某日記

(後期)

平成15年5月21日(水曜日)

間違えて 1 時間早く起きる。二度寝。

……眠いよ! <タンスの角に小指をぶつけたときのような、やり場のない怒り

在来線

御殿場線に限らず 、 地方の在来線は運転間隔が 2 時間とかザラで、 だいたいどこも使い物になりませんな。 もうちょい考えろよ JR 。

政治家の思惑で無駄に作られた地方線というのも多いとは思うんだけど、 有益無益というそれ以前に、 今そこにある資産を生かそうとすらしてないのが今の JR 、 特に「株主のほとんどは首都圏在住(だから地方はどうでもいい)」 発言で有名な東日本旅客鉄道株式会社様。 今の世の中の歪んだ株式会社像が反映されてますな。おねがいアクメツ君(ぉ

まあ、株主うんぬんは質の悪い失言としても、 実際首都圏と新幹線の営業収益だけあればJR 東日本は左ウチワだから、 結局のところ経営意識としては同じようなもんで、 地方に関してはほとんど無為無策。 策があるとすればそれは単なる縮小あるいは廃止。 首都圏も、何もしなくても客が乗るもんだからサービスは最悪で、 より少ないコストでより多くの人間を輸送するための人間運搬用貨車の 開発には余念がない(言い過ぎ)。閑話休題、資産をちゃんと生かそうと努力して、 それでやっぱりダメだから廃止、とかそういうのならわかるのだけどさ、 国民の資産だったものが、こういう形で無駄になってゆくのは忍びない。

日本の今の不景気の根本原因って、こういうところにあるんじゃないのかな。 あるものを生かそうともせず、目先の儲かるところだけ残して、 それ以外は捨てる。こんなことを繰り返してたら、そりゃ経済は縮小するわ。

人間運搬用貨車については、谷村さんから こういうページが。 車両自体のコストダウンはもとより、 極力大きな検査や改修をせずに車両を捨てることにより 最終的には工場の縮小による経費圧縮および、 不要になった固定資産売却益による現金収入が目的という話。 まあ、合理化自体は大抵の場合良いことだし、 一方では JR の場合せっかく儲けを出しても 国鉄債務やら新幹線の新設の負担やら押しつけられるという事情もあるので なかなか難しいやね。

まあ何だかんだ言っても、無理難題なのは頭ではわかってるんだけどなぁ。 ただ、JR 東日本に関しては、上層にいろいろと黒い話もあるからねぇ。 もちろん、現場は頑張ってると思うよ。そうでなければ、 あの画期的な人間運搬用貨車は生まれてないだろうとは思う。

谷村さんから、「言い出したのは現場じゃないよ」という話が。 まあそりゃ、このレベルの合理化は経営判断がなければ不可能なので、 その発想自体はとうてい現場からでてくるものではないわな。 もちろん、すぐ上で書いてることはそういう意図ではないんですけどね。

夕方

あいかわらず眠いでつ。

門仲。

CLAMP のアレ

マガジン立ち読みしてきましたが、話が面白いかどうかはともかく、 必然性というか意図がさっぱりわかりませんな。

ああいう風にしてしまうと、読者の興味は話の内容じゃなくて、 あの設定をどう収拾つけるのか(あるいはつけないのか)というところにしか 向かないと思うのだけどどうなんだろう。

もっとも、CLAMP ってどっちかといえば話の内容は平凡だけど、 そういう平凡な話をキャラや演出でどういうふうに見せるか、 というところで勝負してるようなフシがあるから、 こういうのもらしいといえばらしいのかもしれない。 でも、ちょっと飛び道具過ぎー。 収拾つけられなかったら単なる子供だましだよこれ。

意図があるとすれば、 やっぱり、SAKURAHOLIC から抜けだせない大きなお友達に対する 当てこすりなのかもしれず。 少なくとも、オタに媚びるんだったら単に中学生編やればいいわけで、 こんな中途半端なことをする必要もあるまい<穿ちすぎ

