某日記

(中期)

平成19年1月11日(木曜日)

今日

ねもい。

BSD派生ディストリビューション全体に影響しうるライセンス問題の発覚 - これは BSD ピープルの間ではよく知られた FUD の一つである。単に宣伝条項が便利か不便かというだけのことであって、断じて「ライセンス問題」ではないし「不手際」でもない。ところが、これを「問題である」ということにしたい一派がいて、単に「彼らにとって不便である」という「彼らの側の問題」が、いつのまにか「ライセンスの側の普遍的な問題」であるかのようにすり変わってしまっているのである。もっとも、私も同じような論法で GPL を問題としているので、あまり人のことは言えないが。

しかしながら、宣伝条項はライセンサーにとって実が少ない割にライセンシーにとって面倒な条項なのは確かなので、ライセンサーの良心に基づいて削除されるのが世の中の趨勢になりつつある。また、新規に付けられる時には宣伝条項なしであることがほとんどとなっているように思える。一方で「削除は不要」とする立場の人もいるし、不便さの一つとして挙げられている GPL との非互換性についても疑問視する指摘がある。

ちなみに NetBSD プロジェクトに関しては、全体としてのコンセンサスはないし、いまだに The NetBSD Foundation (TNF) の正式なライセンスは 4 条項とされている。一部、 3 条項の TNF ライセンスもどきが付いているものもあるけれど、これは個別的な事例。雰囲気としては、過半数の開発者は削除してもよいと思っている感じではある。

手打ち神話 - 蕎麦なんかも老舗ほど機械打ちに拘っていたりするようなので(手打ちよりも均一に仕上るので江戸っ子好みの滑らかな喉ごしを得やすい)、一概に手打ちが良いとも言い切れないですな。

急行、ラッシュ時は各駅停車へ「格下げ」…東京急行 - 昔懐かしい田園都市線快速じゃん。

平成19年1月14日(日曜日)

週末

ドトールでマターリ。

米テナー奏者M・ブレッカー氏死去 - マジか。コルトレーン以後の最高のテナーサックス奏者であったのは間違いない。合掌。

米ジャズ音楽家のアリス・コルトレーンさん死去 - そしてコルトレーンの奥さんも。合掌。

今年も一番寒い季節がやってきて、部屋で本を読んでいるだけでも手がかじかむ。そう思って MSDN に付いてきた温度計を見ると、だいたい 13 ℃。

増田さんとこから 国内2番目の長さの飛騨トンネル貫通 東海北陸自動車道 - 高山-白川郷の特急バスが味気なくなるような気がするので個人的にはあまりうれしくないのだが、名古屋からにしろ高山からにしろ車で白川郷に行くときにネックになる御母衣湖近辺の道の悪さを考えたら地元の観光業にとっては有益なのかもしれぬ。

平成19年1月15日(月曜日)

今日

曲書いた(MP3) 。 長六度の入るマイナースケールとか終止にピカルディ三度とか使うとケルト民謡みたいな感じになる。ファミコン内蔵+ディスクシステム。

平成19年1月16日(火曜日)

今日

何か知らんが突然、明日客がくるから立ち会えと言われたのだが、実際どんな話なのかはキーワード(私は素人に毛が生えたくらいの知識しかない技術)以外何も分からん。

直属の上司が技術屋の時は楽だった。少なくともこんなつかみ所のない話は降ってこないし、私の持っている技術情報の程度についても把握してたから、下調べくらいはできるだけの情報と時間は確保してくれたはずだ。正直、何を用意すればいいのかすらさっぱり分かってないのであった。

さすがに、午後遅い時間にミーティングをセッティングするという配慮だけはしてくれた模様。

ベネッセ中学講座 - 2 月号出た。ちなみに私の手元には Javascript で以下略。

平成19年1月17日(水曜日)

