某日記

(中期)

平成18年8月12日(土曜日)

昨日まで

8/4 : 銀河で西へ

8/5 : 新幹線で岡山、やくもで出雲市、そば食って大社詣でて駅前の温泉入って、Sおきで小郡、山陽線→宇部線と回って小郡に戻って、新幹線で博多。一泊。

8/6 : 当初予定では原田線の朝の最後の列車に乗るつもりだったが微妙に出遅れたので、上り鹿児島線の中で時刻表を手繰って香椎線。

香椎→西戸崎→宇美→長者原。時刻表で経路を確定。篠栗線→筑豊線で新飯塚、後藤寺線で田川後藤寺。

日田彦山線で北上したところ、城野で向かいに日豊線の電車が来てたので乗り換える。この手の乗り継ぎは時刻表見てても分からないので予定には織り込んでなかったのだけれども、乗り継げたので時刻表を手繰ったら予定より 30 分早い鹿児島線下りに乗れるのが分かった。

小倉でかしわめし弁当買って、鹿児島線で食う。筑豊線で折尾→若松→折尾。次の予定は原田から原田線なのだが、鹿児島線で行っても早く着きすぎるので筑豊線経由。折尾→直方→博多。

それでも時間が余ったのでコーヒー休憩して、博多→原田。原田線で原田→桂川。篠栗線で桂川→博多。

博多南線で博多→博多南→博多。以上。九州は平易に見える駅名が実は難読なので、上の線名/駅名を全部正しく言えた人はエライ。

8/7 : 地下鉄・筑肥線で博多→唐津。佐賀線で唐津→西唐津→唐津。筑肥線で唐津→伊万里→山本。佐賀線で山本→佐賀。かもめで佐賀→鳥栖。鳥栖で五反田さんと合流。リレーつばめで鳥栖→熊本。

8/8 : 九州横断特急で熊本→人吉。いさぶろうで人吉→吉松。はやとの風で吉松→西鹿児島。指宿枕崎線で西鹿児島→山川。

8/9 : 指宿枕崎線で山川→西鹿児島。きりしまで西鹿児島→宮崎。にちりんシーガイアで宮崎→小倉、鹿児島線で小倉→西小倉。

8/10 : 五反田さんと別れる。日田彦山線からの気動車で西小倉→小倉。日豊線からの電車で小倉→下関。門司駅で一度電源を落とすのは、電源切り替えのテストなのかな。

山陰線で下関→小串、小串→長門市、長門市→仙崎→長門市。この列車がそのまま美祢線に入るのだが、長門市で 30 分停車。長門市→厚狭。こだまで厚狭→徳山。岩徳線で岩国。山陽線で岩国→広島。のぞみで広島→岡山。スーパーいなばで岡山→鳥取。

8/11 : 5 時起床。はまかぜで鳥取→大阪。この列車に城崎-和田山間で乗ってきて大阪で降りる客は何を考えてるんだか分からない。北近畿の方が 20 分遅く出て 50 分早く着くというのに。姫路で降りて新幹線で西に向かう客とか、神戸付近で降りる客は十分理解できるのだが。

新快速で大阪→新大阪。のぞみで新大阪→新横浜。

一旦家に帰って肉体会。

今日

NEWS

もりやプロの車で帰宅。

そーいえば、五反田さんは今回結構大変らしい。三江線は復活しないし、昨日伯備線は雨で止まるし、今日はやっぱり北陸線が雨で遅れてる模様。悪運尽きたか(ぉ

まあなんだかんだで何とかなるのが五反田さんなんだが。今日のあおもり号だって、明日の昼に青森に着くころには定時になっている可能性もある(富山で 1 時間以上止まるし)。もっとも、サンダーバードが二時間以上遅れてたという話だから、回復しきれない可能性も高いけど。

しゅしょーのところから不親切な新幹線のネット予約、切符の受け取りは大仕事 - いやまあ JR が不親切なのは間違いないとしても、これじゃあニュース記事でなくて単なる愚痴ではないか。掘り下げ方が足りない。せめて JR に取材くらいは試みてください。まあ大新聞のコラムですら記者の愚痴に堕してるようなものも散見されるから、アマチュアにそれを超えるようなレベルを求めるのは酷かもしれんが。

