某日記

(後期)

平成16年8月23日(月曜日)

昨日

ライブ。内容は いぬーん参照 。 基本的に女声 5 重唱。 楽器も弾くけどフレット楽器があまりうまくないのはご愛敬。

作曲技法という点で見れば典型的なモード音楽が多くて、 主にドリアンとリディアンとミクソリディアンが使われてる。 犬の人が即興で E Dor 一発とかやってましたな。 高田さんのソロパートが普通の調性音楽だったのが逆に新鮮だったりして。 ポピュラー音楽の範疇なので、グレゴリオ聖歌とは違って 3 拍子なり 4 拍子なり 5 拍子なりの拍子があるけども、 各声部の対位のしかたに歌詞がうまく絡めてあったりして面白い。 あくまでもポピュラー音楽なのだけれども、 使われてる手法は近現代のソレ(器楽から回帰した後の声楽的対位法とか)。

鳥ウマー。

帰ってきてマラソン見て落ちた。どうでもいいが七色のゲロ映すなよ。

平成16年8月24日(火曜日)

昨日

レスリング見て寝た。

ヲタ市場

もはやニッチではない話 。 全体の市場規模は大きいかもしれないけれども、 フタを開ければ結局はニッチの集合体だから市場形成能力はあまり 高くないんじゃないかという気もしないでもない。

たとえば「お子様相手ならば当たればミリオンだけど、 オタク相手だとせいぜい十万本」とかそういう感覚がありますわな。 まあヲタは単価の高い商売になりがちなので本数だけでは比較できないけど、 でも細かいところを拾ってゆくような、 小回りのきく商売をできないととてもペイしなさそうではある。 効率の良い(そしてキモくない)商売をしたければ、ヲタよりお子様。

まあ要するにベンチャー向きなのかもしれず。 ただ日本だとどうしても資金の問題が出てくるけれども。

平成16年8月25日(水曜日)

昨日

体操観て寝た。

今日

X11R6.7 インストールしてみたりとか。

しかしこんなウンコが X.Org の正式配布物になってしまうとは、 もはや X はリカバー不能やな。 まあ、個々のパーツは悪くないものもあるんだけど、 取捨選択がちゃんとできていないせいで全体としてみればウンコ。

これはよーするに XFree86-4 の負の遺産そのものなのだが、 それを X.Org に持ってきて負の遺産の拡大再生産をしてる。 せっかく X.Org がアホな XFree86 に対する聖域になってたのに。 政治的に性急に動くと技術的にはロクなことにならない典型例。

平成16年8月26日(木曜日)

昨日

シンクロ観て「BRAN-NEW / なかじ 有紀」 三冊読んだりして寝た。

投げ棄て

GPLを放り出せ 。 全体はいいとして(多分 Wildstrom とかいうアホが GPL を中傷しただけだろう)、 最後の弁護士のコメントが訳わからんのは俺だけかなぁ。 原文 も読んだけど、訳文よりははるかにわかりやすいものの、 やっぱり論旨がよくわからん。

問題は、派生物の範囲が明確かどうか、という部分ですな。 Wasabi の連中の立場を考えると、 彼らが「派生物の定義がよくわからん」と言う場合、 これは言い替えれば 「派生物なのかどうか明らかでないケースが存在する」 ということを言っているわけで、 「明らかに派生物であるケース」や「明らかに派生物でないケース」 があることを否定しているわけではない。

それに対して FSF の弁護士は 「in a fashion that respects the principle of freedom in which it was created」が答えだと言ってる。 でも私にはこの文章は結局、「それが作られたときの自由の原則」 によって派生物の定義が揺れるという逆のことを言ってるようにしか思えない。 もちろん、その「自由の原則」が何らかの形で明示されていれば揺れないけれど、 そういうことはまずないと思う。

また、IBM とかがうまくやってるのは単に「明らかなケース」 だけを扱ってるからに過ぎない。 「明らかなケースだけで使えばいいじゃん」と言っているのだとすれば、 それは単なる論点のすり替えですわな。

ただ、「派生物の定義がよくわからん」 というのは実は問題点の本質じゃないんですな。GPL みたいなライセンスでは、 派生物の定義を完璧に言い尽くすことは無理でしょう。 だから、「派生物の定義がよくわからん」と言ってみてもそれは GPL みたいなライセンスの存在を全否定するための強弁にしかならないし、 「明らかなケースだけで使えばいいじゃん」で済んでしまう。 逆に言うと、この点を煙に巻かれないためには不用意に 「派生物の定義がよくわからん」と言うのは避けるべきだ、 という話にもなる。

結局のところ本当に問題なのは「派生物の定義がよくわからん」ことではなくて、 「派生物かどうかがよくわからない状況で GPL が使われるケースが 実用上無視できない程度には存在する」という点でしょうね。 「明らかなケースだけで使えばいいじゃん」じゃ実用上困るということが 問題なんですな。 たとえば、組み込みにおける GPL の問題は昔から指摘されてる。 そういうケースが派生物に当たるしろ派生物に当たらないにしろ、 さっさと GPL を改定すれば済む話なのだけれども、 どうもこの件に関しては FSF は煮えきらないっすよね。

まあ結論を言えば、ここでは Wasabi の Jay Michaelson の言葉に対する Wildstrom の引用の仕方がおかしいということを指摘すべきなのであって、 ここで Jay Michaelson が本当に指摘している問題を 煙に巻くような談話を引用しても説得力には欠けますにゃ。

平成16年8月27日(金曜日)

昨日

シンクロ団体観て 「アニメがお仕事!(1) / 石田 敦子」 「宇宙のステルヴィア(2) / 秋月 亮」 「かるき戦線(1) / 太田 虎一郎」 を読んで寝た。アニメがお仕事はカープネタが面白い。 宇宙のステルヴィアはセカンドインパクトまでで完結。 アニメのほうもそうしたほうがまとまりが良かったのに。 かるき戦線はいつもの太田虎一郎的ナンセンス萌え漫画。

平成16年8月28日(土曜日)

昨日

瀬戸の花嫁(5) / 木村 太彦」 「世界はハッピーでできてる(1) / 宇佐美 真紀」 を読んで寝た。

今日

とか書いてたら迎えが来たので温泉行ってきます。

平成16年8月30日(月曜日)

昨日

つーわけで四万温泉行ってきた。

今日

週間天気 。 今週中ごろがビール日和ですねとか言ってみるテスト>こがさん

平成16年8月31日(火曜日)

昨日

美味しんぼ(89) / 雁屋 哲,花咲 アキラ」 を読んで寝た。

GNU autoconf の法則

プログラム本体より autoconf 周辺物のほうがサイズが大きい。

プログラム本体のコンパイルより configure のほうが時間がかかる。

autoconf/automake/libtool はウンコツールだから使うまいと思っていたけど、 寄る年波には勝てず。 他に使い物になるツールがあれば、 わざわざウンコくさいのを我慢して使うこともないのだが。

pmk を見てみた。確かにこれは作りという点では autoconf よりははるかにマシだけれども、どうも実用上のパワフルさに欠ける。 鼻つまんで autoconf を使った方が楽そうだ<この辺が寄る年波による日和。

夜中

その向こうの向こう側(2)【初回限定版】 / 渡辺 祥智」 の予約注文のついでに 「新・黒デーモン本」その他 n 冊を Amazon で発注。 1500 円超えたのでいくら分割しても送料無料。 サンタの格好をしたフィギュアやら VHS ケースやらクリスタルやらが付いてこられても邪魔なだけなので、 漫画の限定版は買わないことにしてるのだが、 まあドラマ CD ならいいかなと。微妙な乙女心。