセージや /etc/motd に書き出されている

NetBSD 1.5C (AOI) #0: Thu Aug  3 02:18:15 JST 2000

というメッセージの # の数字が build number に相当します。 Emacs では、version の文字列:「20.6.2」の「2」が build number 。 両方とも、ソースを展開した時は 0 ないし 1 なのですが、 手元で make を実行するたびに増えていきます。

はやりもの

やってみた。45.7pts

AoiMoeさんは、頭の回転が速く、直感も鋭い人。 恋愛に関しては、明るくて行動 力のあるので、チャンスも多い人が、無神経な発言には少し注意も必要。また、 これは相手によりけりだが、あまり相手にかまいすぎてきらわれないようにしよ う。一方、相手を収入、地位、肩書きなどにこだわるところあり。人間性などの 本質を良く見るようにすること。なお、あなたの積極的、行動的なところは、非 常に良い。

…妹にはこだわるなぁ。

作り方:オフ会

ネットをやってるとチャットで知り合い、オフ会に出席することが ある。こ んな格好の出会いの場はない。ネットは比較的若い年齢層が 多く年齢的にも 同世代が多い。話も合うと言うもの。 出会いがネットと言うだけで、後は他 の合コンとそう多くは違わない。 ただ、前もってチャット等で話しをしてる だけにこちらの方が断然 親密感があるもの。そんなチャンスを逃す手はない。 気に入った人の近くに座るのは当たり前の話。 世間話に花を咲かせ、後は二 人の世界に入っていこう。

…というか、これを書いた人は、もうちょっと日本語勉強してください :-P

JIS-TR

小町さんの所の JIS-TR ドラフトは、 「W3C 系ドキュメントのまともな日本語訳」として重宝してます :D

あけがた

、 昨日も書いた通り、ねぞうはいいのでそこにコメントはないのだけど、 寝起きに上半身だけ起こしてぽ〜っとしてる図は、ちょっとかわいいかも…(謎)。

増強計画

を進めるため、昨日某所でひろゆきちゃんを召喚した所、 今日になって返事が来る。夜からならよさそうだ、 ということになった。 bsdclub のノウハウもあって、今回の計画に一枚噛んでいる ハカマ大スキー先生と今野さんを巻き込もうと思った所、 ハカマ大スキー先生は 既に先約がある 様子だったので、今野さんだけを召喚。 とりえあず DTLA-305040 を 2 発入手しよう、ということになる。 秋葉に用事のあったしろくまぺんぎんさんをひきつれて、一路秋葉へ。

しろくまぺんぎんさんは、 メッセでしか手に入らない例の羽根付き初音ちゃん CD (←…)が目的。 それを解決した後、今野さんに連絡、合流。

ひろゆきちゃんは遅れるらしいので、ドトールでまったりモード。

ひろゆきちゃんから連絡。合流地点のツクモへ行くも、DTLA-305040 は売り切れ。 今野さんは電源と DVD ドライブに敗北。ひろゆきちゃんは Duron 用の ファンに敗北。しろくまぺんぎんさんは、 ビリヤードコントローラ付き USB マウスに敗北。私はなにも買わず。

その後、打ち合せと称して飲み。水道橋太助。

平成12年9月2日(土曜日)

portmapper

なんか、以前もハマった気がするんだけど、 mount -t nfs -a の後に portmapper を起動する Slackware/Plamo って一体…。 というか、何で Linux-2.2.14 だと刺さらないのだ?

平成12年9月3日(日曜日)

攻略対象

が姉か妹かというのは 、 主人公とそのキャラとの間の年齢関係ではなくて、 プレイヤーとそのキャラとの間の年齢関係で決まるのでわないの? ←プレイヤーって何?