平成18年8月13日(日曜日)

今日

餃子食った。

放送事故 - 聞こえる聞こえる……愛に悩む人々の叫びが……悪に苦しむ人々の嘆きが……。

平成18年8月14日(月曜日)

今日

家に土産を忘れてきた。確認の電話をしたら玄関に置きっ放しだったらしい。

玄関で靴を履こうとしたところで土産の存在を思い出して、わざわざ自分の部屋に戻って紙袋からビニール袋に移しかえて玄関に持ってきたにもかかわらず、そのままそこに置き忘れるってのはどういうことだ。

最近、騒いでいる自分の子に向かって敵意剥き出しのニュアンスで「静かにしろよ」と言う親を電車の中なんかで見掛けるのだが、あれはどういう了見なんだろうか。親が子供への指示として使うには「静かにしなさい」が正しいんじゃあなかろうか。それとも、言葉の額面どおりに敵意を自分の子供に向けてるんだろうか。紋切型の解釈をすれば、「『怒る』と『叱る』の区別がついていない」ということなんだろうかね。

それでも、注意しない親よりはマシかもしれない。しかし、もし額面どおりのニュアンスで「静かにしろよ」と言ってるのだとしたら、子供に向かって敵意を感じてないとき(たとえば自分もいっしょになって騒いでるときとか)には注意しない可能性も高いような気もする。

どうしても「よ」にこだわるなら、「静かにせよ」なら目下の者への指示として違和感がない。もっとも TPO 的な違和感は否めないが。 主将なら OK

んで、「なさい」を辞書で引くと、尊敬語「なさる」の命令形とか出てくる。しかし、尊敬語本来の用法として目上に「なさい」を使う場面は非常に少ない。思い浮かぶのは、時代劇かなんかでお坊っちゃんに対して爺やが少し強めの教育的表現として「こちらにお入りなさい」とかいうような場面くらいだ。現代では指示なのか尊敬なのか区別が付きにくい表現だし、目上に対して命令形を使うということ自体が微妙な難しさを孕んでいるので、こういうちょっと屈折した例しか出てこない。しかしながら、「こちらにお入りなさいませ」と「お〜ませ」形にすれば、明確に尊敬表現になるので、これは割合と利用しやすい。もっとも、ここまで慇懃な表現を使う場面は、少なくとも私の身の回りには滅多にないけれど。 メイドなら OK

平成18年8月15日(火曜日)

今日

ナチュラルに土産持って来忘れた。

sysjail - sysjail is a userland virtualisation system for operating systems supporting the systrace library.

平成18年8月16日(水曜日)

今日

あづい。

靖国問題。何でマスコミというのは単調な語り口しか用意してないんだろう。

わたしゃ小泉首相の靖国参拝に対してもっとも知りたいことは、総裁選公約という形で靖国参拝を政治の俎上に上げていることと、私人として参拝しているという発言との間の矛盾に関して、果たして首相自身の真意がどこにあるのかということなのだが、そういうところで首相自身にちゃんと切り込んでいけてるジャーナリストが一人もいない。いるのは、「そりゃあ遺族会に対するゴマスリにきまってるじゃん」とか、推測で物を語ることしかできない評論家だけだ。

もう一つ疑問なのは、なんでいままで小泉首相が A 級戦犯というものに対する立場を表明せずに済んでるのか、ってことなんだよな。 A 級戦犯をどう見るかとか、 A 級戦犯が合祀されている靖国に参拝するということをどう見るかということについてはいろんな立場があるわけだけれども、実際にそこが世の中では大きな争点になってる。しかし、首相に対してこの件に関する何らかの言質を取れたという話が一つもないというのはどういうことか。ツッコミが甘いんだよなあ。

もっとも、この辺の真意を小泉首相に直接質そうとしても、きっとのらりくらりと逃げるに違いない。そんなこたあわかりきってる。しかし、それを後からスタジオで見てのうのうと「逃げてますね」とか「説明責任の放棄」とかそういうコメントを吐いてる評論家はハッキリ言ってバカじゃないのかと。そんなクソ面白くもない予定調和を演じてる暇があったら、直接首相に突撃して行って逃げ道を塞ぐことの一つでもしてみろってんだ。しかし実際には首相に対して面と向かって「それは説明責任の放棄だ。ちゃんと説明しろ」と言うことすらできてない。スタジオでモニタとカメラに向かって遠吠えすることしかできない評論家やジャーナリストに何の存在価値があるんだ?

