某日記

(中期)

平成17年8月16日(火曜日)

今日

地震前に無事帰ってきたよ。

8/7

熊本→宮地。宮地は雨。宮地のホームに肉壁が。

宮地→立野。合流。

立野→熊本→三角。天草泊。

8/8

三角→熊本→博多→下関。 五反田さんは下関と門司を往復しに行ったので、スタバでマターリ。

下関→新下関→広島→宮島口→宮島。シカくさい。宮島泊。

8/9

宮島→宮島口。

広島観光にゆく五反田さんと別れて、JR 宮島口で料金券とあなごめしゲット。

市電で今日泊まるホテルまで行って荷物を預ける。

本通の JTB で P の字形の経路の乗車券を出してもらおうと思ったら、 30 分待たされた揚げ句に発券不能と来た。諦めて海田市→広島だけ受け取る。 昼休みの忙しい時間帯に申し訳ないような気もするが、 しかしこのために私も多大なる損害を受けたのでおあいこだろう。

本通→大町。いわゆる新都市交通。

大町→可部。車窓が面白くなりかかったところで線路が終了。残念。

可部→広島。可部では 3 分で折り返しなので、 券売機で広島までの切符を買って引き返した。

さっきの乗車券を広島で発券してもらった。 あっさり出してきたのは熟練度の違いか。 どうも経由の文面を見るに、特殊な操作が必要らしい。 可部から通しで発券してもらったほうが 110 円得だったのだが以下略。

広島→広。呉とか広とか坂とか、一文字の駅名を見ると、 どこの中華人民共和国ですかここは、と思う。 そういえば、このあたりも中国で間違いはない。

広→三原。晴れててよかった瀬戸内海。

三原→尾道。せっかくなので往復乗車券を追加して尾道に 10 分ほど滞在。

尾道→三原。目論見では尾道 10 分滞在のつもりだったが、 貨物列車が故障して尾道下り線ホームを支障、滞在時間が 5 分延びる。

三原→広島。こだま号。時刻表の表記とは違って、懐かしい奴が来た。

市電でホテルへ。夕飯はお好み焼き。

広島くんだりまで来て原爆ドームすら見物しなかったのは、 時節柄も考えると少し申し訳なく思う面もないではないが、 わたくし思うに、旅行というのは状態であり観光というのは目的である。 そして、私は旅行という状態が好きなのであって、 観光というのはそれほどでもない。 旅行のうち最上のものは何かと問わるるに、 それは行程が決まっておらず目的が無いものだと答えるが、 そうは言っても、あらかじめ行程くらいは決まっていないと碌々列車にも乗れず、 宿にも泊まれないような羽目になる。 だから、行程くらいは事前に決めておくとしても、 次善として目的がないという状態が好ましい。一方、観光とは目的である。 従って、旅行状態における観光という目的の実行にはいまひとつ気乗りがしない。 原爆ドームを見に行けば、それすなわち観光である。 観光をせずに宿でただぼうっとしてるだけというのも趣はあるのだが、 しかし、宿というのはあまり早くには迎え入れてくれないものだし、 同じぼうっとしているにしても、 ホテルのロビーで馬鹿面を延々晒しているのも面白くはない。 いわんや炎天下をや、である。 そして、移動というのが旅行の本態であるというのを鑑みた結果として、 今日一日、原爆ドームも拝まずにただひたすら移動していた次第である。

8/10

広島→三次。急行みよし。 三次では巫女委員会の出迎えを期待したが、来なかった。 予約が必要なのだろうか。

三次→備後落合。木次線と芸備線の交わる要衝のはずなのに、 ひどい山間で周囲には何の施設も無い備後落合。

備後落合→木次。トロッコ列車奥出雲おろち号。 トロッコでないほうの車を 喫煙車にして平然としているあたりの了見が全く理解できない。 しかしながら珍品趣味の観点からいえば、 いまどき普通列車の喫煙車は珍しいといえば珍しい。

木次→宍道。キハ 120。便所をつけて出直してこい。

宍道→玉造温泉。宍道湖の夕日を見に行ったが、 夕日のかわりに湖面と空を半分覆うような雲を見物できた。

8/11

玉造温泉→米子。電車。

米子→鳥取。とっとりライナー。キハ 120 よりはよい。

鳥取→浜坂。混みまくり。

浜坂→大阪。はまかぜ。 来年度からは餘部鉄橋の掛け替えが始まるので、 片端ではない餘部鉄橋を通過するのもこれで最後かもしれない。 少なくとも、もう同じ姿での夏は来ない。

大阪からはあおもり号。

8/12

青森→函館。函館で降りて、五反田さんは風呂に行ったが、 列車の間合いがあまりないから、 風呂で流す汗よりも道中の慌ただしさで流す汗のほうが多そうだったので、 私は函館駅周辺で立ったり座ったりして過ごす。 あとで聞いたところによると、 時間が足りずに結局風呂に入らずに戻ってきたらしい。 曇り空なので、駅舎内より外のほうが涼しい。

