某日記

(中期)

平成18年4月12日(水曜日)

日曜日

乗り潰しは飽きたので、福山から西には向かわず東へ。 福山→岡山→相生→姫路→近江今津→京都→木津→加茂→柘植→草津→米原 →大垣→岐阜。

月曜日

岐阜から始発で北へ。 岐阜→美濃太田→高山→角川→猪谷→奥飛騨温泉口→飛騨神岡→高山→金沢。

高山本線の代替バスは、毎日運航の各駅停車と多客日の直通バスがあって、 猪谷に着くのは後者が早いけれど、そこから乗り継げる列車は変わらないので、 せっかくだから各駅停車に。

道も線路もかなりやられてる模様。鉄道橋が 3 つくらい流されてるし、 道路もところどころ崩れてしまってる。道路が復旧するまでの作業路にされていたのか、完全に線路も枕木もバラストもひっぺがされた区間があったり。

なお、車に酔う人はこのバスに乗らん方がええよ。

神岡線で突き当たりまで行って、ちょっと戻ってきてバスで高山。

高山からは白川郷経由の特急バスで金沢。 前に乗った白川郷行きは特急ではないので延々と下道を行ったけれど、 こちらは特急なので、高山-庄川と白川郷-金沢は自動車道。 庄川-白川郷の下道は、ダム湖っぺりの細い道を延々行くので面白いのだが、 東海北陸道が全通すると特急バスはそっちを通るだろうから、 いまのうちかもしれない。庄川桜はまだ全然咲いてなかった。雪残ってるし。

金沢で飯食って、 駅西口出て左にある APA ホテル金沢駅前の ekispa 日帰り入浴で汗を流して北陸号。 ekispa は三時間 1000 円で、歯みがき、ヒゲソリ、貸しタオル大小、 貸し甚平付き。露天風呂付き大浴場がメインで仮眠室とかあるので、 これで 1000 円はまあまあ。金沢にきたら利用しよう。 ただ、ロッカーがやたらと細長くて大して荷物入らないのと、 仮眠室の手前が喫煙部分なのが残念 (奥に禁煙席もあるがまともな分煙はされてない)。 大きな荷物は駅のロッカーに入れておくのが良い。

昨日

普通にお仕事。

今日

ちゃお 6 月号 - いわおかめめセンセイ連載キター!! これでコミックスが出るよ。 短編集 3 冊分くらい溜ってるはずだ。よかったよかった。

飯食い 。 もっともなので裾野を広げちゃったりなんかしちゃったりして。

まあ、いつもなら貢献厨に向かって「貢献貢献うるさいわいボケ(要約)」 と言っているようなところで、 そういうネガティブキャンペーン的なものではなく ポジティブキャンペーンにしてみました的なもんですな。

基本的に貢献なんてものは 「するに越したことはないけどしなくてもいいよ」という類いのものであって、 「貢献しようとしないなんて敬意が足りない」 とかそういう類いのことを言い出すアホさえいなければ平和なんだよなぁ。 そういうのは自分だけそう思ってれば良いのであって、他人には関係がない。 せめて、 「貢献しようとしないなんて、俺がそれを使いたくても使えないから困るじゃないか!」 くらいのことは言ってみろっての(言えたらフリーライダー 1 級に合格)。わたしゃ自分の利害に対して正直な人間には一定の敬意を払う準備があるぞよ。

平成18年4月13日(木曜日)

昨日

三日月パン(3) / ささだ あすか - 無難に大団円。

ルールで縛るとモラルの良いプレイヤーから先にいなくなる法則

もしかしたら哲学方面では既に自明なのかもしれないけど。

喫煙問題を考えてみる。年々喫煙者に対する締め付けが強くなっていっているけれど、そうすると、モラルの良い喫煙者の負担はもちろん増すのだけれども、一方でモラルの悪い喫煙者の負担はそんなに増えない。だって、モラルが悪いんだから締め付けの多くを無視してしまうに決まっている。結果として、モラルの良い喫煙者は年々増す締め付けに耐えられなくなって喫煙者であることを止めるか、バカバカしくなってモラルが悪い喫煙者へと転向してしまう。結果として残るのはモラルの悪い喫煙者ばかりとなる。

この状態になれば締めつけなんて生易しいものではない大鉈が振るわれるのは時間の問題であって、そうなれば待っているのは絶滅への道のみ、となる。

こういう構造はやっぱり不幸だと思うんだが、どうすればいいのかは私にもよくわかんない。確かに、この例に関していえば最終的には非喫煙者である私にとっては都合の良い世の中になるだろうけれど、それは単に自分がたまたま非喫煙者の側だったからというだけのことに過ぎなくて、世の中あらゆる対立に対してこの手の方法論が敷衍してしまえば何時自分が逆の立場に立たされるか分かったもんではない。全くヒトゴトではない。

