某日記

(前期)

平成19年1月3日(水曜日)

明けました

忌中なのでおめでたくはない。

三が日

朔日。一日中寝てた。変な時間に起きて飯をせがんだら怒られた。

二日。初詣。もう十年以上、 1/2 には神田神社と浅草寺に行くのが恒例化しているのだけれども、ここ二三年の神田神社の混み様は異常。今年は浅草寺も異様に混んでいた。

三日。ドトールでマターリ。仕事始め(ただし副業の方)。マンガンの 006P を買おうとしたが無かったのでアルカリで我慢。東急ストアで二本セット 750 円也。昨日秋葉で買えばいいものを。

最近の写真

乗り物

JR最高地点を通過するキハ 110:

浜松付近を通過中の新幹線から湘南色 113:

直江津にて回送中の 485:

米沢のキハ 58:

新潟で停車中のべにばな号:

銚子電鉄デハ 1002:

同デキ 3:

同デハ 701:

同デハ 801:

大阪駅に停車中のきたぐに号:

(環)福島駅付近を回送中のメガライナー:

伊豆急色の東急 8500:

米沢駅に入線するつばさ号:

駅など

初冬の市ヶ谷駅:

犬吠駅駅舎:

観音駅駅舎:

仲ノ町駅と仲ノ町車庫:

未明の戸川駅:

新潟駅:

日本鉄道最高地点の碑と鉄道神社:

尾久車両センター遠景:

宇都宮駅電留線:

大阪駅のもうすぐ無くなる北陸線方面 11 番ホーム:

風景・無生物

暖炉:

富士山:

板谷峠の山形側と福島側:

郡山:

日替わり雲:


信号機と月:

東京タワー:

八ヶ岳:

厚木名物コンドーム工場:

生き物

犬吠崎の雀:

鴬谷の東京キネマ倶楽部のすき間に佇む猫:

観音駅の猫:

神社仏閣

浅草寺:

神田神社:

食物

馬車道ランチ:

牛肉どまん中とひとくちワイン:

ふぐ:

神戸屋キッチンのハンバーグ・ビーフシチューソース

甲斐の酒・巫女の舞とさくら:

ひろゆきちゃんちの鍋:

(環)福島駅前とり藤の鳥鍋:

犬吠崎関連

夜明け前の東の空。肉眼では真っ暗なので、赤外線を感知している模様:

夜明け前の灯台:

岬に佇む人々:

日の出:

朝焼け灯台:

灯台の影が落ちる海岸:

タワー:

タワーから見下ろす利根川河口:

青空と灯台:

平成19年1月4日(木曜日)

2006 年 独断による漫画総括(1)

2006 年は割と豊作だった気がする。以下、いくつかのジャンルに分けて紹介。なお、基本的に連載漫画の場合には 2006 年にコミックス 1 巻が出たものに限ります。また、同じ筆者のものはまとめて一冊とします。

まずは2006 年を代表する十冊。ランキングでは無いので順不同。

双月巫女(1) / アキヨシ カズタカ(2) - 2006 年の一大トピックは「ヨコハマ買い出し紀行 / 芦奈野 ひとし」の終了なのだけれども、そのヨコ出しの正統的後継者がこの漫画だと思う。終わる物あれば始まるものあり。

この漫画は不完全にテラフォーミングされた火星が舞台になっている。既に人々が地球の記憶を失うほどの時間が経っているにもかかわらず、まだテラフォーミングは完了する気配が見えない。舞台となるクニアズマの邦もテラフォーミングされた火星上のコロニーで、主人公のヒメはその邦にある宇佐野神社の巫女という役回りになっている。しかし、このヒメはどう見ても人間ではない何か(ロボットだと考えても良さそうだが、宇佐野神社の神域内に行動範囲が限定されているので、物理的に存在するのかどうかも怪しい)であるような描写がなされている。この神社は実際にはコロニーの環境維持システムのコントロールセンターの役割をしているようで、要はクニアズマの邦の鎮守神を祀っていると考えると良い。

こういう大きな舞台装置の下で展開するお話は、しかしながらヒメの日常の描写がメインになっていて、ヒメの元に友達のアキという女の子がやってきて何か小さな事件なりエピソードなりが発生するという仕掛けになっている。そして、そういったほのぼのとした話と対比するように、たまに舞台装置の苛酷さについてのエピソードが入る、というような形で全体が構成されている。このあたりの作りにヨコ出しを彷彿とさせるところがある。より具体的にヨコ出しとの共通点を挙げれば、どちらも地球が現在と異なった状況に置かれていて、片や細々と地球上で暮らし、片や火星に移住している人々の世界が舞台になっている。両方とも現在のような大規模な社会は営まれておらず、社会がコロニー化している。どうも苛酷な背景を背負っている。主人公が人間ではない。主人公から大昔の記憶が欠落している。などなど。ついでに言えば、絵柄やタッチにも後期ヨコ出しのそれに似ている部分があると思う。