昨日チャットで「クウガ見た方がいいかも」とか言っていたけど、 やっぱりそんな時間までは起きていられず未見←早寝早起きしなさい。

そうえば、保母さんというのは妹向き職業かと思うのだがどうであろう>諸兄

異物混入

異物混入 。 数日前、某チャットで ○○○○に異物混入とか ○○○○に微生物混入とかで盛り上がった ←やめなさい。

平成12年9月4日(月曜日)

シュレーディンガー

法則によると 、 観測方法によって系の状態の変化の仕方が変化してしまうので注意。 たとえば、ノックしたときに発生する波動により系の状態は 変化してしまうのであるが、これを避けようとしてノックせずに扉を開いて しまうと、系の状態はもっと劇的に変化するので、注意が必要である。

誤読

フェリオス乗り 。 やっぱり、あの緊縛(←違います手鎖です)おねーちゃんにドキドキした クチでしょうか? エンディングの「アムル〜」ってのがいいね←ゲームが違います

int 15:E820

む、何か勘違いしてるようだ。

調べてみると、NetBSD では int 15:E820 のループを ブートローダの中で回してるので、ここで ACPI の memory region を 取得しておいて、それを何とかして kernel に渡してやるのが吉のようだ。

ところで、NetBSD のこの辺って、


とか書いてあるのだけど、ホントにこんな単純なコードでいいのだろうか…。 ちなみに、 getextmem1 は int 15:88 を素で叩くだけの関数、 getextmem2 は int 15:E801 を素で叩くだけの関数、 getmementry は int 15:E820 を素で叩くだけの関数。 ACPI 的には、 「15:E820 が使えるのなら、15:E801 とかは 15:E820 で supersede せよ」 って書いてあるので、このコードだと、15:E820 で取得したメモリの方が 小さかった場合に変なことになるし、そもそも over 0x100000 のメモリ領域が 1 つの連続領域になってるとも限らない気がする。 たとえば、15-16M に穴があるありがちなケースでは、 このコードだと 15M しかメモリを認識できない 気がするのだけどどうだろう。

…教えて、偉い人。

ちなみに、FreeBSD ではカーネルの中で


と、ちゃんと穴も考慮したコードになってるので、 こっちの方が真っ当なかほりがするぞ…。

…やっぱり直すべきなんでしょうか>偉い人

偉い方々のつっこみにより、やっぱりここは直さなきゃいけないし、 実際 thorpej が書きかけたコードがリポジトリにあるから それを使うのが早そうだという結論。 しかしながら、 それはこの日記読んでない人には訳わからないっす (ちなみに、私と takawata さんにも Cc されてる)。 というか、ちゃんと説明しないとダメ? というか、説明しちゃうと「ぼくのなつやすみ」は強制的に ACPI に 費されることになってしまう、そんな違わない予感。ふにゅ〜。いいけど。 神よ、これは仕事中に 30 分ハッキング× 3 した罰でせうか :D====。 ええい、こうなったら仕事中に(以下略)。

…やぱし、ACPI が動くノートパソコンを調達しないといかんのかのう…。

魔法少女の次はメイドとロボなのね…

うう…

今日も今日とて英語書きモード…。 時間かかってるわりには、まーたボロボロの英語書いてるから、 きっと上司のアカ入りまくりだな…。 でも、前回がむばって perl で自動化しておいたおかげで楽もできたにょ♪

平成12年9月5日(火曜日)

FS の話

2nd マシンで Linux-2.4-test7 + ReiserFS-3.6.14 なんぞを動かして遊んでみる。

一応流行りの FS に関する参考資料でも上げとくか:

こうして whitepaper を並べて読んでみると、 どうもやっぱり ReiserFS って、 (特に大規模用途に対する可用性に関して) そこはかとなく怪しげな雰囲気を醸し出しているのだが…。 もっとも、Ext2FS の置き換えとしてはいい落しどころなのかもしれず。

にせ

会社に来てからはミーティング+激ニセモード。

pftw

Package For The Web2 コロス。CRC エラーで展開できない。 今まで作った分では展開できたのに。 原因不明。

誤読

下半身はマジメに過ごす 。 私も真面目です。

大穴

あんな大穴が開いていたとは。FreeBSD なんかでは、 そのあたりは issetugid で塞いであると思う。

平成12年9月6日(水曜日)

PFTW2

どうやら一定容量を超えると CRC の計算にトチる模様。だめぢゃん。 所詮は install shield のおまけってことか。細工して収める。

というか、PFTW 3 は ALPHA で使えないので困るんですけど。 そうそう、ishield.com はエッチなページであるのでひっかからないように <ひっかかったひと談(もちろん私)。

Me セットアップ中。なぜ 10 分経つのに残り時間が 5 分しか減らない :)

