某日記

(後期)

平成17年7月21日(木曜日)

昨日

ジェノヴァ→ナポリ→トリポリ→チュニス→アルジェ→マルセイユ。

君の瞳に三日月 / 桑田 乃梨子」 - やっぱりおもろい。ツンデレ。

夕方

まんがくらぶオリジナルを買うかどうか迷って買わず。 山名センセイの 4P だけ欲しいの。

平成17年7月22日(金曜日)

昨日

書簡クエを受けてマルセイユ→プリマス→ロンドン。 マルセイユ→プリマスは途中二三度奇襲を受けつつ無補給 30 日程度。

ヤング田中K一 / 田中 圭一」を読んで寝た。 オカシイよ大手玩具メーカー○○○。

今日

いぬーんが 4 ページ切り取ってくれるらしい。多謝。

コミュニティ

オープンソースコミュニティという言葉を考える 。 10 行あれば書けそうなことになんでこんなに行数を使うのか理解できないが、 まあそれは置いておくとしても、あいまいな日本の私としては、 この程度のあいまいさは気にしてもしょうがないという気もする。

徹底した中途半端主義者である私はヒステリックにこう叫ぶ。 もー面倒くさいから全部「アレ」でいいじゃん。 たとえば「16 のオープンソースアレが参加」のように。 こういうアレを長州力メソッドといいます。 オープンソースもアレなので「16 のアレアレがアレ」のようにアレ。

平成17年7月24日(日曜日)

昨日

地震。

川崎に向かう。田園都市線が二子玉止まり。南武線死亡。武蔵溝ノ口で足留め。

高津経由小杉行きのバス。 ナウ歯科や変な雑貨屋を横目に見ながら埒の開かないバス旅行。

小杉。やっぱり動いてないので東横線で元住吉。タクシーで川崎。 1 時間半遅れ、交通費しめて 3000 円弱なり。

備前の国は姫路市からやってきた岡山さん。ホルモンうまー。

わざわざいぬーんに 4 ページを届けてもらう。 そのまま犬車でやあ 3 ち経由帰宅。ありがとう。

臭いので妹に逃げられた。

水中めがねをかけましょう

まず、めがねのところに水を満たして……えいっ。あ、水中。

山名センセイへのリスペクト。というわけで、海水浴に行きます。 天気は曇。風は薫り、日は翳り。

天候不順につき、三崎ツアーに変更。

城ヶ島。島の入り口を守る「島の娘」像が、 長年の風雨と長年の糞雨の洗礼を受け、 得も言われぬ……というよりも、 何とも言いがたいというか何とも言いたくないというか、 そんな風な芸術作品へと昇華されておった。 人智を超えたエロティシズムに、 また一つ、地球のかけがえのなさを見つけました。

刺し身かわいかった。猫うまかった。ちょっと記述を間違えた。 行動の方は間違ってないと思う。

遊覧船で油壷。

汐入に寄って、いつもの銭湯。

解散。

というわけで、帰ってきて 「ヨコハマ買い出し紀行(13) / 芦奈野 ひとし」 を読んで復習。

わたくし十数年ぶりに三崎の地に足を踏み入れましたが、 建物が若干増えている以外、本質はあまり変わっていない模様。 少なくとも、 三期層のひどく褶曲したのが剥き出しになったような海岸はそのままであった。 地形なんてそうそう変わりようもないような気もするが、 しかし三浦半島の地形は地震一つで劇的な変化を催しても不思議ではない。 次に来るときは、 ひょっとすると城ヶ島が陸続きになっていないとも限らないのである。

平成17年7月25日(月曜日)

昨日

新ゲノム / 古賀 亮一」を読んで寝た。 何の脈絡もなく「新」を名乗っているけれども、 実質的に「ゲノム」の五巻なので、この巻から読んでも意味が分からんでしょう。 一話読み切りなので、趣旨と登場人物さえ把握すれば読めなくもないけれど。 パクマン先生絶好調ですよ。

そういえば忘れていたが、ロンドン→リスボン→マルセイユ→ナポリ→ リスボン→プリマス→カレー→ロンドン。

今日

杉浦日向子さんが死去 - ありゃりゃ。

城ヶ島の写真など 。 「島の娘」の芸術性の高さに刮目されたい。

フリーマーケットのフリーは自由のフリーではない

お願いだから読んで!