そういう感じで、奇しくもヨコ出しが終わるのとほぼ同時にその後継になるような漫画が出てくるというのも、なかなか面白いことだと思う。

宙のまにまに(1) / 柏原 麻実(2) - 高校の天文部を舞台にしたラブコメ。主人公の朔は高校進学に合わせて子供のころに住んでいた町に戻ってきた。朔には、一歳年上の活発な女の子だった美星の存在が幼少時代のトラウマとなっているのだが、高校に入学して目にしたのは、そのころと全く性格の変わっていない美星が、天文部への派手な新入生勧誘をする姿だった。

非常にアフタヌーンらしい漫画。朔の微妙な心境の変化とか、朔を目当てに天文部に入ってきた姫(人名です悪しからず)との三角関係とか、恋愛感情というものへの認識が全くない美星が今後どう変化するのかとか、一癖ある脇役たちとか、そういったところが見どころ。

とりぱん(1) / とりの なん子(2) - 野鳥観察エッセイ漫画。岩手の近郊住宅地に暮らす筆者が自宅の庭に餌台を設置したところ、個性ある野鳥たちがやってきて毎回何か事件を起こすという話。エッセイというのは何を題材にしても観察と描写が確かならば面白いものができあがるという好例。

サナギさん(1) / 施川 ユウキ(2)(3) - ナンセンス四コマ漫画。ポヤーっとした女の子サナギさんが、ニヒリストのフユちゃん、泣き虫だけど何かにつけて虫とかを踏んづけているマナミさんといった友達と不条理な話題で盛り上がる。かわいらしい絵柄とブラックなネタとのギャップが秀逸。

それでも町は廻っている(1) / 石黒 正数(2) - Ours 連載。どことなくコミックビーム臭さを感じるけれども、作者は四季賞出身。話の舞台は、丸子町商店街(どうみても大田区の丸子がモデルですな)にあるメイド喫茶シーサイド。メイド喫茶といっても、昭和 40 年代の純喫茶然とした外観で、半分壊れかかったような立看板に「メイド喫茶」という紙を貼り付けただけ。主人公の歩鳥は、シーサイドでメイドとして働く萌えない天然ボケ高校生。他には、歩鳥が「ばあちゃん」と呼んでいるシーサイド店主もメイド服で従事している。もともとただの喫茶店だったのに、ばあちゃんが「儲かるらしい」と聞き付けてメイド喫茶に転換したのはいいけれど、シーサイドには商店街の面々が常連になっている他にはほとんど客がやってこない。歩鳥の幼なじみで、密かに歩鳥のことが好きな魚屋の息子広章もその常連の一人。広章はそんな閑古鳥の鳴いているようなシーサイドで歩鳥とほぼ二人っきりになれる状況を満喫していたのだが、二人のクラスメートで、広章に好意を寄せているトシ子が新しいメイド店員として乱入してきてそんな平穏な日々が崩される、というところから話が始まる。

基本的には一話一エピソードタイプのドタバタコメディー漫画なのだけれども、歩鳥の探偵小説好きという設定からしばしば推理モノになったり、滑稽な理由で天国に行ってしまったり、弟を連れて夜中に町内を徘徊したりする、笑いあり人情話あり探偵あり、そんなごった煮みたいな漫画。結構細かくて妙な伏線が張ってあったり、パロディがいくつも盛りこんであったりして、なかなか楽しめる。

○本の住人(1) / kashmir百合星人ナオコサン(1) / kashmir - 作者の商業単行本デビューの年。作者の Web サイトで定評のある妙な感性のイラストをそのまま漫画にしたような二冊の本。両方とも、唯一まともなヒロインが、むちゃくちゃ変なお兄ちゃんとかちーちゃんとかナオコサンと、どこか変な脇役たちに振り回されるという類型のお話。ようじょへのこだわりは本物です。というか、ナオコサンは百合星人なのにようじょにこだわりすぎです。あと、これを読むと国鉄志免炭鉱跡(福岡県)に行きたくなります。

