某日記

(中期)

平成13年4月11日(水曜日)

今日の誤読

「だったのに 64」

LSB

バカかこいつは

私が特に見たくないと思うのは,アプリケーション開発企業が自社のソフ トを動作させるため,独自のLinuxディストリビューション開発に取り組 もうとする光景だ。少なくとも既にこのようなケースが1件起きている。 Oracleが日本で自社製品のために独自に作り上げたMiracle Linuxディス トリビューションがそれだ。

Miracle は、普通の Linux ディストリビューションとしても、 「数少ないまともなディストリビューション」だと思うが。 むしろ批判されるべきは、7 割のシェアを占めてるにもかかわらず、 たとえば後先考えずに gcc 2.96.x 入れたりして、 いっつも compatibility issue を発生させて、 ユーザを悩ませる RedHat の方だと思うぞ。

表面的なところしか見れないのに記事書くなよ…。

ミラクルのトップページには、 次のように書いてあって、これは創設当時から変わってないらしい:

ミラクル・リナックス株式会社は、サーバーOSに特化したLinuxディスト リビューション企業です。 日本仕様の品質と、オラクルデータベースが 最適に動作する環境を提供します。FSG(Free Standards Group:アプリ ケーション・プログラムの可能性を向上させることを目的に、オープンソー ス技術の標準化及びその促進を行なう団体)、LPI(The Linux Professional Institute:世界共通のLinux技術者の認定資格システムを 確保することを目的とした団体)に完全に準拠しLinuxのオープンな標準 化を推進します。

ちゃんと英語版用意しないとダメですがな。

親切

つまりですな 、 どこまで他人に対して親切にしてあげるか、というのは人それぞれだし、 どこまでされると親切と思うか、というのも人それぞれだ、 というだけの話ですね。

あえてあそこでは「親切にも、...」と書いてるけど、 私自身はあれが「十分に親切」だとは全然思ってないし、 多くの人にとっては「あまり親切ではない」とも思う。 実際、私もたまに不便だもん :D 。 従って、あの文章は別に「注意書きに 『過去の記事は http://diary.imou.to/~AoiMoe/ccyy.mm/ で取れます。』 って書いてるから俺は親切だろ」という主張をしたかった訳ではないんですな。 本意は別のところにあるわけね。

あの文章に関して、 「なぜあれで親切なのか」「どう親切でないのか」 「なぜあの程度の親切でやめているのか」くらいを、 できるだけいろんな視点で考えてみると、 自分にとっての「親切」という概念が、 いかに自分にとって固定化した概念であるか、 ということに気づくと思うぞ。

私が良く使う「人それぞれ」っていう落とし所は、 そういう多角的な見方を究極的に押し進めた場合に 「それしかあり得ない」到達点だと思う。 ただ、最初から何も考えずに「人それぞれ」で終わっちゃうと 単なる思考停止なので、その辺を勘違いしてはいけないけど。 なんでその人(←自分も含まれる)がそう考えるのか、考えることが大事。

まあ、「人それぞれ」という考え方は、 ある種「君子の交わりは淡し」的な発想であって、 それは我々凡人(つまり not 君子)が日常生活をおくるうえでは、 必ずしもそれだけでは生きてけないから、 「自分の中で固定化した概念」の方を うまく織り込んでかないといけないわけだけども。 文字コードにおける、 CSI と UCS normalization のバランス感覚にも通じるところがあるな。

…「きみこ」じゃないぞ :D

平成13年4月12日(木曜日)

宇宙電脳組

わはは 。 ただ、Win だって普通に使ってるぶんには OS 自体はそんなにひどくないし、 NT は非常に固いので、 小さいトラブルも大きなトラブルも ハードかデバドラを疑ってアキバに走りますな。

つーことで、アキバに走れ>乗組員

Netra X1

は 149,000 円らしいぞ。

UDI

まだ生きてたのか… 。 しかも、FreeBSD の sample implementation も入ってる模様。

私が大昔仕様書を読んだ感じでは、WinNT の IRP みたいな感じの バーチャルストリームを非同期的にごにょごにょやる、 みたいな雰囲気で、どうにも BSD の仕組みとはマッチしない気が。 まあ、必要なら sim 作るだけだろうな。