あるいは、これとは別の問題がありそうな気もする。 ルールが自由裁量の範囲を侵蝕してゆくことによって、なんらかの弊害があるんじゃなかろうかという気がする。具体的にどういう弊害なのかはちょっと考えがまとまらないけど。

もう 5 年くらいこの手の問題のバリエーションで悩んでいるのだけれど、全く結論を見出せないってのも困ったもんだ。

accept filter

accept filter - こんなものがあるのか。 しかし、コード見るまでもなく manpage 見ただけで「NetBSD には入らない」 と断言できるなこれ。コンサバティブな立場からすれば実に美しくない。

平成18年4月14日(金曜日)

昨日

伊賀ずきん(5) / たなか のか - 乙女チック忍者伊賀ずきんも、ずきんから卒業。

武装錬金(10) / 和月 伸宏 - 実は 3 巻くらいで買うのやめちゃったんだけれど、結末は気になったのであった。しかしなんというか、るろ剣終わった後の和月たんはもはや週刊少年ジャンプの作風じゃなくなってしまっていて、これも赤マルとか月刊のそれだよな。いや、面白いのは面白いんだけど。

ちまちま / かがみ ふみお - 要するに奥手な男の子と女の子がおっかなびっくり付き合うところまで行くって話なのだけれども、味があってよい。

平成18年4月16日(日曜日)

一昨日

LaLa DX。絶対にツンデレの何たるかを理解していないプレゼントコーナー:

曰く「ツン!とおめかし☆デレっとリフレッシュ♥」

柳原センセイとかその辺は置いといて、新人では「金魚奏/ふじつか雪」が良く描けてる。今回どれが一番好きかと訊かれるとアテナ賞佳作の「雪のコトダマ/華咲ねお」だけれども、漫画全体の出来を見た場合には、ネームの段階でもう少しすっきりさせたほうがいいような気もする。

昨日

コミックビーム。言うまでもなく山名沢湖目当て。

しかし、普段どういう人がこの雑誌買ってるんだろうな(ぉ。固定客がついてそうなのは竹本泉くらい?

今日

何かこのところ全く無気力なので BoF はパス。

OSSスキルを持った人材が不足 IBM部長が警鐘鳴らす - んーと、オープンソースを広める一端となった IBM が、それによって起こり出した問題に対して警鐘を鳴らしちゃったら、それはマッチポンプのそしりを免れないんじゃなかろうか。もっとも、実際の記事を読んでも、具体的にどの発言が警鐘をならしてることになってるのかよくわかんないんだけども。どちらかといえば「だからこそ OSS ソリューションなら実績のある IBM に」というセールストークをしてるだけなんじゃねーのこれ。

たまに街で聞こえてくる音楽について思うのは、ラップはすでに野暮ったいということと、メロディがミミレレドの繰り返しの音楽はダサいということにそろそろ世の中は気づいた方が良いということだな。

僕は元祖 blog 型社員

明らかに会社における無気力さがそのまま私生活をも浸蝕し始めている。やる気が起こらないことについて、別に会社が悪いと言うつもりはさらさらなくて、それは私個人の問題に過ぎない。

もっとも、やる気がない人間を高給で雇いつづけてることへの責任は私にはないし、正直私の知ったことでもないのだが。この点において、どうも弊社はおかしい。

仕事に対してやる気が起こらないということについて、業務が滞る会社側にはデメリットがあっても、そのことによって私自身に直接デメリットはないと思っていたのだが(もちろんそのうち首になって私の評判が悪くなるというような間接的デメリットはあるだろうが)、どうやら無気力というのは際限なくどんどん精神を蝕むものらしい。そりゃ、8 時間大した仕事もせずにぼーっとしてれば、おかしくもなってくる。

もう潮時なのだろうな、というのはだいぶ前から分かってることなのだが、会社を辞めるのも面倒くさくなりつつある。困ったことだ。

かろうじて救いがあるとすれば、会社で 8 時間ぼーっとした後に 2 時間くらい個人の時間を使って歩合制の仕事をしているということだろうな。ここで宣言しておくが、断じて本業中の内職はしていない。こちらはやればやるだけ金になるんだから、それなりにやる気も出てくるってもんだ。

しかし、結果としてほとんど何の役にも立ってないという点においては、8 時間ぼーっとしてつぶしている時間も、2 時間かけて誰が読むんだかわかんない文章を書いている時間も価値としては大差がない。単に私にとっての 10 時間という時間が何の脈絡もなく私の年収に化けているだけである。それはそれで私にとって必要な錬金術ではあるけれど、あと寝る時間と通勤時間を取ったらほとんど何も残らないってのはいかにも面白くない。