今日

1/1000 くらいの確率でしか出会えないレアキャラ、背広姿の俺。用件はつかみどころのないまま終了。

日常刺激ジャーナル - 見た目だけは綺麗だが、なんなんだろうこのユーモアセンスの無さは。

ひきこもりレスラー「真琴」のデビュー戦…小学生3年生レスラーと対戦 - 最近いもげで人気の真琴さん。

BSD - The Dark Horse of Open Source - ちゃんと読んでないが、重箱の隅をつつくとどんなライセンスでもこの程度の穴はありそう。

14歳女子中学生が名人破る…将棋のレディースオープン - リアルしおんの王だ。

ジンのコードギアス新OP不評苦情の多さにボーカルマジギレ - 別に音楽として悪いところは無いと思うけど。一般論として、歌詞が意味不明であることそれ自体に問題はない。そんな事例はいっぱいある。わたしにゃあこれが音楽表現として別に間違ってないということは分かるが、善し悪しについてはさっぱり分からん。というか、世の中で良いと言われてるものについて、何が良いんだかさっぱり分からんもんはいっぱいあるので、これもそういうものである可能性は否定できない。

いずれにしても、批判するべき部分と関係ない部分との峻別は厳格にして欲しいと思う。これが視聴者ウケしてないという時点でおそらくは総合作品として失敗なんだが、それは音楽や音楽を作った人の罪ではない。もちろん、この曲を最初っからこの総合作品の一部として作ったという話なのだとしたら、それは音楽的にも一定の責任はあると思うけど、きっとそうではないだろう。どちらかといえば結果論として「曲を使わせたのは失敗だったね」ということだと思う。それは、曲の善し悪しの問題ではない。百歩譲って、曲だけを取り出すような話ではない。もちろん、曲そのものの評価をすることは間違いではないが、それはここでは全く関係のない話。

ところが、外国人はいざ知らず(たぶんあまり変わんないと思うけど)、どうも日本人はこういう時にどさくさに紛れて「音楽がクソ」とか「コイツ顔が悪い」とか言う手合いが少なからずいるのが困ったもんだと思う(どさくさに紛れずに、いつも正々堂々とそういうことを言ってるのならば多少は救いもなくはないが)。これが普通の音楽だったらまだよかったんだけど、普通とは違う分かりにくい音楽だったりすると、普通とは違うということをもってさらに攻撃される。でも、どさくさに紛れてそういう風な攻撃をするようになったら、それはどうにも人として具合の悪いことだと思う。救いがあるとすれば、上のリンク先にしても、そういう人ばっかりではないというところか。

謎の新技術「Dolby Volume」とは? - こういうの欲しかった! そうか、単純な AGC では不十分なんだねえ。

平成19年1月18日(木曜日)

今日

マスターアップと乗車券の入手を行う。

透視変換 - 本質的には、広角に投影し過ぎるのが歪みの原因なのだと思う。球面に透視投影すれば平面への透視投影独特の菱形にぐんにょり伸びるような歪みは起こらなくなるけど、今度は直線が直線ではなくなってしまうし、いずれにしてもあまり広角にすれば魚眼レンズみたいな歪みが起こる気がする。そっちのほうが視覚上はマシかもしれないけど。

人間の目も、視野の周辺部へ意識を集中してみると、実は周辺部では直線が曲がって見えていることに気づく。心理的なフィルタによって視野中心部の比較的歪みの少ないところを取り出しているから、普段そのことに全く気づかないけど。

いま記録型 Blu-ray ドライブを買おうとすると 10 万から 13 万くらいするんだな。メディアが 50G で一枚 5000 円くらい。ドライブ代を抜きにしても、さすがにまだ HDD の方が安い。

セルフスタンド - 笑った。これも笑った。先っぽが当たってる、当たってるよう。

今回の乗車券

(1)「東京→東京」+「山科←→餘部」+「宮内←→新潟」とすると 14070 + 8620 + 2220 = 24910 円。

(2)「東京→餘部」+「餘部→東京」+「宮内←→新潟」とすると 10500 + 11970 + 2220 = 24690 円。

(3)「東京→餘部」+「餘部→新潟」+「新潟→東京」とすると 10500 + 10500 + 5460 = 26460 円。

というわけで (2) を採用して初めて連続乗車券というものを買った。有効期限は有り余ってるし、旅行代理店で買ったから(どっちにしても宮内←→新潟がみどりの窓口では買えないし)、あえて連続乗車券にする必要はなかったけど。なお、「東京→餘部+餘部→東京」を「東京→久谷+久谷→東京」にしても値段変わらないのでそうした。「久谷→東京」は 999.9km だった。