マスコミはこの問題に関して、例えるならば「首相官邸の前でメガホンを持って『遺族会に対するおべっかはやめろ!』とか『悪人である A 級戦犯が合祀されている靖国に参拝することは良くないぞ!』とシュプレヒコールを上げている」だけにしか見えんのだよ。お前らの本分はそんなことじゃないだろうに。

なお、この問題に関する個人的な考えを要約すれば、「中韓が靖国参拝に対して心情的に許せないと思うのは理解できる」「しかしながらそれを外交のカードに使うようなことは大人げないから正直勘弁してくれ」「参拝することによる明確な外交的デメリットがあるのに対し、参拝することによるメリットは明確じゃないので、メリットがあるならそれを明確にしてもらいたいし、そうじゃなかったら(俺は得しないから)参拝を止めてもらった方がうれしい。もっとも、個人的信条を曲げてまで止めろとは言いにくい」「いうまでもないが、首相の行動によって生じたことの結果責任は、首相自身と(あらかじめ参拝することを表明していた)首相を結果的に信任した国民にある」「内政的観点では、首相が私人として参拝してるのなら別にいいんじゃねえのか」「しかし、総裁選公約こ絡んだスタンスの矛盾についてはちゃんと説明して欲しい」「首相に参拝させたくないと考えてる人は、そのための理論的な筋道を立てて、国民のコンセンサスを得るところから始めてくれ」という感じか。要約にしては歯切れが悪いが、考えれば考えるほど難しい問題なので勘弁してくれ。右にしろ左にしろ、正論吐いて平然としてられる連中がうらやましい。

最後のことについて少し説明しておくと、結局、国民の間でも参拝の是非についてのコンセンサスすら全く得られてないのに、首相個人の自由意志を妨げることができるわけがあるまい、ということに尽きると思う。それが良いことなのかどうかは別として、「首相に靖国参拝させない方法論」というものへの筋道を付けることも理論的には十分可能だと私は考えてるのだが、筋道の途中をすっとばして結論ありきになってる現状は、結局のところ感情論以外のものではないし、コンセンサスも得られないだろうな。自分が正しいと思ってるだけでその根拠もおぼつかないような結論を、ただやみくもにメガホンで叫んでるだけで国民が付いてくると思ったら大間違いだ。

平成18年8月17日(木曜日)

今日

「OpenSolarisは真のオープンソースプロジェクトではない」:IBMが非難 - オレオレオープンソース厨乙。

Sun はあと 5 年早く OpenSolaris を出すべきだった。そうすれば PC UNIX なんてオモチャは淘汰されていたかもしれないのに。

平成18年8月18日(金曜日)

轟天号あいづツアー

に同行。既に主将によって最適化されているプランなので、やられ度は高いが密度は濃い。普段は金曜夜出発→土曜未明郡山→仮眠→土曜昼会津→土曜夜中帰宅というプランらしいが、今回はこれを一日前倒し適用。

列車で同じようなことをやるなら、ムーンライトえちご→磐越西線となるんだろうが、郡山で風呂入って仮眠できる(ただし雑魚寝が基本)だけ快適であるといえよう。車でないと行けないところも行くし。

今日

俺が一日いない間に発案された末に立ち上がっていた(あいかわらずフットワーク軽いよおまいら)オープンソース・ソフトウェア発展に大きく寄生した貢献者を表彰する「2006年度日本OSSフリーライダー賞」を実施 - 今北産業だが、なんとなく大賞の想像はつく。