函館→札幌。振り子さんに思う存分揺さぶられた。

すすきのでジンギスカン。 汗を流そうと、風呂屋の場所を呼び込みの兄ちゃんに訊いたら、 親切に教えてくれた。「特殊浴場の方はご不要ですか?」にワラタ。

札幌からは利尻号。

8/13

稚内。あまり時間がないものの、バスで納沙布岬まで往復。

稚内→旭川。沿線の低木の生え揃い方が、 まるで人の手を入れたように平らに揃っていて、 そういったあたりがいかにも寒冷地帯といった風情であった。

旭川→美瑛。富良野線ホーム遠いよ。

美瑛で花を見たり。

美瑛→ラベンダー畑。ノロッコ号。ラベンダー畑でラベンダーを見た。

バスで富良野。泊。

8/14

富良野→旭川。富良野線ホーム遠いよ。

旭川→北見。北見遠いよ。遠軽より向こうだということを忘れていた。

北見→池田。宗男の威光もこれまでか、車内に蜂が入ってきた。 向日性があるから窓を離れないし、 うっかり手で払ったりしなければとりたてて危ないこともないので、 しばらく眺めていたら、 そのうち後ろの席で騒ぎ出したので、次の停車駅で駅員登場。 外に出てちょっと目を離していた隙に、哀れ、変わり果てた姿に。 愛冠を通ったときに、 思わず「ぼくは B カップくらいでいいです」と呟きそうになり、 寸でのところで思いとどまった。危なかった。 足寄が思いのほか開けていて驚いた。 松山千春の頭の開け具合との関連が気になる。

池田→帯広。ちゃんとデッキがあるのがよい。

帯広泊。

8/15

うろうろしているうちに時間がなくなって豚トロ丼惨敗。

帯広→札幌。 車販の豚トロ丼も売り切れ。ようするに縁がないらしい。 そもそも何故帯広で豚トロ丼なのか、 という根源的な懐疑心が原因であろうと思う。

札幌。気乗りはしなかったが、滝野すずらん公園に行った。 自転車に乗って、木陰を意味もなくうろうろしたのは涼しくて有意義であった。

福住駅までバスで戻る。駅でトイレに入ろうと思ったが、 駅の入り口と改札とか、改札とトイレとかがいちいち遠いので、 札幌で上厠することにした。焦らずとも厠は逃げない。 いざとなれば次に乗る北斗星にも厠は付いている。 キハ 120 とは違うのだよ、キハ 120 とは。 しかしこの厠は逃げるので、 厠に逃げられた時の追跡方法を検討したところ、 次のスーパー北斗では微妙に間に合わないらしい。 なんて逃げ足の速い厠であらん。

北斗星。高速移動する厠は、高速移動する食堂でもあった。うまかった。 函館で、寸でのところで追いつけなかったスーパー北斗を横目に、寝た。 高速移動するベッドでもあったのだ。

8/16

北斗星。朝飯うまかった。

御徒町で解散しようとしたら地震があった。数時間前でなくて良かった。

JIS 漢問題

2004 JIS をめぐる混乱 - 要約すれば、 固有名詞記述よりも日本語文章記述としての正しさを優先したという話。 同じ字ならば正しい字体であるに越したことはないというのは確か。

まあでも、やっぱり変更によるコストは無視できないわけで、この筆者はしきりに 「『なんで変えたのか』という説明責任」の必要性について述べているが、 私は説明だけで十分に責任を果たしてるとは言えないと思う。 移行について「誰がどのくらいお金を出して実際にどうやって行ってゆくのか」 というスキームの提示まで行って初めて責任を果たしていると言えると思う。 このページを読んでいてもコストの話がでてこないので、私などは 「そりゃ、 コンビニバイト換算で何百万円程度のコストで済んでいる人は気楽であろう」 という印象を受ける。 人が一人働いて賄える程度のコストなんてのは取るに足らない。

逆に言えば、互換性うんぬんを言う人が、 そういうコストをちゃんと計算して反論したのかが気になるところではある。 どんなに正しくても、コスト的にできないことはできないのも確かであろう。 互換性問題というのは、 結局はコスト的な非現実性といった論旨に行き着かざるを得ない。 そして、そういう論旨における客観的証拠が出せないのならば、 互換性うんぬんを理由にすべきではなかろうな。 それが工学者というものだろう。

と、コンビニで千円稼ぐ程度の時間的コストで書く私も、 単なる気楽な人間の一人であることは自覚しております。

平成17年8月17日(水曜日)

昨日

アレクサンドリア→アテネ。

貧乏姉妹物語(1) / かずと いずみ - とりたてて可も不可もない。 絵的には、一枚絵を描かせると良さそうなのだけれども、 漫画としてはもう少しがんばりましょう風味。

平成17年8月18日(木曜日)