HR 〜 ほーむ・るーむ(1) / 長月 みそか - 作者初の一般向けコミック。以下 12/1 の私の記述をそのまま持ってこよう。ドジ担当の素子ちゃん、恋愛担当の千夜ちゃん、計略担当のハナちゃんの女子中学生 3 人組が、毎回ドタバタやる連作形式のラブコメ四コマ。もともと作品ごとにキャラなどの命名規則を作る作者なのだけれども、今回の命名規則は小説家・詩人に因む(中原中也とか梶井基次郎とか田山花袋とか)。絵柄はすっかり固定化されて、キャラはピンキーみたいにツルッとデフォルメされているのに緻密。物語は中学二年の四月から始まって、ここで仲良し三人組の性格付けが成されてる。その後、中学生活の日常を主に、いろんなイベントが発生して話が進んでいく。この巻では中学三年の夏まで進んでるから、このペースでいけば二巻で完結か。少しさみしい。

でじぱら(1) / 高木 信孝 - 萌えオーディオビジュアル漫画。主人公けんじが大学に入学してアパートに入居したところ、ラジカセからオーディオビジュアルの精が現れて取り付かれる。けんじは AV に興味はないのだが、それをきっかけにして妙に濃い AV マニアの女の子三人がいる AV 倶楽部に入部する、という怪作。毎回々々濃いネタが出てくるのだが、それをけんじの一般人の感性で評価するというのがこの漫画の骨頂。

つぶらら(1) / 山名 沢湖 - 最近山名センセイはすっかり多作になってしまって今年も何冊か単行本が出たけれど、一押しはやっぱりコレ。見た目はクールビューティーなつぶらちゃん、実はアイドルグループが大好きな今どき珍しい高校生の女の子(モチーフはたぶんあずまんがの榊さんだと思うのだけれども)。そんなつぶらちゃんが、見た目から周囲にいろいろ勘違いされて、その外面と内面のギャップから毎回毎回ドタバタに巻き込まれるストーリーコメディ漫画。妙なノリの短篇で定評のある山名センセイがストーリー漫画を描くとこうなるのか、という感じ。

保健室で会いましょう! / いわおか めめにゃんにゃがにゃん / いわおか めめ - いわおかセンセイといえば、別冊ちゃおではデビュー時からクオリティの高いかわいらしい絵で定評があったのだが、本誌連載には恵まれず、ちゃおの不文律でコミックが出ずに 5 年。今年になってやっと本誌連載(これもちゃおの不文律であるところの新人三ヶ月連載)に抜擢されて、待ちに待った初コミックと初連載。ここまで挙げた九冊と比べると異色ではあるものの、個人的に少女漫画の期待の星ということで。本の内容は、前者が短編集、後者が初連載+短篇。

とりあえず今日はこんなとこで。

平成19年1月5日(金曜日)

昨日

某駅のみどりの窓口で寝台券なんぞを購入。手際よく発券して代金を受け取ったお姉さん、おつりをこっちに渡すときに「よっ……」というかけ声のようなものを出したので、その瞬間私のお笑いシナプスが活性化して 0.1 秒後には「江戸っ子かよ!」と脳内ツッコミが脳内生成されたのだが、単に「(おつりは) 40 円です」と言いかけてから、画面を再確認しただけらしい。

査収済み: 銀河(東京→大阪) A 寝台下段 / きたぐに(大阪→新潟) A 寝台下段 / 上越新幹線(新潟→越後湯沢)

保留中: はまかぜ(大阪→浜坂) グリーン車 D 席 (えきねっとでさっさと取ったが、みんなに合わせるため乗変が必要そうなので引き替えず)

未手配: 乗車券類(東京→餘部 + 餘部→東京 + 宮内←→新潟 + 越後湯沢←→ガーラ湯沢) / 指定券(豊岡→大阪) / 上越新幹線(越後湯沢→ガーラ湯沢 + ガーラ湯沢→東京)

今日

フォントデータに(生の) GPL を適用しようとするのは頭が悪い(どうみても GPL はそのままではプログラムにしか適用できない)……というのは置いといて、 GNU unifont というものは派生品がいくつかあってどれがどれなんだかさっぱりわかんない。特に、 openSuSE に付いてる奴は yast-qt の SRPM 解いても PCF ファイルしかなく、出自も不明。

平野日出木さんの手口がアリになっちゃうと「都合により根拠は言えないけど信じてくれ」という形で何でも言いたい放題になっちゃうじゃん - 「言うのは勝手。でも信用はされない」というのがあるべき言論の姿。 FUD なんてのは詐術としては生ぬるい部類に入るので、むしろ微笑ましい。なお、「ITMediaに非が有るが、大人の決着によりこちらに真相を言う権利が無い」という解釈に固定するのは間違い。「ズバリ『真相はこうです』と言う権利は制限されていないが、それを証明するために必要な情報を明かす権利がない」という可能性もある。

