.ふと思い出したのだが、昨日だったか一昨日だったかザ・ワイドを見ていたら、「水を注入するだけで発電する電池」というのをやっていた。概要は
.確かにこれは材料とかが面白い電池なのかもしれないけれど、数回水を注入すればもう使えなくなってしまうという所から推測するに、これも他の電池と同様に化学反応で発電してるだけで、喩えるならばこれは乾電池の干物みたいなもんなのだろう。乾電池の枠から出てないという意味では夢のように画期的なものとも思えないし、「水を注入するだけ」というのも語弊がある。普通の乾電池だって水を必要としているし、あらかじめ水が注入してある分便利っていう言い方もできる。 .もちろん、だからといってこの電池が全くダメなのかどうかはよくわからない。水を入れなければ発電しないのだから劣化しにくいとかそういう性質はありそうだし、あるいは材料的にも希少金属を使わなくて良いとか軽いとか廃棄処分しやすいとか、そういう優れた特性があるのかもしれない。詳細が分からないからその辺は何ともいえないけど。 |
.とりあえずまた 作りかけの曲(mp3) を置いとく。ファミコン本体 + N106。 .二年くらい前に書いた曲を発掘してきて打ち込んだ。作曲するのに昔は五線紙持ち歩いてたけども最近は思い浮かんだメロディとコードをテキストファイルに書いてるので発掘は簡単なのだが、だいたい書いて書きっぱなしでそのまま曲を書いたのかも忘れてしまう。ところがこの曲は折につけてサビのメロディが思い浮かぶので、いつか音にしてやらないとと思っていたのであった。 .10 月頭に発掘してきて、前奏と間奏のターンバック(サビのロ長調から A メロのハ長調に戻すのは割とメンドイ)を付けてから打ち込み。全体的に音色が決まらず煩悶。波形メモリ音源は難しい。あと B メロは最後の二小節のコードはもともと | F#m7-5 | Bm7 E7sus4 | だったのだが、実際に鳴らしてみると間延びして微妙だったので試行錯誤したら落ち着いた。鍵はメロディのスケールを半ば無視して F#m7-5 の後に Fmaj7 を入れることであった。結果として一ヶ月経っても完成してない。 .寝て起きたあとに聞いてみたら、昨日作った間奏のソロが気に食わんのでそのうち直そう。一晩置いてみる重要。 .寝る前読書。 .To LOVEる-とらぶる(1) / 矢吹 健太朗, 長谷見 紗貴 と エム×ゼロ(1) / 叶 恭弘 - とりあえずネタはおさえておくということで。 To LOVEるの方は、どうみても雑誌掲載時には書かれていなかったであろう乳首と乳輪トーンが貼ってあって好感が持てますが、難を言えばもうすこし乳輪は小さい方がいいと思います。個人的には矢吹絵はともかくとしても全体的な臭いが肌にあわない。エム×ゼロのほうは定評ある叶センセイの芸風がしっかり出ていて安心して読める。 .みらいのあったかカップ / 真島 悦也 - 唯一まともなコーヒーを淹れられた母に先立たれて、残った父は神懸り的に不味いコーヒーしか淹れられないから、客は父母の幼なじみである担任の先生以外には滅多に来ない。そんな喫茶店で親の手伝いをする小学生みらいちゃんが主人公の四コマギャグ漫画。真島センセイのごく普通の作風。 .ZIG・ZAG(5) / なかじ 有紀 - 剣淵さんの咆哮で始まり絶叫で終わる、そんな巻。しかし、身をよじらずにはいられないようなこの小っ恥ずかしさは流石なかじセンセイ。 .セーラー服にお願い!(4) / 田中 メカ - 完結。まあありがちといえばありがちではあるが、ビバ・セーラー服! .ペンギン革命(4) / 筑波 さくら - 涼が才能の片鱗を見せ始めるも、ライバルプロダクション登場で波乱の気配。 |
.ヘリでの長距離搬送 - とりあえず、これを美談としてしか報道できなかった毎日新聞は無能ということで。いやもちろんそう責めるのが酷なのは分かってるけど。 .電池のはなし - 実際の所、詳細が分からないので正体がよくわからないというのが本当のところです。 .某所より。名を連ねたら、実際には欠席していようが何しようがそんなことは関係なく加担したことになるのが「普通」なのである。というか出席できないのに辞退しないのがクオリティの高いところではある、と余所事ながらそう思う。 .明らかなミスの方は直しておいたが(俺のミスじゃないけど)、こっちは上記理由で全く直す必要なしと判断、スルー。 .しかしなあ、こういうのを「語るに落ちる」と言うのではないか。でも、面白いから許す。かかわりたくはないが。 |
.ママコレ(3) / 遠山 えま - タマちゃんと陽介が両想いに。展開早いな。 もうちょっと陽介の片想いで引っ張っても良さそうなものだが。 .杏仁小娘 / 川村 美香 - 中国から料理名人の杏仁ちゃんが、凌くんの中華飯店に居候しにくる話。みかんセンセイのいつものパターンなので特筆すべき点はない。 .とろける〜じゅ(1) / 阿南 まゆき - 読んでみて性コミ連載かと疑ってしまった。阿南センセイは男をかっこよく書く練習と、キャラに表情を付ける練習をしたほうがいいです。 |