夜中

ステルヴィア見た。やっぱり面白いよなぁ。ゾイド復活きぼんむ。

平成15年5月22日(木曜日)

朝までしーぽん見てたから、やっぱり眠い。

今週のチャンピオン

フェイスガード(1)。実際、日本は平和過ぎるな。 こんな状態で政治家を襲う暴漢とか全然いねーんだもん(問題発言)。

ラーメン(2)。野球(3)。

チャリ。まりもたん萌え。

バキ。あいかわらずの巻末コメントのネタっぷりに失礼ながら爆笑してしまった。

愛みて。死神で着せ替えする女性陣。

×。エロ黒いよ。

フェイスガード(2)。恥じらう女ちゃん萌え。

エロ遊戯王。エロ黒いよ。

夜中

アリサの立体髪難しいよ。

平成15年5月23日(金曜日)

今週は眠かった。

42 件

¥. より、 例の、「日本のオープンソース活動は 42 件」というのは これ(PDF) (1) が出自だったらしい。どこにも「これがすべて」なんて書いてないやん。

これ(PDF) (2) とか これ(PDF) (3) はまぁ、つっこみどころは満載だけど、共感はできるよ、うん。

¥. の中の人は (2) に対して呆れてるようだけど、ちゃんと引用すれば、

・国内産業とのバッティング

オープンソースは技術的な革新ではないので 政府主導で開発する必要はありませんが、 どうしても開発を行うのであれば最低限国内のソフトウェア産業と バッティングしないようにする必要があります。 例えば新規にフォントやかな漢字変換ソフトウェアを開発してはなりません。
であって、言いかえれば「政府が金を出せば民業圧迫になるからそれは避けよ」 ということなので、一つの意見としては正当なものですな。 フォントとかな漢字の二つが例として出ているのははおそらく、 両方とも労働集約的な側面が大きいからでしょう。

コレ((2)ね)に反論するためには、 「いかにオープンソースには福音があるか」という、 毎度お決まりの奴をトクトクと述べていくしかないと思うんだけど、 まあ最終的にはどっちを選ぶかであって、 どっちが理論的に正しいというものでもないわな。

ここがメインページらしいな 。 まあ、(1)のリストを眺めてみると、 その内容は確かに何か変だとは思うけど(なんで Citrus 入ってるの?)、 「メジャーなものの件数が 42 件」っていうのは、 まあそんなもんかな、とも思える数字ではあるな。 その数字が多かろうが少なかろうが、大した意味はないとも思うけど。 目くじらを立てるほどのこともあるまい。

平成15年5月25日(日曜日)

昨日

引っ越し手伝い。

焼肉。GPL の駄目な点、とかそういう話は毎度出て面白いんだけど、 紙面には絶対に載らないんだよな。 「Linus = ひろゆき説」とか披露したけど反応薄。

引っ越し手伝い。

夕方

最寄り駅までお散歩(行きはバス、帰りは徒歩)。

平成15年5月26日(月曜日)

電車でコード書き。

ううむ

苦しいのはわかるが、ここまで私を激怒させたメールはいままで無かったぞ。 いままでいろいろ黙認してきたが、 さすがに今回はちゃんとした説明を求める旨および非常に不愉快である旨 リプライを投げた。

集団的な問題を、個人の問題として各個人になすりつけるつもりか? 経営側のこの辺の社会責任の欠如した感覚が全くもって私には信じられない。 これを、貧すれば鈍すると言わずして何というか。

という感じなので、ぼちぼちブース内の整頓とか始めよう。

平成15年5月27日(火曜日)

