某日記

(中期)

平成12年12月11日(月曜日)

句読点ネタ

文字

この手の論議は難しくて、とりあえず「じゃあ文字って何なのさ?」と聞くと、 たいていの人は黙りこくるのであった。 一つだけ言えることは、文字の定義って立場によって全然違っていて、 それは一般人の定義とコンピュータ屋さんの定義と組版屋さんの定義は やっぱり全然違うってことですな。 どこでも通用する一般的な文字の定義というのは与えられない。 だから、片っぽの立場の話をいくらやっても、もう片っぽの立場の人には、 右から左に話が流れちゃう。

んで、読点としての「、,」が本当に違う文字か、それとも同じ文字なのか、 というのは、同様に見る人の視点によって違うわけで。 ある立場では、字義をとって日本語の文章の「読点」は それの字体が「、」であろうが「,」であろうが Ideographic Comma 、 すなわち「、」のコードポイントで統一してもらいたい、という考え方もある。 別の立場としては、字体が違うんだからこれらは別の文字なんだけど、 照合時に同じ「読点」として分類するほうが美しい、という見方もある。 コンピュータで情報を扱う、という立場では、前者のほうが都合が良いし、 コンピュータで文字を出力する、という立場では、後者の方が都合が良い。 ただそれは、「文字の定義」の粒度をどこに置くか、つまり、 字体と字義のどっちで取るか、というだけの話に過ぎない気はする。 で、結局は、どっちが重い処理を引き受けるか、 っていうのを双方がなすりつけあってるだけなんじゃないかのう。

そうそう、件の X 4051 では、「、」と「,」は「終わり括弧類」に 含まれてるのが面白い。

メモ

アルゴリズムコレクション

ううむ

えっ

某社の顔であるところの某氏が…。いよいよヤバいかもしれん。

やらせですがな

xccda

実は 、 すでに Windows DIB をダイレクトに読めるようにしちゃって、 しかも自動変換スクリプトも書いたので問題ないっす :D

…このくらいの規模の物が、逃避には一番いいのう…。

つーわけで 1.00 公開するっす。 ホームページ予定地 。 まだ 1.00 の tarball しかないっす。 ドキュメントは一切ないっす。インストールから使い方までは、こんな感じっす:

aoi% tar zxf xccda-1.00.tgz
aoi% cd xccda-1.00
aoi% xmkmf -a
aoi% make
aoi% sudo make install
aoi% mkdir nmck
aoi% cd nmck
aoi% lha x ../../nmck-src.lzh
aoi% rehash
aoi% sudo xccdaconv nmclock
aoi% rehash
aoi% xnmclock

lha 〜 xccdaconv のところは、使いたい CCDA で繰り返しやってくらはい。 ちなみに、奈未クロックと美衣子クロックでテストして動くことを 確認しましたけど、エラー処理とか手抜きしてるので、動かなくても知りません。 動かなかったときはパッチ投げてくれれば善処しますです。 あと、xccda を直接たたいても何も起こらん、というか怒られるので注意。 あと、xccdaconv を実行するには、perl と nkf が必要なので注意。 LANG は EUC-JP が出るやつにしといてください。 すなわち、素の NetBSD では動きません(ギャフン)。 また、惠理沙フォントの bdf 版は、何かメトリック(ベースライン)が変なので、 惠理沙の ISO-8859-1 および JISX0208 で統一するか、 惠理沙使わないで k14 スケーリングしてお茶を濁すか、 config.h にある変な #define の NO のとこを YES にしてくらはい。

平成12年12月12日(火曜日)

121212

こういうのもゾロというのだろうか。

alignment

gcc に限らず、普通そうですね

しかしながら困ることもあるので、gcc の場合、構造体の定義のところで

    struct hoge { char funyui; int hanya_n; } __attribute__((packed));
などと書くと pack してくれちゃったりなんかして。

着せ替え機能なんてあったんか。 とりあえず実装せねばなるまい。 オリジナルの CCDA のソースは、 目パチ周期の算出方法のところしか見てないから気づかんかった。

TODO:

  1. Shape Extension 対応
  2. DIB の指定方法がダサいのを改善
  3. カラー対応
  4. xccdaconv がダサいのを改善
  5. 残バッテリ表示機能
  6. 吹き出し部のウィジェット(ガジェット?)化&MVC モデル化&プラグイン化
  7. 着せ替え
  8. リソースまわりの整理

1 は、ウィンドウをくり抜けるようにするありがちな機能。 とりあえずマスクデータをどうやって用意するのか、って問題がある。

2 は、Xt の標準的な方法---すなわち型コンバート--- として実装されてないので実装上ダサいってことね。 もっとも Xaw のアレも、bitmap と pixmap で リソース名変えなきゃいけないあたり非常にダサいのだが。 font と fontSet もそう。もうちょいやりようがあると思うし、 別のところで ad hoc に、でもよっぽどましにやってるのが Windows 。