.Adobe to donate script code to Mozilla - せっかくだから Flash Player 自体を Mozilla にコントリビュートしてくれぬものかのう。 .「Linuxが勝利した」──NovellとMicrosoftの提携でRed Hatが表明 - はいはいワロスワロス。 .Unicode 5.0:言語の分裂に挑み続けるUnicodeの新バージョン - しかし、あいかわらず世の中はせいぜい Unicode 2.0 レベルなのだが、 いつになったらまともな Unicode の実装が出てくるんだろうねぇ。 .水を入れる電池 - たぶん全く同じ物です。要するに「干物だから日持ちする」で「単三電池と形状および電圧が互換」ってのが画期的なんでしょうな。 .某所のトップの写真に言及する人をたまに見掛けるけれど、あれは現在二通りのバリエーションがあって、特定の時刻で切り替わるのよん。 .進研ゼミの Web マンガ・中二向け 11 月 - これ、林みかせセンセの作に見えるんだけど、どうなんじゃろね。 |
.コメンタリ:オープンソースは動詞にあらず - 「オープンソースの真の意味を具現化」とか面白いな。「オープンソースという言葉の独り歩きは止まらない」という、俺が二年ほど前に言った通りのことが起きている。 .たぶん、佐渡氏の言うところの「『オープンソース』という言葉と...(中略)...政治的にBSD界隈での貢献をこの賞で評価するのは難しいだろう」という文脈における、BSD界隈をオープンソース界隈から除外するような「政治的」観点というのも、きっとこの「真の意味」みたいな意味での「オープンソース」への観点なのだろう。佐渡氏も OSD 厳格主義者だったはずなんだが、こういう形での無意識的な現状追認 --- つまり、佐渡氏自身がどう思っていようと世の中にはそういう OSD とは違った意味でのオープンソースという言葉の使い方もあるのだということの認識 --- をせざるをえないところをみると、やっぱりどんなに綺麗事を言っても世の中の流れに逆らうのは難しいということなのだろうな。まあ何度も言うけど、どちらかといえばこの件に関しては佐渡氏の脇が甘すぎるというだけのことなんだけども。というか、 OSS 貢献者賞の件に限って言えば、単に政治力が足りないだけであって(だって内輪の賞じゃんアレって。言い替えれば「内輪力が足りない」)「『オープンソース』という言葉」とかそんな話じゃないやね。 .ただ、一つだけ明確にしておかなければならないのは、現在の状況というのは、「オープンソース」という言葉が定義を超えて発散してしまったわけではなく、むしろその定義を矮小化していく方向で独り歩きしているという点で、私の予測とは異なることになっているということかのう。いずれにしても、定義を曲げてるという観点では大差ないというか、より恣意的かつ悪質というか。 .Solaris 10 Software Developer Collection - Japanese >> リンカーとライブラリ - Solaris のシンボルバージョンコントロール拡張について知りたかったのでメモ。後で読む。 .ちなみに NetBSD では、関数プロトタイプの後ろに __asm__("sym_14") とか付けてアセンブラ出力で使われるシンボル名を差し替えるという方法でバージョンコントロールをしています。この方法の欠点は、適切なヘッダファイルとインクルードしてないと古い方を呼びに行ってしまうという点だけれども、まあリンカが警告を吐くようにもしてあるのでそれほど困らない。 .救急の黄昏 - うーん、難しいねえ。そもそも医療ミスについては、よっぽどひどい手落ちとか故意とかでもない限り、医者の責任を追求するべきじゃないんじゃないのかのう。医者に対してもなんらかの保険みたいなものを用意すべきだろうなぁ。 .まーとりあえず、人に迷惑をかけるような運転はやめようね。 |
.MSとNovellの提携について - Novell 糾弾に GPLv3 の宣伝をフリーライドさせる手腕に感動した! .冗談はともかく、ITmedia のこの記事とかを素直に読む限り、この件で mhatta 氏が根本的に勘違いしてるのは、まだ Novell は GPL 違反をしてないし、将来そうするとも決まっていないということでしょうな。 .もちろん、今回の契約が GPL なソフトウェアに限定されるとは限らないのですが、ここではとりあえず GPL との関わりに限定して考えれば、これは常識的に言って「Novell が MS の特許権を侵害したソフトウェアを配布してしまった場合に、顧客が MS から訴えられないようにする」契約たりえても、「MS の特許権を侵害した GPL ソフトウェアをそのまま Novell の顧客だけに限定的に配布しつづけられるようにする」契約たりえないのは明らかです。 .もうちょっと説明すると、もしこの特許ライセンスがなかったとすれば、 Novell がうっかり MS の特許権を侵害している GPL ソフトウェアを顧客に対して配布し、そのソフトウェアを顧客が業務に使ったりすると、次の独立した二つの不利益をその顧客が被る可能性があります:
