某日記

(前期)

平成18年3月2日(木曜日)

今日

遅れている根室線との接続待ち。まあどうせ旭川で回復するけど。

旭川:

もともと 20 分以上停車する駅なので、案の定回復した。

平成18年3月6日(月曜日)

昨日

帰ってきたにょ。

まとめ:

  • グランシャリオはそろそろメニューを変えるべきです。
  • 前は水だろうがなんだろうが出していたコースターをケチっていた。単品オーダーのタンブラーの飲物だけに。同じソフトドリンクでも、単品で頼むと付けるが、朝飯付属のジュースには付けないなどのケチりっぷり。
  • 宿は全般的に良かった。
  • カニはもういいです。カニは少なめのほうが良いということを再認識。旨いものも倦めば美味しく食えなくなる。げに疎ましきはそこで残せぬ卑しさよ。ちなみに、網走の方はうまかったが、登別の方はいまひとつ。
  • 千歳空港駅の駅弁うにめしがうまかった。
  • サッポロビール園が電磁調理器になっていて今ひとつ。火力はともかく鍋が平らなのが致命的。
  • OSSFJ 発足。
  • 鈴木鉄道ムネヲ線は盛況でした。
  • 流氷なんて影も形もない。今年は年が悪い。
  • カメラ壊した。
全般的に低調でした。

家探し(やさがし)したが保証書が出てこない罠。箱はあるので、どうもレシートといっしょに保管してあるようなのだが本末転倒。まーどーせ落下だから保証効かんけど一応。Google Room beta が欲しい。

今日

小鳥の村 - 小鳥村で生まれた小鳥ちゃんは、年頃になると小鳥谷(ことりだに)へ連れてゆかれ、そこで修行をして、立派な妹になるのです。さておき手が勝手に kotorinobura と打っていた不思議。何らかの音便だろうきっと。

唐突に、子供のころ観た「ミームいろいろ夢の旅」が妹偏執の遠因なのではないかということに気づいた。確かに二年目になって悲しかった記憶がある。それで観るのを止めた。

平成18年3月7日(火曜日)

昨日

家探し(やさがし)再挑戦。ついでに本を積み直す。

ふとした拍子で本の山の裏側に小さな紙の箱が落ちてしまったので、手を差し込んで取り上げたら一緒に封筒が。朱字で「ヨドバシワランティー」とか書いてある。これだ!

お兄ちゃんと一緒(5) / 時計野はり - ネネナナ兄妹ええな。

今日

つーわけで秋葉ヨドバシで修理依頼。「メーカーさんがどう判定するかわかりませんが、特に外傷ないから以下略にしときますね」とのこと。沈動式レンズへの衝撃は、ズームメカニズムがクッションになるおかげで中身が大ダメージ食らってても外装はなんともなかったりすることもあるだろうし、しかし外傷はなくても開けてみりゃバレバレだと思うんだが、まあ期待せずに待ってますわ。

早ければ 3/16 らしい。

今週末からの旅行中のカメラはとりあえず五反田さんの FinePix A340 と xD メモカを借りるつもりなので、 メモリカードホルダー代りにカードリーダを買った。

で、秋葉デパートで飯食ってるときに開けてみたらだ。 箱の中身が入ってねえわけよ :D

しかし、重さで気づかなかったとは不覚。 店に戻ってサービスカウンターで「中身入ってなかったよ」と言ったら、 店員がどっかに電話したり在庫確認したり、「数あってます(=モックじゃなかったってことだろうね)」ってまた電話したりでちょっと待たされた。 そうしたら、いつのまにか警備員に囲まれてしまって、店の事務所に連れてゆかれた。

……なんてこともなく、穏便に替えの商品をくれた。 「こういうことはよくあるんですか?」と訊くと、「いやあ、滅多にはないですけど……やっぱり、その、あってはいけないことなんですけどね……」という感じで。誰かが中身だけかっぱらっていった模様。

という感じで、やましいところも別にないのでいいんだが(まーポイントカードで買ってるから、顧客情報になんか印くらいは付けられたかもしれんが)、後味の悪い事件であった。

それにしても、どうもこの数日カメラ壊したり商品入ってなかったりいろいろあるな。ネタ体質に傾いてるんだろうか。病院行って血液の pH を測ると「あなたはネタ体質気味です」と言われて「ネタ体質にならないための食生活」とかそんな感じの冊子をくれたり、病院いくまでもなく薬局で「ネタ体質検査薬」ってのを買ってきてスティックにおしっこかけてみたら色が変わってわかったりするのかもしれない。原因に関して思い当たるのは、正月に神田明神行ったにもかかわらず、人の多さに倦んでお賽銭入れてこなかったせいで厄づいたのかもしれないし、あるいはカニの食いすぎで血液が酸性に傾いているのかもしれない。

夜中

pppoe セグメントの axe(4) な NIC の信頼性があまり高くないので(NIC が悪いのか ehci コントローラが悪いのかはよくわからん)、wm(4) が担っている LAN その 1 と同じセグメントに ADSL モデムをぶらさげるようにした。

平成18年3月8日(水曜日)