昼食しんくろ

インストール中の Me をほっぽってシンクロへ。 電車で D とか、あんな制服とか。

ヒゲとつるペタ

今日は の日だったり ヒゲの日 だったり。

とりあえず sanae、shinobu、nayuki は空いてます 。 まあ、sata68 でもいいと思いますが。実際 imou.to のアドレスを持ってる NPC でないユーザは 12 人ですが、半分の 6 人は妹キャラの名前ではないし、 こないだの強制贈与のときにことごとく妹キャラの名前が返ってきて、 「ああそうか、@imou.to ってそういう利用法が一般的なのか(爆)」 とか思ってしまったくらいだったりして。 もしよければ sugichさん も発行しますのでどうぞお気軽に。既に nana は取られてますが。

不思議と妹キャラ名と普段の名前を並行して持ってる人はいないのだけど *1、 言ってくれればそういうのも可能です>imou.to メンバ諸兄。 imou.to のアドレスを常用してみたい人はそれが無難でしょう *2

ちなみに一番最初に妹キャラの名前で取られたメールアドレスは、 「加奈〜いもうと」 なのです。むしろダジャレですな。 このアドレスを活用している、という話は聞いたことがないけど、 せっかくなので「加奈の郵便屋さん」を買ってきて使ってくらはい>セソセイ。

あ、そうそう、基本的に imou.to のメインサーバのシェルアカウントは、 (少なくとも私自身は)発行しないことにしています。しかしながら(以下略)。

そんなあなたに @imou.to :D 。 なお、pritz も空いてます。

*1
「妹に変なメールが来ないようにチェックするという目的で、 自分宛のアドレスの他に妹のメールアドレスも握っているお兄ちゃん」 は存在する。あるいは、妹キャラではないけど harem と junjun の二つ(厳密には harlem も残してあるので 3 つ)を持ってる junjun さんみたいな人はいる。
*2
そんな人が私以外にいるのかどうかは知りませんが。

平成12年9月7日(木曜日)

ドラマー

そうえば「手数王」菅沼孝三氏が ドラマニ選手権かなんかの優勝者と決戦する、というのがあったはずなのだが、 どうだったのだろう。

ふと kozo.org のトップの「the King of many strokes」は変ではないか、 とか思ったのだけどどうだろう。これだと、 「沢山叩いた中の、この一打が王様だ」っていう意味になっちゃうから、 正しくは「the King of many-strokers」じゃないんかのう。 Profile の英語版では「the King with Many Strokes」となっとるのう。

声の大きさ

まあ、日記の戯事くらい大目に見てやるか、と思う部分がなくもないんだけど、 戯事でも嘘や間違いは看過できんし、N.S 三郎の場合、 なんといっても雑誌でもおんなじことをやってるのが非常に見ててイタい。 N.S 三郎が戯事吐くのは、 きっと自分の声がでかいのを知っててやってる確信犯だし、 奴は自分の土俵でしか勝負しないのでやっぱりアレですな。

逆に、元ネタに関しては、 そもそも自分の書いた文章がアジテーティブな内容であるのを 棚に上げて「他人の声の大きさ」の方だけを云々してるので、 それはそれでちょっとアレだと思う部分もなきにしもあらずではあるし、 言いたいことがあるのなら、もっとはっきり言った方がいいんじゃないか、 という気もする。

ちなみに私は、少なくとも日記に関しては、 自分の声の大きさは意図的にしらんぷりするというスタンスですのであしからず。 読んでる人が一億人でも零人でもレーニンでもプーチンでも関係ない。 どーせ日記なんだし、小難しいこと考えんと、 書きたいこと好きに書きゃええやん、というのが私の考え。 実際、声の大きさなんか気にしだすから N.S 三郎になる、 という考え方もあるわけで。 嘘書いちゃいけないとか、そういうのは読んでる人数と関係ない。

そうえば、「なぜ〜なのか」といえば、 某所で火種を仕掛けたアレ(←一部に明瞭)なんかは、 タイトルだけでなく文章手法までも「なぜ連休中に〜」とそっくりだけど、 別に真似したわけではないぞよ。 あの文章を内部にとどめて外に出さない理由はもちろん、 あれは一見技術文書に見せかけてはいるけど、 実際には単なるアジ文以上でもそれ以下でもない確信犯的文章だということを、 書いた本人が自覚してるからでござんす。