平成13年4月13日(金曜日)

流行モノ

やってみた。2460万4254 beau 「同棲カップル級」。ううむ。


「beau」が「baru」に見えてしまう今日このごろ。

X 0201

X 0201 GR カナ 。 EUC-JP なら valid だし、SS2 のデコードにトチるブラウザってあるんだろうか。

…ISO-2022-JP-1 が使えるブラウザってあるの? MS の人提唱だから、IE なら使えるんだろうか。

…ダメでした :D

メモ

troff resources

平成13年4月14日(土曜日)

土日

梅本さんと千葉さんと私の三人で銚子へ行ってきます。

つーわけで

銚子。 IPv6 への関心は高い。何も考えずに

kotori% sudo sysctl -w net.inet6.ip6.accept_rtadv=1
kotori% sudo rtsol
kotori% ping6 www.imasy.org
....

で設定が終ってしまう環境というのはええのう。

平成13年4月15日(日曜日)

昨日

そうえば、川崎から海ほたる経由で 来たので、「微妙にうまい(irc にてやあ 3 談)」という 海ほたる焼きを食べた。 白玉小倉。確かに微妙であった。

昨日その 2

懇親会。五反田さんと話し込む。

fortune-jp とか Dreamcast protocol とか IPoV とか loli.conf とか。

宿。千葉さんと同部屋。テレビが有料で怒る。ダカラ飲んでふて寝。

今日

やっぱり五反田さんと話し込む。 鉄分が濃いので、 電話にメールが届くと JR の車内アナウンスのメロディが流れる。

「微妙」という言葉で洗脳し、五反田さんを海ほたる経由組に組み入れる。

吠埼(←リンク先は心の目で見ろ)。 サザエ 350 円うまし。

海ほたる。ココアクリームに期待をかけるも、やっぱり微妙。 どうやったらああいう微妙なおいしさになるんだろう…。

川崎コリアンタウン。西の屋で焼肉。微妙な問題発生。 resolver (じゃんけんプロトコル)で解決。

帰還。おつかれさまでした。

わりと

由唯さん が下校ロボ化してて日記にイラスト出てこないのがさみしい今日このごろ。

今週の G Hearts ・第15話 〔 ラオン再び 〕

買い物帰りにスキップスキップ ご機嫌なあかりちゃん(リンゴ異様にでかいな)。 しかーし、 そんなあかりちゃんを「あかりたんハアハア…」と襲う マッド・サイエンティストセバスちゃん。 「くぅうん…なにするの〜」という言葉と買い物かごを残し、 連れ去られるあかりちゃんであった。あかりママ登場。

ううむ

「おにいたまぁ」「チェキチェキ」エトセトラエトセトラが、 やあ 3 の声で聞こえてきてうなされる今日このごろ。

平成13年4月16日(月曜日)

ねむい

うーん、早めに寝たのに眠気が取れない。

Muhenkan

ううむ 。 キーマップは二次元の配列になっていて、縦方向は keycode 、 横方向は modifier によるバリエーションを表してるのだけど、 横方向のバリエーションをどう解釈するかはクライアントの実装依存だからのう。

サンプルインプリメンテーションの Xlib だと、 なんかいんちき臭いことをごちゃごちゃやってるし、 Ctrl に対応してる気配もないのう…。

シュレーディンガー

それは制御可能ですがな :D

で本題。シュレーディンガーの猫のパラドックスって、 問題点はそんなところにあるんじゃない、っていう気がするけど。 つまり、量子論でいうところの「観測」は、 「シュレーディンガーの猫」における「観測」とは一致してないのに、 これをもって量子論における「観測」という概念が矛盾してるように みせようとしてるからパラドックスにみえるわけで。 こういうのを媒概念の虚偽といいます。

で、一致させようと思うと、 「箱の中の猫を『量子力学的に』観測する」という言葉を明確に 定義しないといけないんだけど、 それがどのようにすれば行えるのか、とか、 そういう観測モデルで猫がどういう風にふるまうのか、 というのは完全に人知を超えてる。 だから、人間がこれをモデル化する段階で、 「猫を観測する」というのを人間の常識的な意味での「観測」に 置き換えてしまっているし、その上で アイソトープを単なる数学的サイコロに単純化してしまってる。 これでは単純な確率の話になってしまうし、確率の解釈としては こうなるのが本筋 というわけ。 そういう意味で、 根本的問題は「正しいモデリングができないほどに問題文があいまい」 というところにあると思うが。