やっぱり眠いね。

ブース内の整理、書類にタグづけなど。だいぶ片づいたよ。

42

気持ちはわかるぞ

どうもやっぱり 八田さんのこれ は、これはこれで八田さんの立場を考えれば気持ちはわからんでもないんだが、 微妙に論点がズレてる気がする (個人的にはズレよりも論点が散逸してるのが気になるけどそれはそれ)。 もっといえば、 感情に流された悪意の解釈だと思う。内容自体が感情論だとは言わないけど、 解釈をする段で感情によって解釈が悪意の方に流れていて、 それと状況証拠(あるいは憶測)を結びつけてるんじゃないかな。 これではせいぜいオープンソース信奉者の精神的な何かにしかならんと思うぞ。 まあ元の文書につっこみどころが満載だったという落ち度があったというのも、 それはそれで問題だったとは思うけど。

「だいたいどんな文書も悪意に解釈できる」という事実は、 他人の文書を批判するときには必ず心の片隅に置いておくべきではないかのう。 まあこれは当然自戒の意味もあるんやけどね。

私が八田さんの立場だったら、1)リストの不備を整然と述べる、 2)オープンソースという言葉の解釈について述べる、 3)経済産業省の人間が数字を独り歩きさせた部分の批判を述べる、 くらいで簡潔にまとめるところだな。 まあ、読ませる文章としては、 あれくらいアレなほうが面白いのかもしれないけど。

平成15年5月28日(水曜日)

今日もあいかわらず眠いね。

そういえば

議論に向いてないように見えるのは Web 日記ではなくて Web そのものの特質だと思う(もちろん掲示板とかそういうのは除く)。 もっとも、議論にならんものはどうやってもならんけどな(c.f. fj)。

しかしながら、無理して議論をしようと思う必要もないし、 議論になっているべきだという考え方がそもそもナンセンスではある。 社会的に他者を攻撃するのが目的なら、 「議論になってない」と一括するのは非常に有効なテクニックなんだが、 テクニックとして使うのならともかく、 「議論は高尚、議論になってないのは低俗」 という考え方に凝り固まっても、世の中つまんないわな。 むしろ、日記が日記である以上、日記どうしで議論しようってのが ナンセンスなんじゃないかという気もするんだけど、 一方で「Web 日記」は 「日記」と厳密に等しいものではないからまあいいのかもね。

集団としての結論を求めるような話には全く向かないけど、 各人が(多少論点がズレていてもいいから)思いの丈を述べて、 思い思いに自分なりの結論を得て、 思い思いのタイミングで撤退する、というのは、 それはそれでコミュニケーションの一つの形ではあるわな。 給湯室の雑談モデルというか。

一方、自分がそう思ってても他人はそう考えてくれなかったりするのも 人間関係のアヤだわな。軽い気持ちでリンクを張ると、 それで即議論を仕掛けるつもりだと相手に解釈されて 10 倍くらいの反論を食らうことがあって、 こういうのは初心者さんの困惑のタネになったりすると思うんだけど (そして律義な人はさらに事細かに反論してしまったりするんだけど)、 そういうのは議論がしたいタイプの人にリンクしてしまっただけのことなので、 まあ軽くいなすのが吉。

こういう形で人間関係を保つのはそれはそれで難しいと思うけど、 まあなに、人間関係ってのは正面から議論したって壊れるときは壊れるんだし (いやむしろ、正面衝突で決着がついちゃうと、 十中八九は修復不可能なまでに壊れるね)、 要するに本質的なのは「人間関係を保つのはそれなりに難しい」ってだけで、 ちゃんとした議論になっていようがなっていまいが、あまり変わりゃしないさ。

最近の私は、この日記に書いてあることはすべて私の独断によるコメントで、 違う考えや立場の人もいるかもしれないけどその差については議論しないよ、 というスタンス。もっとも、きっと反論されてても見てないと思うけど私。 昔から今までずっと Referer チェックはしてないし、最近は巡回範囲も狭い。 明らかな事実誤認についてはメールくれれば対処します。

