.ネタもないので週末に読んだ漫画ネタ。 .いけないナビゲーション(1) / 八神千歳。 「だって○○ちゃん……泣いてるよ……」の元ネタってなんだっけか。 寿らいむをちょっと縦長にしたようなタッチは健在<忘れてやれ。 まあ、最近のちゃおの代表的な絵柄ではあるし、 その中でも上手いのは確かだ。 .爆裂!! かんふー娘 / うえだ美貴。 おおばやしみゆきにエロ分を足すとこんな感じでしょうか。 .ミルモでポン! (6) / 篠塚ひろむ。住ちゃんいい奴だ。 .なつめヴルダラーク! / 西川魯介。いやまあメガネの巨匠なのはわかるし 実際メガネ率が高いのも確かだけど、帯の煽りは正直メガネメガネいいすぎ。 むしろ、ラブコメの王道に百合とモノノケの変化球が いい塩梅に混ざっているという部分を評価すべきだと思うぞ。 いずれにしろ表紙買いしたあなたは正解。かぷっ。 .Dr. リアンが診てあげる THE MOVIE / 竹内元紀。 シリーズを追うごとにわけわか度が上がってきてるわけですが、 この馬鹿馬鹿しさがよい。 |
.JASRAC 。 JASRAC の問題というのは、 実は著作権法がどうあるべきかとかそういう話とはあまり関係なくて、 単に JASRAC という組織の構成の問題なんですよね。 要するに、官僚組織が抱えてる問題と同じような問題を JASRAC は抱えてる。 .著作権信託契約の問題は、要は契約内容に柔軟性がないということで、 これは突き詰めて言えば「サービスが悪い」ってことなんですな。 なんでサービスが悪いかといえば、 言うまでもなく長年 JASRAC が唯一の公認団体だったことによって 染みついた官僚体質と、そしていまだに JASRAC が 市場独占状態にあるということが大きいでしょうね。 JASRAC のお客さんはレコード会社や放送局などの 大得意先がメインなわけで、 そこだけにヘコヘコと頭を下げてれば商売になるし、 それ以外が省みられなくなる (それどころか上得意に対する御機嫌取りのための攻撃の対象になる) のは自然な流れともいえます。 .今の JASRAC の実によろしくない部分というのは、 以前は行政の強い監督下にあったために働いていた歯止めが効かず、 一部の集団の私的利益の追求のための組織になってる ということなんじゃないかと思います。 市場原理がちゃんと働いていると市場が歯止めになったりするものなのですが、 競争原理が働くような仕組みを用意せずに単に制度だけを自由化したために、 結果として最初から独占状態だった JASRAC がその立場の上にあぐらをかいて 全く野放しな状態でやり放題になってるというのが 現状なんじゃないかと思います。 結局のところ、JASRAC だけではなくて、レコード会社なども含んだ 業界の組織関係が硬直化していて、競争原理が働かないような 市場になっているのが問題なんでしょうな。 |
.Cubase SX の壊れたドングルをユーザサポート宛てに発送。 .これいいな 、 ってことで、30 分ハックで某 X にて X-Resource エクステンションが 動くようになった。放任主義的ライセンスサイコー!! |
.少なくとも gcc-3.3.1 での話。昔は知らん。 .gcc は __inline__ を付けたからといって必ずしもその関数を インラインにしてくれるとは限らない。基準は良くわかんないんだが、 たとえば深いループを含んでる関数は勝手に非インライン化される。 .でも、実は __attribute__((always_inline)) ってのを使うと、そんな関数だろうが、最適化がオフだろうが、 構わずインライン展開してくれたりするので覚えておくと良い。 こいつは使い方がややこしくて、 プロトタイプの最後に追加する必要がある: static __inline__ void hoge(void) __attribute__((always_inline));わたしゃこんなマクロを作ってる: .これがないと、最悪マクロでテンプレート作成みたいな ケースに陥るので、それを避けるために覚えておいて損はない。 |
.コナさんファンブックにアレの譜面が載ってるらしく、 けもーんが「A maj なのに C とか Cm とかありえねぇ」とか言っていたので、 よくよく考えてみると、A メロの 2 小節めって Cm だったんだな。 てっきり Cdim かと思ってたんだけど、確かに Cm だよな。 .理屈を付ければ、 この Cm って I(A) -> IIIbdim(Cdim) -> IIm7(Bm7) -> V7(E7) という循環パターンに出てくる IIIbdim の代理コード IIIbm だわな。 マニアック中のマニアックな代理コードの一つだにゃ。 .こいつ、「なんで代理コードになるのか」という理屈がすごくて、 「IIIbdim は VIb7 の代理コードで、VIb7 は IIIbm7 -> VIb7 と分解できるから」 って桶屋なみに無茶な理屈なんですがね。 .でも、理屈はそうでもまあこれは後づけの理屈で、 実際のメロディの調性は Cm7-F7 ではなく C ナチュラルマイナーのそれなんだよな。 その平行調の Eb maj と本来のこの曲の主調であるところの A maj とを 比較すると、この二つは互いに、いわゆる五度圏の反対側に位置するので、 要するに調性的に一番遠いダイアトニック属なんだよな、この Cm って。 メロディにディミニッシュっぽい浮遊感があるのは、 (IIIbdim の代理っぽいのと、五度圏の反対側の調という) 二重の意味で納得がいくのだけれども。 どっちにしろ根拠がさっぱりわからんコードなんだが。 .まあ、上で述べた I -> IIIbdim -> IIm7 の流れで出てくる IIIbdim ってのも、よく使われる割に理論的には実はたいした根拠があるわけでもなくて、 ぶっちゃければ「単なるクリシェ」だったりするので、 その延長で考えればまあ、Cm -> Bm ってのも無くはないのかもしれない。 メロディも、半音下がりの処理がされてますわな。 .結局のところ、いちばん素直な解釈は 「そこだけ C マイナーに転調してる」なわけですが、 「じゃあなんでここで C マイナーなのか」という部分は 永遠に解けない謎ですわな。まあ音楽理論というのは、 「これはやってよい/これはやってはいけない」 というルールを羅列してるのではなくて、 「これを守っておけば無難/守らないと面倒ごとに巻き込まれますぜ、お兄さん」 という先人が積み重ねてきたナリッジベースでしかないので、 出音に辻褄さえあってればまあどうでもいいんだけど。 特に、今ではどんな変態な譜面でも簡単に再生できる道具があるので、 「理論から逸脱した音の発見」というのがやりやすい状況なのかもしれない。 .ただ、だからといってそこに全く理論がないかというとそうではなくて、 たとえば上のように「とりあえず分析的に見てみる」 というのも音楽理論というものの一つの側面だし、 その結果「よくわからん」という結果が出たとしても、 音楽理論という目で見れば、 それはそれで「理論的な結果」であるのも事実だと思う。 世の中、もっとわからない音楽もいっぱいあるし。 |