まあ仮に平野氏の言うことが全面的に正しいとしても、「自分には非が無いのに大人の事情で秘密にすることを受け入れました」とか臆面もなく言えてしまうような自称「ジャーナリスト」が「ジャーナリストとはなんぞや」という演目で一席ぶっているという図の滑稽さは指摘しておこう。世の中の多くのジャーナリストに一番欠けているのは自己批判能力ですわな、きっと。

平成19年1月6日(土曜日)

昨日

査収物:

水玉ファブリック / 林 みかせ

となグラ! (5) / 筧 秀隆

椿ナイトクラブ(2) / 哲弘

天上の果実 / 亞和 ミチ

パティシエール!(1) / 野広 実由

雲の影・貧乏の説 / 幸田 露伴

自選 南蛮阿房列車 / 阿川 弘之

今日

寝坊して MAJOR 見れず。

ドトールでマターリ。

謎の手段で MAJOR 見た。「第一期:ツンデレ清水さんに萌え」「第二期:ツンデレ佐藤くんに萌え」という展開だったわけだが、第三期第一回はとりあえずお母さんツンデレの回であった。あと、ちまたの噂どおり清水さんの胸が無駄に大きくなっていることを確認。王大人流にいえば脂肪確認。

四捨五入を疑え!

一部の業種の人々は知っているけれど、多くの人は知らない話。

学校では算数の時間に四捨五入という端数処理の方法を教わりますな。たとえば 10.4 の小数点以下を四捨五入すると 10 に、 10.5 は 11 になる。でも、ちょっと考えると「なんで 5 の時は常に切り上げるの?」という疑問が思い浮かぶ。だって考えて御覧なさい。 1 2 3 4 と 6 7 8 9 の 4 つずつをそれぞれ切り捨てと切り上げに回してるうちは公平だけれども、 5 を切り上げに回したら切り上げをエコヒイキしてることになる。ところで、学校の先生によっては五捨六入というのを教えてくれる場合もある。これは切り捨てをエコヒイキする方法。他に十返舎一九ってのを教わることがあるけれど、たぶんここでは無関係。

四捨五入にしろ五捨六入にしろ、常に片一方をエコヒイキをする方法を使っていると、計算を繰り返しているうちに段々と値が水増しされたり目減りしたりしてしまう。これを避けるにはエコヒイキをやめればいい。エコヒイキをやめるにはだいたい 3 つの方法が考えられる。ひとつは「5 を丸めるときに、サイコロを振って 1 2 3 が出たら切り捨て、4 5 6 が出たら切り上げにする方法」。サイコロを振れば確かに誰からも文句は言われない。あとは「5 を丸めるときには、そのひとつ上の桁が常に偶数になるようにする方法」と「同じく奇数にする方法」がある。たとえば、 0.15 を小数第二位で四捨五入すると 0.2 に、 0.25 を四捨五入すると 0.3 になるけれども、偶数に丸める方法では両方とも 0.2 になる。奇数に丸める方法だとそれぞれ 0.1 と 0.3 になる。ちなみに 0 は偶数として扱う。この方法だと偶数か奇数のどちらかをエコヒイキすることになるけれど、偶数にも奇数にも文句を言うような口は無いから大丈夫(しかしこんなスレがあるから侮れない)。

この三通りの方法は、どれを使ってもあまり結果は変わらなそうだけれども、サイコロ振るのは面倒臭いから論外として、実際には偶数に丸める方法がよく使われる。偶数というのは割り算の割る数として使う場合に奇数よりも素性が良いことが多い。あともう一つ、他でもない 5 が奇数だからという理由もある。ここまで見てきた通り、端数処理では 5 というのは悪魔の数なので、なるべくならば避けたい。たとえば 4.4445 という数があった時に、奇数に丸める方法で桁数を一桁ずつ減らしてゆくと 4.445 → 4.45 → 4.5 → 5 といつまでも 5 に呪われ続ける。偶数に丸める方法だと一回丸めるだけで 4.444 になるから 5 が消える。 4 は常に切り捨てればいい数だから簡単。もっとも、こういう風に少しずつ丸めるというようなことはしない方が身の為だけれども。

というわけで、お金の計算をするときなんかは、もし公平に行いたければ偶数に丸める方法を使うとよい。そうでないなら、自分がお金をもらうときには、分子を四捨五入、分母を五捨六入、払うときには逆にすると良いでしょう。

平成19年1月7日(日曜日)