いちおう

リセットされた際にとらハと無関係になった、という扱いになってます(謎)。 そもそも、ふにゅ〜、とも言わんぞ、オリジナルの方は。

いや、いくつかの属性は継承してるんだけどね。

×△鳩

を SDL で書くか、それとも自分で全部書くかで悩む。 とりあえず、いままでのは捨てた。もちろんソースは残ってるけど。 前者だとすぐ書けるけどつまらんし、後者だと例によって rids みたいに 汎用的なものを書きたがる傾向があるので、また半年仕事になりそうだし。

いずれにしても C++ で書くのは確定してるけど。 大学の卒論を書く時に、gcc-2.6.3 で痛い目に遭ってから C++ は 敬遠してたのだけども、gcc-2.95.2 がすごく良くできてるので もういちど C++ に目を向ける気になった。 2.6.3 のころは ARM の処理系が g++ で実現できてなかったし、 ちょくちょく internal compiler error でコケてたし、 ARM 自体も、template の仕様とかがまだまだプロトタイプ風味で、 instantiation に関する規定があいまいだったりして、 いまひとつ使えなかったしね。

平成12年9月8日(金曜日)

ハッカー

ここ から ここ 。 Linux を軸にしてみるのなら、 むしろ「生越・中村・岩谷」を日本のオープンソースの 三大スーパーアイドルとでも呼べばいいんでは? 日本の場合、Linux ブームが日本国内で bootstrap したわけではなくて、 やっぱりアメリカでのブームの影響で持ちあがってきた部分が非常に 大きいので仕方がない。

本来ハッカーのカリスマってのは、今のオープンソース騒動の張本人たちの カリスマ性とはベクトルが違うもので、そういう意味で RMS も ESR も ハッカーの中では「突然変異」なのだけども。 今の資本主義ってのは「メディアが幻(嘘、といってもいい)を作っておいて、 それに現実の方を合わせていく」という「ビジネスモデル」で 動いてるので、これに適合するには、メディアが幻をつくりやすい土壌が 必要なんだけども、この点で Linux は恰好の喰い物だったわけですな。

本来のハッカーってのは役割とか貢献とかビジネスとかを気にしないで 好き勝手にやって凄い結果を出すのが美徳なので、 メディアとかビジネスとかとは結び付きにくいし表にも出て来ないけど、 そういう「武士道」は本来日本の十八番なわけで、 BSD 方面では、それこそ Linux 方面とは比べ物にならないほど 日本人のハッカーが国際的にも大きな役割を担ってるから、 まあ心配しないでも大丈夫だよもん。

Linux 方面でパッと思い浮かぶ日本人ハッカーといえば、 やっぱり鵜飼さんだのう。高木さんも Qt の国際化はいわずもがな、 X-VFlib も素晴らしいハックだったわけでまぎれもないハッカーなんだけど、 私は高木さんは Linux 方面の人じゃないって認識 ;-)

わはは、まさにそのとおり

Crusoe

Crusoe はそーゆーチップです

あな

わはは 、 「新しいタイプ」って、こんなの常識じゃないのか?

ちなみに NetBSD ではこの辺、ポッカリと穴が開いてますのう。 単体では穴にはならんのだけども、アホな setuid プログラムがいると 簡単に同種の穴に発展する。Linux の奴とはちょっと違うけど。 でも、大昔から setlocale.c に XXX マークされてるから、 みんな知ってたよね(←…)。

…リンクしにくいです(涙)。

詳細を書いておく。現状の NetBSD の libc/locale/setlocale.c と libc/nls/catopen.c は、setuid/setgid チェックをしてない。 前者は固定サイズのバッファに ctype の情報を読んでるだけだし、 ちゃんとサイズチェックしてるから、変なもんを食わせても大した影響はない。 問題は後者で、これは場合によってはヤバいと思うぞ。

XPG4DL の場合、うっかり /usr/lib/localemod/lib なんてディレクトリを 作ってあると穴が開くので、やっぱり / チェックは入れた方がよいのう。

うう

ふにゅ〜、大ボス(5F)のせいでこんなおそくまでイモートピアにいます…。 とりあえず .xls ファイルはやめれ。

…質問が山のように(それこそ Excel の使い方から添付メールの MIME タイプ、 記入のし方、利用のされ方、バナナはおやつなのか否か etc.etc...)あるのだが、 明日から休みなので薮蛇を避け(中略)を駆使して埋める ←をを、こんなところで N 社時代の研修の成果が発揮されるとわ(←…)