この他に「寝台急行券(東京→大阪)」「新幹線自由席券(新神戸→新大阪)(乗割用ダミー)」「グリーン指定席券(大阪→城崎温泉)」「寝台急行券(大阪→新潟)」「新幹線指定席券(新潟→越後湯沢)」「特定特急券(越後湯沢→ガーラ湯沢)」「往復乗車券(越後湯沢←→ガーラ湯沢)」「新幹線指定席券(ガーラ湯沢→東京)」は独自調達済。帰りの「グリーン指定席券(豊岡→大阪)」は五反田さん任せ。

乗継割引というのがありまして、場合によってはダミーの新幹線自由席券を付けて、それを捨ててしまう方が安く済む。今回はこの方法で「大阪→城崎温泉」の特急料金を半分にしたけど、結果として 20 円しか浮いてない。当初は浜坂まで買っていたので、そうすうと数百円得だったのだが。 B 特急自由席/グリーン車の場合は 100km 未満だと損で 100km 超えると 20 円得。 200km 超えないとあまり面白くない。普通車指定席だと通常期でさらに 260 円得するが。

急行料金は天井が 1260 円だからダミーだと損するけど(これも指定席だと微妙に得することがある)、今回の帰りの「大阪→新潟」に関しては実際に新潟から新幹線に乗るからここで乗割付けない理由がない。

宝くじと期待値

宝くじのことを忘れていたのを思い出したので見てみたが、末等一枚。

そういえば、宝くじを買わない理由としてたまに期待値を持ち出す人がいるけれども、それは間違いなので注意。

期待値というのはあくまでも収束してゆく先の値であって、個人が買えるような枚数はたかが知れているから、期待値なんてものは目安にもならない。得られる値は大きく変動して、ちょっとやそっとでは期待値へと収束するような気配すら見えないと思う。おそらく、実際の期待値である 100 円あたり 40 数円という値よりも、末等とブービー賞の 100 円あたり 10 円というところに収束するように見えることの方が多かろう。

じゃあどう言えば正しいかというと、「あまりに得する確率が低すぎて馬鹿らしい」と言うべき。ああ当り前当り前。

どうも「期待値」というもっともらしい用語が持ち出されてくるのは、「確率が低すぎて馬鹿らしい」では当たり前過ぎて言うだけバカみたいに見えるけど、「期待値云々」と言ってみるとちょっとだけ頭が良く見える、みたいなある種の俗物根性なのかもしれない。

わたしゃまあ地方自治体への御布施ということで、ジャンボを毎回連番 10 枚。あわよくば 33 回に一回くらい 10 万円があたってくれるとイイナ、くらいの気持ち←それじゃ御布施にならないじゃん

平成19年1月19日(金曜日)

昨日

ノート PC のカーネルを trunk に上げようとしたが、 resume 時にパニックすることに気づいたから revert 。 good morning メッセージの後、 pckbc リセット前らしく、 DDB プロンプトでキー入力できず厄介。いっそ DDB 殺してコア吐かせた方が楽かもしれぬ。まあ旅行前にやるこたあない。ちなみに trunk が悪いんじゃなくて自前改造のマージ失敗と思われる。

超☆お素敵ダーリン(1) / 藤崎 真緒を半分くらい読んで寝た。

今日

そういえば思い出したが、 2001/11/20 のネタ:

これらが何をするためのボタンなのかは不明。

twm なんてものを使っているところから察するに(普段は fvwm)、これは Mozilla をカスタマイズする仕事をしてる時についでに作ったもんだと思われる。

そろそろ東京駅いくか。