3 は、一応今でも中では Window Depth の Pixmap で保持してるから、 ビットマップをロードするところで細工してやると ちゃんとカラーででるんだけど。ただ、Color の DIB はバリエーションが 豊富なので、やるとしたら imlib とかに頼ることになるから、 いまひとつ乗り気はしない。

4 は、もうちょいちゃんと文法チェックと必要なパラメータのチェックを したほうがよさそう。

5 は、当然パクり from xbatt 。

6 は、ちょいと今のデザインが無茶苦茶ダサいので、 あとから機能追加できたりとか、もうちょいスマートにリソースを 指定できるようにするために必要。

7 は、まあ単純に切り替えるだけですな。

8 は、まあ、xccdaconv が吐いたアプリケーションデフォルトを見てもらえば わかると思うぞ :D

…でも、動くもんができちゃって、 1.0 としてリリースしちゃったから、モチベーションはだいぶ下がったにょ :D

...

グレートノブ……

BSDi

そうえば、既に某氏が BSDi に就職して日本オフィスの名刺を持ってたなぁ 。 なお、記事本編よりも 「Linuxよりも安定性や安全性の面で優れているとの定評がある」 という記述に苦笑。

Mew

会社の環境を Mew-1.95b88 にしてみた。 スレッドサポートしてるなり。ありがとうカズさん、ありがとう許さん。 Virtual Mode を使うのがやっぱり Mew らしいな。

平成12年12月13日(水曜日)

うう

寝坊でござる…。make build なんてしなければ…。 何か install floppy の作成でこけてるし。

というわけで、正直に連絡。すまぬ>関係者。

気がつくと、夏休み以来の有休だのう。床屋にでもいくかのう。 make xbuild をしかけてから。

@会社

今は一日くらい休んでも問題ない状況なので、 有休を取ってそのまま休んでもよかったけど、 さすがにこんな理由で有休を取って何か緊急事態でもあると困るので、 床屋行った後で出社。何事もない。

まあ、それでも一応休暇なので、 適当に切り上げてシンクロでも行きますかのう。

平成12年12月14日(木曜日)

昨日

家マシンのカーネルを最新にした。 例の UBC 入りたてのころの sync 2 2 2 ... giving up 問題は解消してるけど、COMPAT_FREEBSD で dynamic linked な バイナリを動かすと ld.so の中で死んでくれる。 どうやら、12/9 の lkm がらみの大きな変更のせいの模様。 尾上さんが既に send-pr してるから傍観。 sys 以下を 12/8 にロールバックして、sys/uvm と sys/ufs だけ 最新にしてみる。ばっちりだ。

UBC は快適なり。

smpeg

smpeg がうまく動かん。具体的には、どっかで刺さる。 どうも thread くさいのだが、gdb うまく動かんし、 ThreadedX な Xlib とか作ってもうまくいかんからよくわからん。

SDL の testsem も ^C したときに同じような刺さり方するから、 どうも MT 下での signal delivery の問題のような気がするぞ。

アレ

こがさん情報。「詳解 UNIX プログラミング」の日本語版と 「詳解TCP/IP Vol.1 プロトコル」の日本語版が新装版になって ピアソンから出るらしいぞ。すばらしい。 バンクも権利を手放してくれてありがとう :D

次は X Window System Series の和訳の権利を手放せ>バンク

keysym to Unicode for Japanese

この辺のネタなのだが 、 「keysym から laten の compose みたいな処理で文字コードに落としても それだけではあまりうれしくない」ことを伝えたくても、 うまく英語で表現できないし、日本語でも怪しいからメール出せずじまい。 たぶん、久保田さんもこの辺のニュアンスを伝えたいんだろうなぁ、とは思う。

Bit 1 月号

…三つ編みだ…(謎)。

BSD マガジン

朝届いた。

McKusick の記事。NetBSD なら FreeBSD のアプリが動くぞ。

尾崎

真っ先に ジョー *1が思い浮かぶよりはましだ :D。 あとは、歌い手では尾崎紀世彦とか、そんくらいかな(ぉぃ。 ほら、俺若いから(←…)。

*1
ジャンボ、ジェット、ジョー、飯合と並べると若草物語のようだ(ウソ)。

犬魔王

マクド

の店員さんがかわいかったのでオレポイント +1 。+1 しても何も起こらないが。

平成12年12月15日(金曜日)

今日買った本:

  • XML PRESS Vol.2
  • 電子メールプロトコル
  • 詳解 TCP/IP Vol.1
  • 詳解 UNIX プログラミング

スティーブンスのアレは、バンクのダサい装丁から、 原著に近い装丁(ただしハードカバーではない)になった。 電子メールプロトコルは、カズさんが悔しがっていた本。

ううむ

http://www.asahi.com/1215/news/politics15007.html。 まあ、責任区分を明確化するのはいいとして、 プロバイダに「知るべき立場」というのを求めるってのは変だと思うぞ。