平成12年9月9日(土曜日)

X

田辺大量発生。

あな

つーわけで塞ぎました:

Checking in locale/setlocale.c;
/cvsroot/basesrc/lib/libc/locale/setlocale.c,v  <--  setlocale.c
new revision: 1.20; previous revision: 1.19
done
Checking in nls/catopen.c;
/cvsroot/basesrc/lib/libc/nls/catopen.c,v  <--  catopen.c
new revision: 1.17; previous revision: 1.16
done

XPG4DL のほうは wait for a while.

平成12年9月10日(日曜日)

きのう

日本酒。なんか天界ばかり飲んでいたような。 一番料理にあったのが天界だったような気がする。

Input Method と .Xdefaults

ほほえましいですね(嘘) 。 実際今までの IM まわりは Windows と比べて非常に見劣りする、 というのは正当な評価だと思う。

どっちかといえば私は、モード表示がカーソルのすぐ横に出たほうが、 視線を動かさなくて良いから好みですのう。 長い文章打つ時は邪魔かもしれないけど。 長い文章打つのに kinput2 を使ったことないから知りませぬ。 Windows ではあの右下のボタンは邪魔なので タスクバーに入れてしまって全く使わなかったりするのだけど。 そういう好みの違いはありますけど。

ありがち 。 Xt は、次の 3 つのリソースを順番に読み込んで merge します。

  1. XENVIRONMENT 環境変数が設定されている場合には、 そこに設定されているファイル名のファイルの中身を見る。 XENVIRONMENT 環境変数が設定されていない場合には、 「~/.Xdefaults-ホスト名」というファイルがあればそれを見る。
  2. そのスクリーンのルートウィンドウの RESOURCE_MANAGER プロパティが存在すれば、それを見る。
  3. デフォルトスクリーンのルートウィンドウの RESOURCE_MANAGER プロパティが存在すれば、それを見る。 それが設定されていない場合には、~/.Xdefaults の内容を見る。
ちなみに、RESOURCE_MANAGER プロパティは xrdb というツールで 設定される文字列そのものです。 普通はスクリーンは 1 つしかありませんから、 ルートウィンドウに RESOURCE_MANAGER プロパティが存在すると (たとえそれが空文字列でも) Xt は .Xdefaults を見に行かなくなります。 どっかで誰かが xrdb でリソースを設定してるのでしょう。 xrdb -remove すると .Xdefaults の方を見に行くようになります。 あるいは、XENVIRONMENT 環境変数に $(HOME)/.Xdefaults を設定する。 そうすると、Xt は xrdb の設定内容と $(HOME)/.Xdefaults の両方を merge してくれるでしょう。

本当に「ほほえましい文章」というのは、 たとえば「Linux は SystemV 系だから嫌だな。俺は FreeBSD のほうが好みだ」 っていう文章。これを本気で言ってたとしたら、 端から見ててすごくイタいし、端から見てる人はこの状況を 「ほほえましい」と表現するしか表現のしようがないでせう :D。

でも実際、「Linux は SystemV 系」とかいう謎の記述を、 大昔は良く見かけてほほえましかったんだよなぁ。 当時はまだ /sbin/init すら sysvinit では無かった気がするのだが…。 実際のところ、昔から UNIX を使ってた人から見れば、 4.4BSD ですら BSD ではないし、SVR4 ですら SystemV ではない。 ユーザランドだけ見ればむしろ、4.4BSD と SystemV と Linux は ひとくくりにした方が正しいと思うし、カーネル実装を見たらどれも テンテンバラバラだし。

/sbin/init といえば、 最近の NetBSD の multiuser の boot sequence はすごくかっこいいぞ。 /sbin/init そのものは変わってないけど。 参考資料 。 すごくうさんくさい仕組みなのも確かだが :-)。 おそらく、この仕組みの「カッコ良さ」は、 起動順序を implicit に記述できるようになってるってところだと思うし、 逆にそういう仕組みゆえに起動順序を explicit にコントロールできないところが「うさんくさい」。

と、話は全然関係ない所へ行きつくのであった。