.というわけで、三代目 kotori は LOOX S80C。 FIVA よりずっと出来がいいノートです。 やっぱり N とか F は物がしっかりしてるよね。 この辺は一朝一夕ではない。 .リカバリ CD で領域を切り直して、NetBSD 1.6Q をインストール。 基本的に昔の kotori のをいろいろ移植したのだが、 X サーバだけ 4.3.0 を投入。 .APM は一切なし。ACPI は、バッテリステータスなどは問題なく取れるようだが、 S3 で寝かすと起きてこない。S4 はこれからテスト。 .S4 からは一応復帰したが、rtk0 が発狂。再初期化が必要と見た。 .まあ GENERIC カーネルでも、 サスペンドできないだけでバッテリ残量はサブ液晶にでてくるんで、 FIVA ほど致命的ではない。 .なんとなく FreeBSD の rl ドライバを見てみたら、 なかなか豪快な resume ルーチン 。 BIOS がやってくれないんなら自分でやるしかないんだが、 やっぱり美しい方法が思い浮かばないよな……。 NetBSD 的には、こういうコードは絶対 commit できないから、 pci at acpi アタッチメントで処理するんかね。 |
.rtk が発狂する件は、FreeBSD に倣って command reg と map reg を 書き戻してやれば直ることがわかった。 .LOOX S 不都合リスト:
.S3 、画面は出てないが、 キーボードを resume 時にリセットしてやれば使えてるみたい。 |
.この件に関してちょっとだけ触れておこう。 .率直に言えば、結局は Xutf8 騒動のときの二の舞なのではないかと思う。 あの時の当事者の片方として私は、今になってあの時のことを振り返ってみると、 確かにこちらの落ち度(つまり Xutf8 についての議論を見落としたことと、 そのときにとった行動の大人げなさ) を認めないわけではないが、 本質的には多分に XFree86 の体制に問題があると思う。 .つまり、デシジョンプロセスの欠如とプロジェクトの不透明さだな。 この二つは深刻なコミュニケーション不全を起こす。 BSD の周辺の人間にとってわかりやすい例を出せば、 newconfig vs newbus 騒動が挙げられる。 あれは、newbus 陣営の不透明な動きと、 どちらを採用するのかという点に関するデシジョンプロセスの 欠如が生んだ不幸であったと思う。 .XFree86 は、現体制がそういう風になっている理由として、 だいぶ前に DDX パートの守秘にかかわる微妙な問題を挙げていたことがあるが、 それを理由にするのならば君たちは DDX だけをやっていればよろしい。 私がつねづね「XFree86 は DDX だけやってろ」と言っていたのはそういうことだ。 .そして歴史はまた繰り返される。さようなら X 。 .ただ一方で、Xutf8 騒動のときも SuSE の誰かが言っていたが、 オープンソースなんだから不満があれば好きなように fork して 好きなようにやればいいと思う。ただそれだけのことだろう。 思惑とかそういうことを振りかざすのならば、 思惑を持っている人が何とかするべきだ。実際 keithp は、 自分の意志と自分の所属する組織の思惑に従って行動した。それだけのことだな。 |
.LOOX S 不都合リスト:
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.XP をブートすると MBR が書き換えられるようで、 mbr_bootsel が動かなくなる。 .しょうがないので、ntldr を使うようにした。ううむ。 .ちなみに、ntldr からいろんな OS をブートする方法:
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.漫画は常に、現代日本を映す鏡でありつづけてきた。 戦後が一段落したころ、新聞漫画として登場したサザエさん。 サザエさん一家の大黒柱として登場した磯野波平は、ハゲ頭に毛が一本、 鼻の下には髭、怒ると恐いが酔っぱらうと駄目オヤジ。 これが戦後しばらくの間の典型的なオヤジ像、中年像であった。 .転機が訪れたのは 80 年代後半。世の中は昭和から平成へ、 団塊の世代と呼ばれた戦後第一世代が中年となり、 彼らが引っ張る形で世の中はバブルで沸き返る。 こんな中、漫画界に時代の寵児として登場したのが「課長・島耕作」であった。 主人公の島耕作は、電器メーカーの営業畑の課長。 連載当初はパッとしたところのない、昼行灯のような男だったが、 運命の奔流に巻き込まれ、さまざまな男や女に出会い、 気がつけば社長や会長からも「島は一味違う」と認識されるようになった。 こんなところが、当時の華やかな世相を反映し、世の中の多くのオヤジ どもの共感を得たのであった。 .しかし、そんな虚構の繁栄も長くは続かず、90 年代に入りバブル崩壊、 オヤジ界にも暗雲が立ちこめる。リストラ、オヤジ狩り、セクハラ、 加齢臭などがオヤジの代名詞となる。 .そして 21 世紀。暗いオヤジ界に突如として一つのキラ星が降り立った。 ポスト団塊のオヤジ世代のあるべき姿の一つを提示してオヤジ共の前に 颯爽と登場したその 38 歳の中年オヤジは、 リストラも何のそのの自営業(道場経営)、 オヤジ狩りに遭いそうになろうものなら門下生が犯人を取り囲んで半殺し、 セクハラオヤジという言葉にはむしろセクハラされる立場となって対抗。 加齢臭も乙女の恥ずかしいなかほり。 そう、それが「葵デストラクション」である。 世の中の中年たちよ、これをバイブルとして熟読し、 葵さんに近づけるよう日々努力してもらいたい。 そうすれば、日本の中年界も安泰となるであろう。 .個人的には、現代の 38 歳は中年ではない、に一票。 いやまぁ、島耕作だってギャグとして笑い転げることも可能なくらいには 十分にありえねーものだったわけで (「平成よっぱらい研究所/二ノ宮知子」で実際に酒の肴にしとったな)、 もう葵さんでも全然驚きません<そうか? |
.朝まで馬鹿テレビに大爆笑。 .田原はオープニングで露骨に戦争反対の姿勢を見せていたんだな。 オープニングトークで軽くジャブを放った後、 「ついこないだまでバグダッドにいて、今はアンマンに戻ってきた ○○さん(アラブ人)に電話がつながっています。 まずは彼に現地の様子を聞いてみましょう」と景気づけに電話中継を はさんだわけだ。当然田原は「現地では反米意識が高まっています」 という話を期待していたんだと思うが、このアラブ人、予想に反して 「現地では、多くの人が早くアメリカに来てほしい、といっています」 と言ってしまったからさあ大変。 .「しーーーん」。放送事故かと思ったよ。5 秒くらい無言で場が凍ってたね。 で、田原、我に返って「それは本当ですか?」とか聞き返したのだが、 アラブ人、延々と「現地の人々も、もちろん戦争も嫌だが、もうフセインの 圧政には堪えられないんですよ。かくかくしかじか……」 とか言いはじめてしまったので、田原、あわててさえぎって、 「そうですか、こないだバグダッドに言ったときには、物も豊かに会って、 とても圧政とは思えなかったんですが……はい、この話はこれで終わりにします」 といって、中継やめちゃった。 .なんでそんなにあわててるのかなぁ、とか思ったら、 導入部が「南部の予想外の苦戦」 「アメリカは現地の人々に歓迎されると思っていたが南部の拠点バスラを 制圧したときは全然歓迎されなかった」「長期戦になりそうだ」 という話で始まって、アメリカの誤算を延々と連ねていく内容だったのよ。 つまり、バグダッドで歓迎されるなんてことをいわれてしまったら、 導入のシナリオ構成が無茶苦茶になってしまうから中継を打ち切ったのね。 .どうも前々から、 朝まで馬鹿テレビは半分くらいオンシナリオな番組なんじゃないかと 思っていたのだが、これで確信したね。だから、世論調査で 予想外の結果が出て円グラフの比率を操作したり、 今回のような外部の中継みたいなイレギュラーな要素に弱いんだと思う。 |
.宇宙時代の(う)さん は、 ちょっとだけ見てみたい気もしますが遠慮しておきます(ぉ |
.給料降下面接。 .言ってもしょうがないことを言ってもしょうがないので、 かわりに状況を訊いてみたが、ヤバいことには変わりない。 .いろんな状況を総合して判断すると、 トイレの電気をこまめに消さないと会社がつぶれる程度にはヤバいようだ。 「本業」ではそれなりに利益出てるのになぁ……。 |
.それを買わずとも 、 .本業の絡みで XFree86-4.3 on Cygwin は一度テストしておきたいので、 お手軽インストールの方法をついでに模索するかねぇ。 今なら、割と setup.exe を叩くだけなんじゃないか、という気もしなくはないが。 .案の定、 www.cygwin.comの 「Install now!」をクリックして、 てけとーにパッケージを選ぶだけであった。 ただ、X 単体で使うには、「面倒だ、えいっ」と 容量を気にせずドンブリ勘定で入れるか、 あるいはパッケージを手でちまちま選択する必要があるので不便。 .でも、正直よくできてるぞ、これ。RENDER Extension とか、 rootless 時の SHAPE Extension とか、 WM のリペアレントとかちゃんと対応してるし。 一方で、商用の X サーバと比べると、
.2 とか 3 あたりは無理にやろうとすれば割と大変なので、 多少機能は落ちるけども、その分 Windows との調停で無理しなくていいぶん、 動きは商用 X サーバより素直かもしれず。 |