フリーマーケット フリーマーケット も参照。

丹前

丹後はあるのに何故丹前がないのか。 あるとすれば今の丹波が丹前に相当するのだろうか。 などと某所で書いた。

この疑問に対する直接の答えはわからないが、結局のところ、 但馬と丹後は 7 世紀ごろまで丹波の一部だったということらしい。

同じような非対称は陸奥にもあるが、こちらは明治の分割。

なお、褞袍(どてら)を意味する丹前という言葉は、 「丹後守江戸屋敷前」が由来。

平成17年7月27日(水曜日)

おととい

ロンドン→リスボン。だったと思う。

なかよしラブリー読んで寝た。 今回は山田デイジーお休み。 例によって水無月真はこっ恥ずかしいし、 ゆみみは脳に何かが湧いている。 この二本と山名沢湖くらいでだいたいモトを取っているわたくし。 川村美香とか征海未亜あたりは、 本誌よりこっちで描いていたほうが面白いと思う。 ラブリーは、なんだかんだで読める漫画が 3 本に 1 本くらいはある。

しかし、講談社も ChuChu みたいな雑誌を出しますか。 でも名前まで ChuChu のパクリっぽいのはいかがなものか。 気づくと ChuChu も隔月になっているし、 「ちゃおの上、性コミの下」という層にはそれなりに需要がある模様。

昨日

雨が降っているのでお休み。

休みとなればいくらでも寝られるわたくし。何もせずずっと寝てた。

ながされて藍蘭島(6) / 藤代 健」を読んで寝た。

オープンソース熱 (Open sourcic fever)

症状:

  • 「オープンソースとはオープンなソースではない」 という譫言(うわごと)にうなされる。
  • 「オープンソースは OSD に定義された意味以外で使うべきではない」 と言いつつ、 「オープンソース社会」 「オープンソースビジネス」 「オープンソース企業」というような意味不明な言葉は喜んで使う。
  • ソフトウェア特許の積極的活用としての オープンソースライセンスの利用という価値観を認めない。
  • 「自分のソフトをオープンソースにしたいんですけど」 というような漠然とした質問に対して、 「オープンソースにしないほうがいいんじゃない?」 という回答を持ちあわせていない。 あるいは、性急に「ビジネスの場合は GPL がいいよ」などとお薦めする。
  • マイクロソフトの見解は常に悪意に解釈する。

思いついたら追加するかも。

アンチオープンソース症候群 (Anti-open sourcic syndrome)

プロプライエタリ脳症、おすそわけユートピア妄想症、 FSF ユートピア偏執症に分けられそうな気がする。

しかしまあ高林流レッテル貼りメソッドは楽しいね。頭悪そうに見えるのが難点。

ふと「あおいくま」を思い出す

某所から 経営理念 。 開き直りっぷりが素晴らしい。

300ml アルミボトル

ふだん清涼飲料水なんて買わないのだが、 思い出したように買ってみると、最近はコカコーラ社の 350ml 缶が駆逐されて、だいたい 300ml アルミボトルになっている。

いつも思い出したように買ってみてフタを開ける段になって思い出すことなのだが、 このアルミキャップの開けにくさは何とかならんのか。 冷たい飲料は結露するので、滑ってしまって開けにくい。 拭いても拭いても濡れてくるので、 指が痛くなるくらいギュッと握って回さないと開かない。 てこの原理により、キャップの径を大きくすれば緩和するのだがのう。

そもそも 350ml 缶を駆逐したのが許せない、という噂もある。

割れ

「ネットユーザーの協力でサイバー犯罪は減らせる」警察庁羽室氏 - いまどき割れ窓理論ですか。 あれは実効性が怪しいと言われてるんですけど。 というか Windows と窓をかけたダジャレが言いたかっただけだろお前。

夜中

高校日本史。バーチャルデート。ポニテ(というか一本結び)もイイ。

葛西は古くからの下総の国の中心地だし、 そこからちょっと南に下った妙典-行徳といえば幕府天領の塩田があったところで、 目のつけ所がなかなかよろしい。

漱石最終回。漱石の明と暗のうち、 一貫して明の部分にスポットを当てたシリーズであった。 (おう)外だと、どう転んでもこういう風にはならんのだよな。 湯河原の金二百圓と一緒に漱石のユーモアを受け継いだのが百(けん)なのだろう。

平成17年7月28日(木曜日)

昨日

リスボン→カリアリ→チュニス→アルジェ→マルセイユ→ジェノヴァ。

水色ノート / タカハシ マコ」を読んで寝た。 成人指定は無いけれど、ぶっちゃけエロ漫画なので、 そういう事情を知らずにうっかりクリックしないように。 そういう事情を知ったうえでうっかりクリックするのは止めませんが。 でも、この人の絵はエロくない漫画のほうがいいべ。

こんな場所に書くな

ますださんとこ から 情報の私物化を禁止する - ますださめが引用した部分付近を読んで、 オープンなメーリングリストなどでも同じ理屈が成り立つと考えるようなアホが出ないことを祈る。 コンセンサスやらシステムやらを統一できるという前提があって初めて成立する方法論。