プロバイダいじめもいいけど、 いっつも弱い者いじめするだけじゃなくて、 せめて現状の押収の制度だけ何とかすれ、と思うぞ。 今の制度だと証拠物件の押収というのはモノが押収されるから、 何かあるとディスクアレイ全部丸ごと押収、とかなっちゃう。 で、これやられるとプロバイダとしては商売成り立たなくなるから、 たとえば例の通信傍受法では警察が押収をちらつかせて プロバイダに脅しをかけてるのが現状。ヤクザとやりかた変わらんよな。 閑話休題、でも、本来データがあれば十分なはずなんだから、 ちゃんとデータでの押収を制度化して、何かあった時にプロバイダが負う義務は、 「裁判所の請求に応じて当該部分のデータ提出」くらいにしておけば、 本質的にこの手の係争には十分対処可能だと思うんだけど。

まあ、この手の話になると、 おっさんたちは根本にある発想がズレてるんだろうからどうしょうもないのう。 あとは利権確保って側面もあるんだろうなやっぱ。

TAILQ_INSERT_TAIL(&購入, にょ, kn_queue);

ずの人のとこより。 ぢたまセソセイと異様に趣味嗜好が一致してる私としては必然的にこうなる。 それにしても、「アニメ化」でちょっと違うことを想像した私であった。

…帰ったら小鳥シナリオやろーっと(ぉぃ。

もちろん

最新のテクノロジーであるところの非構造化 BASIC 。 .net では C# と非構造化 BASIC が COM+ でつながる、 というもっぱらの噂(大嘘)。

ニセ

今までは非常に undocumented なものが多くて、 そこは口伝とメーリングリストのログで済まされてきたのだけども、 そんなわけでこのままだとわかる人が私だけになってしまう。 こういう状況は非常にまずい。だって、逃げられないじゃん :D。 いろいろと文書化するべく考え中。

まあ、 実際のところ、逃げる必要なんかないけど。 私のような人間が会社員として暮らしていくには、 現状はこれ以上ない良い環境なので、 よっぽどいい話が来るとか、急に環境が悪化するとか、 そういう急激な変化がない限りはおとなしくしてるつもりだし。 経済的や年齢的な目処が立つ 2〜3 年後くらいに一度考えようとは思うけど、 どーせこいつの寿命もそんなもんだろうから、 このまま undocumented なままで終わらす、というのも一つの手だが。

…Wasabi 日本法人から話が来たらちょっと考えちゃうかもな(←無いです) \。 生活環境は確実に今よりも悪化するのが目に見えてるんだけど(苦笑)。

平成12年12月18日(月曜日)

頭痛

寝言は寝て言え 。 頭痛いよほんと。

そうそう

デイトナ 2 は、一番右の車を選ぶと、1 の車と良く似た走りができることを いまさら発見。 やっぱり、一速をブレーキ代わりに使うあの走りができないとね(ぉ

こ、これは

伝説の KAME のカメでは (←違います)。

…緑の小鳥もかわいいね(ぉぃ

正誤表

ひさびさの tgif である:

頭痛その 2

頭痛をおさえてもう一通メール書く。

いや、ほら、やつらが brute force を発揮するのは今に始まったことじゃなくて、 DDX にしか興味がない core 連中が口を出さないのをいいことに、 いままで奴らがいいようにやってきた過去があるし、 某なんかは未だに某のディレクトリ名を変えようとしてないわけで、 あの一件以来私は彼らを全く信用してないわけだけども。

わっはっは 、 よくぞ言った :D。でもそれは火に油注ぐだけだぞ。

さて

今日は三浦屋である。であるからして、早く帰る。

しかし珍しい組み合わせだな :D

うーむ

…これからは GMW か TRON の時代かもしれず(ぉぃ

べーしすと

私は似非ベーシストにして似非キーボーディストにしてその実態は お兄ちゃんであります

平成12年12月19日(火曜日)

毛唐

しかし、奴ら本当に 4.0.2 にねじ込みやがったよ。

次のようなメールをポストしようかどうか悩んでる私であった:


実際 distrustful ってのは、 この 2 年間 XFree86 を見てきた結果の正直な気持ちではある。

平成12年12月20日(水曜日)

sigh..

David を買いかぶっておったよ。 「4.0.2 に入れるべきかどうか」という話をしてるのを知ってるくせに リリースしやがった。

こりゃ埒あかんな…。大ナタ振るうとしたら今だろうな。 私が大ナタ振るうと、今の私の平安な生活が壊れるからすごく嫌なんだけど…。

…振るっちゃいました。ごめんなさい。


見てのとおり大フレームになってます :D

にせ

というわけで納期が迫った仕事を後回しにしたので大急ぎでニセにとりかかる。