思想とオープンソース

思想 。 大規模なソフトだと、まあ一定の思想というか、 共有意識がないとプロジェクトが回らないかなぁ、という気は確かにしますね。

「オープンソース」という言葉の定義 については、 OSI マンセーな人は「オープンソースは OSD によって厳密に定義された言葉だ。 商標登録もした。だから、オープンソースという言葉を使うなら、 それは OSD に厳密に従っているものとして話せ」って感じのことを言うのだけど、 「open source」 という単語の並び自体がもっと一般的な広い意味を持ちすぎてるという時点で、 「オープンソース=OSD」を強制するのは無茶なんじゃないのか、という気はする。 一般人が「オープンソース」という言葉を見たときに、 どれだけの人が OSD に厳密に一致したものを想像するか。 まず一人もいないでしょうな。

個人的にいつも思ってるのは、 厳密にしたいなら「オープンソース(R)」と書いたらどうだろう、ってことやね。 そうすればその部分に関しては厳密に解釈されると思うし、 OSI のそれと別の解釈をされたら堂々と反論できる。 一方で、第三者が「オープンソース」という言葉を OSI の解釈と違う解釈で 使ったとしても、それは上で述べたような「オープンソース」という言葉の 性質上しょうがないことだと思う。 いちいち訂正してまわるのはまあ自由なんですけどね。あるいは、 「大熊さんは一般人じゃないのにそういう(OSD と違った) 解釈をするのはけしからん」 と言う人もいるかもしれないけど、それはさすがに僭越な意見だと思うのう。

私自身は、ライセンスを指す場合にはオープンソースという 言葉はなるべく使わないことにしてる。 上で述べたような理由でどう解釈されるかわかったもんじゃないし、 だいたい GPL と BSD ライセンスをいっしょにするような発想は、 プロパガンダとしては便利かもしれないけど、個人的にはやっぱり無茶だと思う。

あと、あるソフトが「(OSD 準拠な)○○ライセンスを使っていること」と、 そのソフトが「オープンソース(R)であること」とはやっぱり違うと思う。 作者がオープンソース(R)活動というものに賛同して、 はじめてそのソフトをオープンソース(R)ソフトウェアと 呼べるんじゃないのかのう。 OSD に従ったライセンスを使ったからって、 勝手にオープンソース(R)活動の眷属に加えられたら、 それはあまりいい気分ではないよね。だから、少なくとも最近は、私は極力、 もっと一般的な「フリーな」とかいう形容詞や、 「GPL な」とか「BSD ライセンスな」という具体的な形容詞を付けて、 各々のソフトウェアのライセンス形態を表現するようにしています。

VI

少女少年キターーーーーー!!!

さすが、女の子の第二次性徴をストーリーに絡めることでは 日本で 5 本の指に入る少女漫画家、 生理が絡むと生き生きしてますな(ぉ。

今回は対象学年が 1 年さがったせいか、 ストーリーもあまりドロドロしてなくて軽妙でよいです。まる。

しかし、今日は漫画だけで新渡戸さんが消えました。困ったもんだ……

平成15年5月29日(木曜日)

マンガ読みながら寝ちゃってた。

夕方

Emacs 21.3 + Tamago4.0.6 + Mew-3.2 の環境に入れ換える。 見た目の違和感がありまくり。

しかし、Tamago のカスタマイズに関するドキュメントが 全くないのが困ったものだ……。しょうがないからソース見たさ。 なんとか Canna っぽいバインディングにできた。

今週のチャンピオン

でかっ。

ラーメン(2)。セーラー服キターーー!!

フェイスガード(2)。チラ。

平成15年5月30日(金曜日)

家を出ようとしたら、にわかにさしこみが。半休コース。

せっかくだから秋葉寄ればよかったかなと思いつつも 律義に 1h 遅れで会社にきてしまった。 もっとも、こういうときに限って宴会があるので、 それをやると休みと変わらなくなる罠。

平成15年5月31日(土曜日)

昨日

新人歓迎会。愚痴しかでねぇ。

今日

家でじっとしてた。

prom-mew

メンテナンスが終了して久しいので Mew-3.2 では当然動かず。

パッチ作ったよ 。 正しいのかどうかは知らないけど、それなりに動いているようにみえる。 これを元に作成