技術屋としての立場から見ると、 「どうすれば興味のある話だけを読む仕組みが作れるか」というところの、 「読む仕組み」という言葉の使い方が気になるところではある。 話題に応じたスロットを作ったほうが技術的には楽である。 完璧に処理すれば入口(書く側)で処理しようが出口(読む側)で処理しようが 同じことになるのだから(究極的には無駄なメールは読まれない)、 処理の負荷が少ないほうが良い (ちなみにわたくし富豪プログラミングというものはスケーラビリティという点で 全く信頼していない)。 まあ場合によっては読む側(出口)で処理したほうが良い場合もあるだろうが。 単にそのあたりの区別をせずに「読む仕組み」と言ってるだけかもしれない。 でもさあ、どーせ読まれないようなメールだったら最初から /dev/null でもいいよな←ラジカリスト

言葉使いとしての立場から見ると、 「こんな場所に書くな」という言葉に注目したくなる。 「こんな場所に書くな」という言葉には、 十分に相手の人格を否定するようなレトリック成分が含まれていまして、 つまりそんな(人格否定するような)言葉を書くな、ということのような気もする。 同じような意味の言葉でも、 レトリックの配合次第で魔法の整頓術にもなるのです。

森羅万象メーリングリスト

あらゆる話題で投稿アドレス(入り口)を一つにしといて、 中でベイジアンフィルタかなんかで振り分けて配送する メーリングリストとかどうか。

よし、特許とるか(ぉぃ

皮肉エレクチオン

(快感に身を打ち振るわせながら)あっああっ……もっと言って……っ

……あ、冗談ですよー。多分。

という撃退法。多分。

今日のニュース

銃弾が職員の胸など貫通 体を張って拳銃取り上げ - 漢だ。

上海ガニ、料理店から減る? 特定外来生物に指定へ - ううむ。

乱入 - 誰か止めてやれ。

netbsd.org 停電トラブル。

2038

システム管理者が“暴君”になるとき - 原理主義は滅亡する。

平成17年7月29日(金曜日)

昨日

ジェノヴァ→チュニス→ナポリ→セビリア。

はにーすぃーとティータイム(4) / 山野 りんりん」 を半分読んで寝た。

マイクロソフトのオープンソース論

マイクロソフトのオープンソース論 についての Matz 氏のコメント - 文脈とか前置きとかを取っ払って、 恣意的に取り出した引用部分に対しケチをつけるのは止めたほうがよろしかろう。

まあ「マイクロソフトのオープンソース論」 というタイトルが良くないのかもしれない。 もとの文章を素直に読むと、 決して「オープンソース論」なんてものを展開しているわけではないのが分かる。 オープンソースというものの効用のうち、 MS が何を選び何を選ばないか、という話に過ぎないように見える。

続き書いたんだけど長いからカット。 「続きを読む」機能が必要か。

「敵を作る」思想

だいぶ前にも書いたことがあるけれども、 「敵を作る」思想の罠に陥らないようにすることが必要ですな。 といいつつ、私も何度もこの罠に落ちているわけですが。

「敵を作る」という言葉については、void 氏の言葉を引用しておこう:

相手が自分を「敵」だと思うパターンではなく
自分が相手を「敵」だと思うパターンを言うんですよ。 > 「敵を作る」
(mixi の「Kusakabe さん」コミュ「色々面白そうなんで……」トピから引用)

心理学的には投射あたりになるのかのう。 「敵は自分の中にいる」というのはどうもそういうことらしい。

丑とスク水

某 irc の話題。

昨日は某所のスク水デー→ 土用の丑の日にスク水で何を→ プールに鰻とスク水っ娘→ プールに熱湯を入れると鰻が逃げ込みます→ おいしくいただきます→ 実は腹違いの妹だった→ 村山槐多「悪魔の舌」の萌え化

萌え化といっても対象に限度があろう。

漫画ネタ

ひよこたんのえほん (Ikumimi's Room)

アニ横アニメ化か。

平成17年7月30日(土曜日)

昨日

はにーすぃーとティータイム(4) / 山野 りんりん - 大団円。

長い道 / こうの 史代 - 道さんの価値がわからんとは、ホント駄目男だ。 こういうのがちゃんと日の目を見るようになったということを考えると、 変な賞にもそれなりに意味はあるのかもしれない。

今日

花火。

なぜか地球温暖化話をしながら花火を見る変な人々。 まずは牛を絶滅させよう。 「妹をなめても生きていける」と聞こえたような気がするが、 どうやら「芋と豆でも生きていける」の聞き間違いの由。 上空のヘリがうるさいせいだ。報道被害だ。被害者が死んだらヘリのせいだ。

花火終了後、なぜか福袋アニメーションを見はじめる変な人々。 さすがにアレなので、めぞん一刻(TVA)で〆。

終電で帰宅。

夜中

セビリア→バルセロナ→マルセイユ→ジェノバ→パルマ→マルセイユ →ジェノバ→カルヴィ→ジェノバ→サッサリ→ジェノヴァ