.性善説と性悪説 というとらえ方はかなり前からされてたような気もしますし、 私も過去に使ってます。 .しかしながら、最近の私の解釈は、性善説というのとはちょっと違うんですな。 ちょっと前にも書いたとおり 、 むしろ「何も期待しない」のが BSD ライセンスの本質なんですね。 で、BSD ライセンスを使って、 最近のオープンソースムーブメント的な何かを期待しようとすると、 性善説に頼らざるをえない、という話には結局なるんですが、 それは本質とはちょっとずれてるかな、という気がします。 .まあ、性善説/性悪説という見方も、その立脚点によって ひっくり返ったりするのにも注意したほうがいいですな。 たとえば、上で言った「オープンソースムーブメント的な何かを期待」 する際にどのライセンスを使うか、という観点で BSD と GPL を比較すれば、 「BSD は性善説的で GPL は性悪説的」ってことになるんですが、 一方で「ソースを公開するというのは他人を信用しないとできない。 GPL はそういう性善説的なライセンスなんだ」という主張を 私は読んだことがあります。こういう立脚の下では、 オープンソースはすべて性善説になる。 .まあなんにせよ、私が最近感じてるのは、BSD ライセンスは「遺伝子をばらまく」 のには一番適してるってことかのう。 なにせ、冷静に考えて、いま世界中で一番多く使われているコードの一つが、 BSD のネットワークスタックなんだよねん。 CSRG の連中には「研究成果は使われてなんぼ」っていう意識があったんですな。 .我々人間はえてして、「木はなんてつまらないんだ、自分で動けないなんて」 とか思いがちだけど、彼らには彼らなりの考えみたいなもんがあるんだな。 それを認識し許容するにはある種の達観が必要だから難しいんだけど、 それができてないと盲目的に GPL に走ったりする。 .「BSD ライセンスの哲学」とか、「宣伝条項に対する誤解」とか、 そういう話についてまとまった文章書きたいんだけど、 文章書いてる時間がないんだよねん。 |
.拍子は 、 よっぽど形式的な音楽を除けば、(約数に奇数が含まれる拍子は特に) 「厳密に何拍子」とは言いにくい部分もありますです。 譜面に 6/8 とか書いてあったときにこれが何拍子かと考えるにしても、 リズムパターンの解釈によって「2 拍子」だったり 「3 拍子(ただし、普通は 3/4 と書く)」だったり 「6 拍子」だったりするし、正解はないようなもんです。 むしろ現代の音楽では、積極的にそういうポリリズム性を前面に出すような リズムパターンが、一般的な手法としてよく使われます。 .上の文章は、「単純な音符の数」としての「拍子」と、 「リズムパターンの区切り」としての「拍子」が微妙に混ざってるんだけど、 なんかいい用語ないのかのう。ヲレ不勉強だからのう。 |
.Alpha 。 NetBSD/Alpha を入れて COMPAT_OSF1 使うと最強かもねん。 そこまでするなら素直に Tru64 使え、という気もしないでもないが。 UNIX として見ても比較的素直だしな。 .しかし、NetBSD の ABI 互換機能は最強だよな。 NetBSD/i386 には COMPAT_PECOFF とかあるし :D |
.「健」がおれとやあ 3 にしか通じなくて悲しかーたよ。 つーわけで、 あらすじ (from バーチャル 2 ちゃんねらー裕子) を刮目して読め!! |
.バカだねー 。 奴らは WinMX で手に入れられるから手に入れるんであって、 WinMX で手に入れることができなくなったからって 正規に買ってくれるのは僅かだろ。 .バカだねー 。 警告して意味があるとすれば、 それは消費者にとって選択の自由があるからだろうが。 著作物に選択の余地があるとするならば、 そんなものは著作権で保護される対象たりえないわけで、 選択の余地があるとすれば「器」たる CD メディアの方なんだが、 そっちはそっちでレコード会社が著作の権利を囲い込んでるから 選択の余地はないわな。 .思うに、CD という製品を売るレコード会社が、 その著作物の独占的権利を持ってるからおかしいことになるんじゃないかのう。 CD という製品を作る会社と、その著作物の権利を持つ会社を 法律で明確に分離すべきだろうね。 .著作物というのは、その性質上、他の産業製品と同じような 自由競争原理を適用できないのは確かだけど、 それは自由競争が完全に適用できないってことじゃないし、 そこの部分を完全にはき違えた、 モラルのないレコード会社に著作権がいいように使われてる現状は、 もはや看過できないほど消費者(および音楽作者)の権利を 侵害してると思うんだが。 |
.n 付きの関数は恐いので 、 (man 調べてもいいけど、調べるよりも手っ取り早いので) 無条件に一個多めに配列を取っておいて、全部 0 で埋めるか 最後だけ 0 で埋めましょう。たとえばこんな感じ: .まあ、strn 系はすべて怪しいので、 snprintf みたいに無条件に \0 ターミネートしてくれる関数を常に使う、 という手もありますな。 snprintf(buf, sizeof(buf), "%.*s", len, src) あたりは常套手段。 .チャットによると、 今の BSD 系 OS には OpenBSD 由来の strlcpy ってのもあって、 これは必ず \0 ターミネートするようです。 手元で使えることを確認したのは、最近の FreeBSD, OpenBSD, NetBSD と、 Solaris (8 以降) ですが。 Win32 API の lstrcpyn も \0 ターミネートするけど、 これは CHAR じゃなくて TCHAR だからちょっと注意。 LPSTR に決め打ちしたいならlstrcpynA を使えばいいとは思うんだが、 これはドキュメントには載ってないのでにんともかんとも。 まあ、本題はそもそも memcpy 使え、ってことなんだが。 .ただ、やっぱり snprintf 使おうよ、とは思う。 たぶん、元の問題も全体を見たらきっと snprintf で解決するのが スマートなコードなんじゃないかと推測。 |
.それは 、 例として人物画を挙げると、ピカソの絵でもない限り、 人の顔には決まった並び方で目と鼻と口がついているからです。 .つまり、抽象画みたいに「もはやこれは人か」という論議を呼ぶまでに 対象を壊さない限り、大まかには同じ形をしたものでないと人として 認識されないという話で、個性はむしろディテールに表れざるをえない、 ということではないのかのう(除くいたる絵。いたる絵はもはや 人ではなく(・∀・)である)。 .でもまぁ、たしかに構図にひねりがないよな、最近。 もはやひねり尽くしたからしゃあないという噂もある。 奇抜過ぎるのはえてして「使えない」からのう。 ゲームってのが CG 単体で存在するものじゃない以上、 バランスを重要視するべきだからのう。 |