.目が覚めるとお兄ちゃんが枕元に立っていて、突然、
小鳥、俺は店をはじめるぞ。お前も手伝え。
と言われて、連れて行こられたのは秋葉原でした。
.お兄ちゃんは、
お前には売り子をやってもらう。これに着替えろ。
と言ってわたしに服を手渡しました。ふにゅ〜、背中に羽が付いてるよぅ…。
.お店といっても、車を改造したタイプのもので、 看板には、羽をあしらったかわいらしいロゴで「たい焼き屋 うぐぅ」 と書いてあります。どうやら、たいやきのお店みたいです。 でも、変な名前です…。
.たい焼きは 5 種類あって、注文を聞いて、 やっぱり羽の形をあしらった紙のフォルダに収めてお客さんに手渡します。 開店記念で、わたしの背中に付いているものと同じ羽を付録に付けました。
.秋葉原でたい焼きを売って売れるのか心配だったのですが、 なぜか見た目の恐いお兄さんたちがたくさんやってきて、 あっという間に売り切れてしまいました。 みんな、付録の羽を背中に付けていて、ちょっと恐かったです。
.………という夢を見ました。お兄ちゃんに話すと、
…秋葉原は危ないから小鳥は行っちゃダメだぞ。
とだけ言われました。恐いよぅ…うぐぅ…じゃなくて、ふにゅ〜…
.そういう夢を見たので、今日の朝ご飯は、たい焼きにしてみました。 たい焼きはむはむ。