昨日

秋葉で HDD などをゲット。別冊少女少年 3 はまだ無かった。 メロンの通販には既にあるので、そのうち入荷されるに違いない。 いちいち通わなくても ずの人のところをチェックしてればよさそう。

アテネ→アレクサンドリア→カイロ→アテネ→ナポリ。

ChuChu。隔月化したと思ったら秋から月刊ですか。

やぶうちセンセイは ChuChu なのでシリアスサイド。 命名規則は海つながりなのかなぁ。 男の子の方の大西洋はともかくとして、 女の子の方の小鳥遊七海の名字はどこから来てるのだろうか。

やぶうちセンセイはそんななので、一人気を吐くのが陣名センセイ。 やっぱり何か変なオーラが出てるよなこの人の漫画。

今日

昼前のニュースを見てたら 巫女さんの特訓風景 が流れててナタデココ吹いた。

しつけの変遷

30 年前: 「静かにしなさい! まわりの人に迷惑でしょ!」

15 年前: 「静かにしなさい! 運転手さんに怒られるでしょ!」

今: (うるさいかもしれないけど、誰も怒らないから、大丈夫大丈夫)

「みんなの迷惑」みたいな、 誰にも明示できないような抽象的概念を持ち出して漠然とした不安感を醸成し、 それを重しにするのが道徳というものの真骨頂なのであって、 それが「怒られる」みたいな具体的罰則に取って変わられた時点で、 堕落は約束されていたのであろう。

選挙

今回の選挙は投票したい政党が一つもない。 あんなもんで改革だと思ってる自民にも、 結局現状維持をしたいだけの抵抗新党にも投票したくない。 民主は馬鹿だから駄目だし、公明と共産は宗教上の理由から入れたくない。 事実上の白票ってことで社民か?

神奈川 11 区だったら絶対秀吉に投票したのになぁクソー(ぉぃ

夕方

ナンシーから緊急連絡、入荷したらしい。

ううむ 、 単に私の目が節穴だっただけかしらねん。

平成17年8月19日(金曜日)

昨日

ナポリ→サッサリ→ジェノヴァ→マルセイユ→プリマス→カレー→ロンドン →アムステルダム。

別冊少女少年 3 - GO GO ICHIGO の第二話の補足。

ぱにっく×ぱにっく(1) / 川村 美香 - 普通に面白いけど、どうにもワンパターンだのう。

宇宙の法則世界の基本 先手オレ編 / 太田 虎一郎 - 実質的に「宇宙の法則世界の基本」の 3 巻。半分くらい読んで寝た。

そーいえば

旅行行ってるあいだに void 氏が mixi からあぼーんされたり復帰したりしてるけれど、 void 氏あぼーんの是非はともかくとして、 void 氏に絡んでる一部の人々のほうがよっぽど明確に退会に値すると思う。

わたくし思えらく、void 氏が常駐してるインターネットは、 スペルチェッカが常駐してるチャットみたいなもんなのである。 スペルチェッカが忙しく警告を発しているような状況では、 そりゃチャットはできねえかもしれんなぁ。 そういう時に、スペルチェッカを蹴るべきなのか、 それともスペルチェッカが警告を出さないように気をつけるべきなのか、 あるいはスペルチェッカの警告を無視するスキルを身につけるべきなのか。

いずれにしても、問題点は警告がうざったいということなのであって、 それ以上でもそれ以下でもない。 それ以外の問題は各個人の個人的な問題なのであって、 周囲の人間の知ったことではない。 必要なのは、そのうざったい状況を解消する方法なのである。 void 氏を悪者にするというのはそのための方法の一つではあるけれど、 あまりに安易すぎる気もする。

きっぷ

魔がさして、稚内で 18 きっぷ(赤い奴)を買ってしまったのはいいが、 日程的に悩む俺。

とりあえず明日、日帰りで房総かなぁ。 当初予定では銚子一泊、 佐原→鹿島神宮→水戸→郡山→新津なんて馬鹿なことを考えていたけれど。 実際、家が田舎なので、どっかで一泊したほうが効率はいいのだが、 一日あたり2000 円ちょっとの元をとるだけなら、 そこまでカツカツして乗らなくてもよい。

問題は、8/27 に NetBSD BoF があるのと 9/1 の週に山小屋があるのと 9/10 の週末は九州に行っているのとで、 18 きっぷを使える週末が全く残ってないことだなぁ。 8/29 - 9/2 を丸々休みにするのかねぇ。

九州というのも、 広島で魔がさして【彗星】と【なは】を取ってしまったわけです。 旅行に行くと何故か新たな旅行の切符が増殖するという恐怖の無限連鎖講。 まるでくいしんぼうの無料ドリンク券のようだ。

平成17年8月20日(土曜日)

昨日

飯食ってそのまま寝た。

今日

結局夕方まで寝てた。

ドトールでマターリ。

花火のせいで人が多くて、うざったいったらありゃしない。