個人的には、「半死半生」とか 「平行宇宙」うんぬんは解釈の問題であって、 「平行宇宙」という解釈をしても、別に間違っちゃいないと思う。 ただ、無意味だけど。 たとえば、 「1+1 はいくつ?」という質問に対する、 「1+1 は 2 です。これは、りんごが 1 つとみかんが 1 つで、 あわせて果物が 2 つになった、ということです」 という回答文くらいには無意味というか冗長というか。

…せいぜい「ぱんちゅくらいは着けてる」と妄想(ぉぃ

うう

喉が痛いし鼻の奥が痛いし、ぼーっとするし寒気もする気がする。 catch a cold だな。もしくは catch ore のせい、か。

ちなみに、「catch me」って「私を妊娠させろ」っていう意味もあるぞ。 小狼くん大変だね(謎)。

Darwin

入れてみた:


NetInfo の使い方がよくわからんが、 man しまくって niload を発見。適当に処理する。

飽きたのでシャットダウン(ぉ

うむ 。 あのままの顔で、15 年後は「グリーンジャンボ、宝っくじ」と歌い、 30 年後は「ソフトをもって、いらっしゃいいらっしゃい」と フロッピーを振っているに違いない :D

平成13年4月17日(火曜日)

喉痛い

そろそろ帰ろうかな…

うむ

「やりたいこと」によりますな :D

locale

FreeBSD の locale まわり 。 みごとに ache 君が破壊し回ってくれてるので頭が痛いといえば頭が痛いのだが、 FreeBSD では気兼ねなくバイナリ互換性を破壊してもいいのね、 という点で気が楽ではある。

というわけで梅さんに召喚されたので、 おそらく近々 tshiozak@freebsd.org というメールアドレスが発生するでしょう。 XPG4DL の LC_CTYPE コアを放り込むだけの事務的 committer に徹するつもり。

後輩(男)と溝口で飲み。 「先輩、30 を過ぎたくらいに、 童顔で華奢で明らかに年下の娘と結婚しそうっすね」 かくありたい。

ipfilter / NAPT

設定完了。

平成13年4月18日(水曜日)

風邪

「鼻の奥が痛い」フェーズは過ぎ去って、発熱フェーズへと移行。 ぼーっとしとるがな。

幸せ♥→halt

はぴど 。 私の中で ZARD と ELT と TRF がひとくくりになってるのと同じか :D。 音楽業界はマンガ業界以上にあざといが。

はぴどは思考停止状態で表紙買いして、思考停止状態でふにゅ〜と読んだけど、 「萌え萌えかつ何も残らない」読後感そのものがとりえなんじゃないかのう。 誰も ZARD とか ELT とかに深さを期待してないのと同じで。 私はマンガに関しては小難しいのとか深遠過ぎるのとかは、 (単純に好みの問題で)嫌いだし、思考停止状態でふにゅ〜と読めるのを好む。 まほろまてぃっくなんかも同じ路線だな。 ぢたま某はそれこそ 品行方正 貧乳放尿で一貫してるし、 ストーリーは別の人が書いてるけど、まあ普通のどたばたで、 とりたててどうこう言うところもない。

とらハは、純粋な天然でもなくて、 都築さん自身がそういう路線を狙ってやってるんだろうな、 という気がする。ただ、本人もそういう路線が好きなんだろうな、 という気もするし、そういう点で天然風味ではある気もする。 世の中「天然か否か」という二分法では割り切れないということでしょうな。

「読みたいもの」と「表現したいもの」と「表現できるもの」 が一致してればしているほど表現者としては幸せだろうけど、 なかなかそういうわけにもいかなくて、 特に「表現したいもの」と「表現できるもの」はなかなか一致しないのよね。 アマでもプロでも制約があるのが普通。 アマの制約(の一部)はプロになれれば解消するけど、 プロになったらなったで別の制約が生じるわな。 はぴどは前提知識なしに買ってきたので、 読んだ後に検索で 作者のページを引っかけてプロフィール読んで、「…反動?」とか思ったし。 たぶん、「いい人」というより「反動」でしょう :D。 逆にとらハは、そこのバランスが良かったんじゃないかな、と思う。