昨日

曲作った。 トルコ風水玉ロンド(MP3) 。 トルコ風呂ではない。何がトルコ風なのかは書いた本人にもわからないのだけれど、書いてたら変拍子になったのでデイブブルーベックに因む(「トルコ風ブルーロンド」という曲があるの)。ロンド形式の厳密なフォーマットには従ってないのだが、何度も A パートが繰り返し出てきて、その A パートにくっつくパートがくるくる場面転換するのがなんとなくロンドっぽい。

1/5 に書いて 1/6-7 で打ち込み。去年後半に作った N106 音源を使った 2 曲はどうも面白くなかったので、今回はディスクシステム音源に戻った。あの 2 曲はもっとちゃんとした環境で演奏されることを想定して作ってあった曲を引っ張りだしてきたものなので、 N106 音源くらい和音数がないとまともな音楽にならないのだけれども、私は何も考えずに普通に曲を書けば必ずそうなってしまうので、今回は最初っからディスクシステム音源でちゃんとした音楽になるように曲を書いた。

NetBSD マシンのカーネルを 4.99.7 に上げた。

今日

一日中寝てた。

前にプラネックスの BT-Mini2EDR という USB Bluetooth アダプタを買ったのを思い出したので、 NetBSD 4.99.7 なマシンに挿してみた:

ubt0 at uhub4 port 1 configuration 1 interface 0
ubt0: Cambridge Silicon Radio Bluetooth USB Adapter, rev 2.00/19.58, addr 4
btconfig:
% sudo btconfig -v ubt0 up
ubt0: bdaddr XX:XX:XX:XX:XX:XX flags 0x3<UP,RUNNING>
ところで、うちにある Bluetooth デバイスといえば Wii リモコンしかないので、とりあえずこれを inquiry:
% sudo btconfig ubt0 inquiry
Device Discovery from device: ubt0 .... 1 response
  1: bdaddr XX:XX:XX:XX:XX:XX
   : name "Nintendo RVL-CNT-01"
   : class: [0x002504] Joystick <Limited Discoverable>
   : page scan rep mode 0x01
   : page scan period mode 0x02
   : page scan mode 0x00
   : clock offset 7319
ちゃんと見つけてきてるね。

ついでにユーザランドも trunk にしといた。 gcc が 4 になってるな。試しにカーネル作ってみるか。

btdevctl でちゃんと bthidev にアタッチできることと、ボタンを押すと 48 番(0x30)のレポートが飛んできてカーネルメッセージが出るのは確認した。ちゃんと動くじゃん NetBSD の Bluetooth スタック←信用してないらしい

NetBSD は PF_BLUETOOTH というのがあって、これを使うとユーザランドから BSD ソケット経由で Bluetooth デバイスとお話ができる:

% ./wii -r XX:XX:XX:XX:XX:XX
cpsm=17, ipsm=19
ctl socket connected.
int socket connected.
A1 30 00 00 
A1 31 40 20 7F 76 95 
A1 31 60 60 7F 76 94 
A1 31 20 20 80 76 94 
A1 31 20 00 80 76 95 
A1 31 20 20 80 75 95 
A1 31 60 60 7F 75 95 
A1 31 40 40 7F 76 95
....
という感じ。

平成19年1月8日(月曜日)

今日

ドトールでマターリ。

wii.c - こんなもんでどうでしょ。まだ微妙に wiimote_send_to_ctrl() が使いにくいが。

平成19年1月9日(火曜日)

今日

某所にて、ネットワークスラング「GK」についていろいろ。

90 年代末くらいまで gatekeeper は SONY NEWS だったと誰かから聞いたような記憶があるんだが、真偽のほどは不明。

一つの図式として、「『自由な喫煙行為』は『煙に悩まされたくないという欲求』を損なう」というものがある。ところが一方で「『喫煙規制』は『自由な喫煙を楽しみたいという欲求』を損なう」という図式もある。

この二つを並べた時に、自由な喫煙行為を不当だとし、喫煙規制を正当だとする根拠は、はたしてどのようにすれば得られるのだろうか。少なくとも、「そんなこと言われなくても分かるだろう」というほどに自明な「帰着」は存在しないように思える。せいぜい、ある種の非対称性がある(つまり、原因と結果という観点からすれば、常に自由な喫煙行為から利害の衝突が始まるのであって、それが無いところから規制が始まるのではない)ということしか、この二つの間に明確な違いはないように思える。

そしてこれはあくまでも私の主観というか単なる直観なのだが、そういう風に考えていった場合、どうもタバコ問題というのは原理的にマナーというようなものでは片付かないものなんじゃないかという気がしている。少なくとも無批判的思考停止的に「マナーの問題」と言いきってしまうことに、問題はありはしないのだろうか。

なんかみんなアイホンアイホン騒いでるが、これのことか?