ここまで書いて気づいたが、我ながらなんと贅沢な悩みなんだろうとは思う。 うっかり、無気力ってのは通風とかと同じ贅沢病の類なんじゃないかという気がしてきたが、多分それはあさはかな考えというものだろう。無気力ってのは底がなくて、どん底までいくと贅沢だなんていっておれないもののような気がする。そこまでいくと、無気力が原因で死に直面していようがそれによって気力を奮い立たせるということにはならず、無気力なまま死んで行くのだろう。私はまだそこまではいってない。そんな私ごときが無気力を語るのもおこがましいのかもしれぬ。

平成18年4月17日(月曜日)

昨日

サナギさん(1) / 施川 ユウキ - ブックオフで 105 円だったので買った。もちろん本誌で読んでるから買ってなかったんだけども、読んでない人はコミックス買って読んだ方がいいね。

今日

捕鯨国、過半数確保か 英紙が日本を厳しく非難 - こんな根回しは国際会議ではごく当り前に行われている類のものであって、そもそも 20 年も先に反捕鯨国の方がオルグを仕掛けていたりするわけだからなぁ。日露戦争以降、日本はこの手のダブルスタンダードにさらされることが多いので、なかなか難しい。それは、日本という国の国際的プレゼンスが高いことの証でもあるわけだけども。

しかしまあどうも IWC をめぐるこういう状況ってのは 1933 年 2 月 24 日を彷彿とさせられて好かんのだ。こういう時に強硬姿勢を貫くことに対する(多分に戦後教育に起因する)深層心理的なトラウマと、日本人として守るべきアイデンティティとの間の板ばさみにあって、なんともいたたまれない気持ちになる。右か左かにかぶれちまえば楽なんだろうけど。

平成18年4月18日(火曜日)

昨日

あいこら(3) / 井上 和郎 - またけったいな奴(尻の持主)が出てきたもんだ。

今日

和風メイド喫茶 「@ほぉ〜む茶房」 プレオープンレポ - 「和風メイド」っていう無教養丸出しなカテゴライズは何とかならんのか。 下女と呼べ下女と(←差別用語)。要するにリアルもえきよ

なんの脈絡もないけれど 小鳥峠(おどりとうげ)。 北と南に二つある。高山から小鳥峠を越えた小鳥川沿いは小鳥郷と呼ばれておる。 小鳥川は神通川(宮川)の支流で、松ノ木峠から清見を通って角川駅のあたりで宮川に合流する延長 40km くらいの川。

平成18年4月19日(水曜日)

昨日

School Rumble(12) / 小林 尽 - それにしても、ここまで来ても八雲の良さに気づかない播磨は異常。

ケンコー全裸系水泳部ウミショー(2) / はっとり みつる - あいかわらずタイトル通りでタイトル以上でもタイトル以下でもないマンガ。

今日

「」達の「味楽る!ミミカ」好きは異常。働け。

長崎新幹線、着工メド立たず・「反対」の市長が続投 - 個人的にはあそこに新幹線は不要だと思うし、新幹線が錬金術になっている現状ってのは好かんのだけれども、さりとて肥前山口-諌早の単線かつ羊腸のような線形が長崎へのアクセスのネックとなってるのも確かであって、在来線のまま高速化するにしても、結局新幹線と同じルートでトンネル掘るしかないんじゃなかろうか。いずれにしろ高速化と旧線維持との間になんらかの折り合いを付ける必要はでてくるわな。まあなんというか、整備新幹線という安易にパッケージ化された政策の限界かもしれんね。

胸揉みで発ガン - 揉乳(にゅうにゅう)同盟ピンチ!

「」達の「プリプリ」好きは異常。もう寝なさーい。

平成18年4月20日(木曜日)

昨日

学園アリス(10) / 樋口 橘 - 棗がペルソナの罠に。

極楽同盟(4) / 絵夢羅 - 完結。

今日

今日の wikipedia : ゴエモンインパクト

三ヶ月某 blog を書いて、だいたい 2000 字/h が平均的なスピードだということがわかった(ただしコード読んでる分の時間も含む)。原稿用紙 5 枚。グラフを描こうとすると途端に落ちる。

もし仮に一日 8 時間を費せば 16000 字/日ということになって、一ヶ月に 20 日書くとすれば 320000 字になる。これは俺の本業の年収の ◯% に相当するので、これを 1 年続けると年収◯年分になるという計算になるのか。