話を音楽に移すと、 私は音楽に関してはほとんど純粋に技巧に関してしか興味がないのだけど、 技巧に関しては、ZARD や ELT みたいなものも、 得るものが全くないわけでもなかったりする。思考停止すれば嫌いでもないし。 わたしゃ ELT なんかは CD と譜面を元に研究してたりするから、 やろうと思えばパチモン作れるぞ。

なんだかんだいってもやっぱり、 トップクラスの商業音楽(≒売れてる音楽)は技巧的にも音楽的にも冴えてるし、 一方でたとえばエロゲー業界で有名な某なんかも路線は似てるけど、 打ち込み演奏上のギミックばっかり (「ローランド音源っぽいアコギがきれいだね。以上」とか)で、 メロディとってもアレンジとっても、 音楽的技巧の観点からは「うーん、いまいち」という印象しか出てこない。 メロディの出来の悪さだけは聞いてて辛くなってくる。 それを除けばそんなに嫌いじゃないんだけど、 「ああ、あざといね」で終わっちゃう。 エロゲーはもっと酷いのも多いから、結局音楽 off になっちゃう。

まあ、商業的に売れてる音楽でも、 「ダサすぎて聞けない」音楽も多くて、 そういうのがテレビとかでかかると拷問だが。

マンガの絵の技巧に関しても、こういう話って成り立つのかのう。 私はマンガに関しては「ど素人」なので、 はぴどの絵は「きれいに描けてる。さすがプロ」という印象を受けるし、 一方で上の音楽のアナロジーを適用すると、 「ギミック(ジャージ後ろ前とか)が勝ちすぎてて ストーリーの流れとかはいまひとつ」 とか思うのだけど、見識がある人が見た場合にはどうなんだろうね。

平成13年4月19日(木曜日)

昨日

 実写おさげ 全員集合に虫酸が走りつつも、 一人あたり 2 分で 1 ダース 24 分、とか。

早めに寝たのに眠い。風邪のせいだな。

アキバ

いろいろ購入:

  • SOLARIS Internals / Jim Mauro, Richard McDougall / Prentice Hall
  • The IPv6 JOURNAL / インターネット戦略研究所
  • システムづくりの人間学 / G.M.ワインバーグ, 木村泉訳
  • スーパーエンジニアへの道 / G.M.ワインバーグ, 木村泉訳
  • コンサルタントの秘密 / G.M.ワインバーグ, 木村泉訳
  • X WAVE-7100 (CMI8738-6ch サウンドカード)
  • (会社のお金) パッケージ管理 & 構築入門 / 西村めぐみ

最近、(私にしては)やたらと本を買ってるなぁ。 日記に書いてる以外にもちまちまと買ってる。

平成13年4月20日(金曜日)

あくまでもひとりごと

西洋のコメディの一場面:

夫  「人はなぜ過ちを犯すのだろう」
妻  「その人に聞いてみれば?」
ガヤ「ふふふっ」
夫  「…今度聞いてみるよ」
ガヤ「わははははは」

この文章は、形式的には全く意味を成していません。 語用的には意味がある可能性があるのだけど (たとえば、この夫妻がアダムとイウ゛だったりする場合とか)。

すずたんハァハァ

すげー 。 A 列車で行こう 3 の株を思い出したよ :D

チャート: http://msearch.nikkei.co.jp/stock/result.cfm?scode=8193&ba=1

vmware

vmware for Linux on NetBSD 。 もちろん、FreeBSD の方は一年以上前に同じ方法で動かしてたのだけど。 「いかに『商売』に絡めて『表明』することが大事か」 というのを表してると思うなぁ。 Windows も Linux もそれで「何でもない OS」を商売に仕立てたわけだし、 Perry はそこのところをわかってるのかもしれない。

犬仕事

Mozilla plugin と戯れる。うむ、いんちき臭いが絵は出たぞ :D