.とどのつまり Novell は、この後者の不利益から顧客を守るべく特許ライセンス契約を結んでるのであって、いまそういう事例が露見しているからそれを行おうというわけではないのでしょう。 .こういう喩え話がはたして適切かどうかは分からないのであらかじめ眉唾をお願いしておきますが、 車を運転する際に事故に備えて損害保険に入ることをもって、「お前は事故を起こそうとしている」とは言えません。また、事故というイベントは道交法違反などの刑事上のリスクと損害賠償のような民事上のリスクを派生させますが、損保は後者のリスクしか軽減しません(まあ細かいことを言えば前者に対する心証ってのはありますが)。 mhatta 氏の言ってることは、損保に入った事をもって道交法違反だと言っているようなもので、それは二重の意味でナンセンスというものです。 .しかしながら、 mhatta 氏が私の知らない Novell による現在進行形の GPL 第 7 項違反を知っていて、この契約がそれに直接関係しているという証拠があって、その上でそれを糾弾しているのだとしたら私の勘違いなので予め謝っておきます。 |
.つーわけで、少し苦労して「続きを読む」機能なんかを実装したり。 .こういう日記システムで実現する方法としては実に素直なやりかただと思うのだけど、キャッシュが日付ごとの HTML テキストというやりかたになっているので、ダイジェストと過去ログで違う結果を出力しにくいという問題が一つと、もう一つは、この日記システムが典型的なオブジェクティブスパゲッティなので、何をどうしたらいいのか書いた本人にもよくわからなくなっているという問題で、いろいろ苦労。 .つぶらら(1) / 山名 沢湖 - おそらく山名センセイ初の連続ストーリー漫画(いままではせいぜい「でりつま」程度の結合度)。主人公のつぶらちゃんは、要するにあずまんがの榊さんの類型で、内気で無口なのに見た目がしっかりしてるから周囲に一匹狼と誤解されるタイプ。しかし実際には、女の子アイドルグループが大好きな普通の(というよりいまどき奇特なほど夢見がちな)女の子。大好きすぎるあまりに数々の奇行をとるのだけれども、周囲も天然キャラクターなので、これをことごとく好意的に解釈してしまうといったあたりのトボけた味は、やっぱり山名センセイならではと言えよう。この巻一番最後の話で、雨を止ませるために天の岩戸の故事を引き出してきて雨の中でダンスしてしまう 1 年 C 組一同の幻想と、その翌日の現実として「確かに晴れるんだけど……」っていうような寓話的シニカルなオチを持ってくるのが、この巻において一番山名センセイらしい話だと思う。 .あぁ愛しの番長さま(1) / 藤方 まゆ - 第一話が LaLaDX に載った時に気になった作品。たしかに稚拙でバカバカしい話ではあるけれど、個性はある。というか、普通なら商業高校を選ぶべきところで工業高校に行こうと考える主人公(女)からしてどこか天然です。 .あと HR 〜 ほーむ・るーむ(1) / 長月 みそか を半分くらい読んで寝た。 |
.「水からの伝言」を信じないでください - こういうエセ科学を信じないのは「信用できないことは信じない」という単純な話なのだけども、世の中には「信じたいこと」こそが「信用できること」だと思っているような一群がいるらしい。だいたい人間というものは、「誰もが最後は死ぬ」という何にも増して確実な現象を目前にして、なおそれでも前世後世というような概念を作り出して「自分の存在は消滅しないんだ」ということを信じようとする、そういう本能があるのだからしょうがないのかもしれないけれど。 .GPLライセンシングは独禁法違反ではない - これは興味深い。判決に関しては、まあそりゃそうだわな。というか、安易にもこういう何のひねりもないつまらん訴訟を起こしてしまうのがアメリカ的というか。 .ちなみに、私も過去に「自由競争という観点から、IBM みたいな企業が積極的にオープンソースに関わるのはいかがなものか」という疑問提起をしたことがあるけれど、これはこの裁判と似ているように見えても全然違う主張なのです。通常、自由競争の妨害行為というのは同業間の不当なダンピングとかそういうところに目が向きがちだし法律もそういうところしか想定していないけれど、現実ははるかに複雑になってる。以前の私が主張したのはそういうことだった。 .逆に「独占行為」というものが本当に有害なのか、そういう部分にも疑問はあるので、いずれにしても、そろそろこのへんの概念は一括して見直すべき時期に来てるのかもしれない。 .クイズダービーのはらたいらさん死去 - 合掌。 |