昨日

フル・コン(4) / 北浜 かぶと, みなづき 忍 - これはいいツンデレですね。

今日

「米MSのソースコード参照ライセンスは罠」,フリー・ソフトウエア団体が意見書:ITpro - 陰謀説ごくろーさん。たとえば MS を GNU と置き換えても全く同様に成り立つわけです。まあそこにリスクがあるというのは事実だし、そもそも「仕様出せ」と言われてるところでソースを出してくるのは単なる怠慢なんだけれども、さもそれが陰謀であるかのように言うのは頭が悪い。

「中国の核はきれいな核」という言葉を思い出した。

懐かしTVマニアックス NHK篇 - へえ。

ただ乗りしたっていいじゃない。だって、オープンソースだもの。みつを

OSSFJ が動き出してきた。 「オープンソースフリーライダー協会」略して OSSFJ。 「協会」はどこに消えた。 会是は表題の通り。

頭の悪い人は、既に哲学方面で意味が確立されている「フリーライダー」 という用語を安易に 「フリーライダー=オープンソースソフトを使うだけで貢献しない人」 というレッテルとして使う。厳密に言えば、この二つは似て異なる。 まあここではその違いは問題にせず、 注釈ない場合には後者の意味のフリーライダーとするわけですが、 この二つを混同している人というのはそこにある種の独善的な仮定を持ち込んでいるといえる(そうでなければ単なる無知である)。

そもそも、フリーライダーとそうでない人の線引きははっきりしない。フリーライダーをとやかく言う人はよく「貢献々々」言うけれども、私はそれに対して「貢献するのが、そんなに偉い訳!?」と言いたい。だいたいおまえ等はそんなに貢献しているのかと小一時間問い詰めたい。

私は自分の使っているフリーソフトの 9 割に対して一度もフィードバックとかしたことがない。私に限らず多くの人はそうだと思う。貢献しないことがフリーライドであるというのならば……つまり、貢献しない人がフリーライダーだというのならば、私はその貢献比率から言って間違いなくフリーライダーだし、喜んでそう呼ばれたいと思う。根本的には、貢献というのもなんだかよくわからない。ただ使うことが貢献でないなんて、どうして言えるのか。とりあえず一歩引いてみて、「そこに線なんて引けない」というところから始めるのがフェアな姿勢。

少し賢い人は、そのへんのことはよくわかっている。たとえば japan.linux.com とか OSDN あたりにたむろしてるような人々はそのあたりの道理がよくわかっていて、一見彼らの言葉は単なるオープンソース信者にしか見えないけれども、注意深く読んでいると何処か醒めたところを感じとることができる。これは、自分達がなんのためにオープンソースを持ち上げるか彼ら自身よくわかっているからだと思う。彼らのすべての言葉の最後に「俺たちが飯を食うためにはそのほうが都合がよい」というセンテンスをくっつけてみなさい。不思議としっくりくるでしょう(まあ不思議でも何でもなくて、むしろ分かりやすい部類とも言える訳ですが)。対して、これが本当の原理主義者になると「俺がルールブックだ」以外にそこに矛盾なく置ける言葉が存在しなくなってくる。

フリーライドという話については、賢い彼らはその点をあまり突き詰めてゆくと自分達を否定することになることに(どの程度意識的かは分からないけど少なくとも感覚的には)気づいている。だから、たとえばこのへんを読んでみても、彼らはフリーライドという言葉に極力近付かないようにしているようにも見える。心の中ではフリーライダーを苦々しく思っていたとしても、「ロングテールロングテール」とつぶやいて単なる金づるだと思っていれば別に悔しくもあるまい。奨励しないまでも否定せずに静観するというのが彼らとしては正しい。

まあ「はらたいらさんに全部」という感じでオープンソースに全人生を預けてしまうと長期的な食い扶持を確保しなければならんわけで、戦略的観点から言えば、単なる収奪は土壌を疲弊させるからフリーライダーが増えすぎると困っちゃうのかもしれない。わたしゃ幸いにしてそうではないので、もっと正直に「フリーライダーで何が悪いの?」と叫んじまうわけです。それが刹那的であることは否定しない。

「フリーライダー問題」などと称されることもある前者のフリーライダーについては、それを悪とするための根拠についてそれなりにコンセンサスが確立されているけれども、対してオープンソースフリーライダーを悪とするための根拠を是とするようなコンセンサスは現在のところ存在しない。少なくとも私は、そういったコンセンサスに伴う窮屈さを押しつけられるのは極力避けたいと考えているので、それが確立されていない今のうちに「悪くない」としておく必要があろうかと思うわけであります。

つーてもまあ OSSFJ に関しては単なるジョークみたいなもんなので、あまり真に受けないようお願いします :D

夜中

風太くん二匹ががんばったおかげで、OSSFJ のステキなページができたらしい。なんかどこかに似てるページがあるけれど、似てるページの中の人は怒らないでね ♥

なお、俺は admin じゃないのであしからず。

平成18年3月9日(木曜日)

昨日

あさっての方向(2) / 山田 J太 - 二巻にして既にどうも展開が弛れてるな。

今日

販売規制の電安法 / 中古家電は対象外 / 塩川氏追及 経産省、適用根拠示せず - オチはそれかよ。それにしても共産党は地味にいい仕事をしなさる。これで赤でさえ無ければよかったのに。