某日記

(中期)

平成18年6月11日(日曜日)

昨日

ドトールでマターリ。

マイメロ観てから寝た。

今日

一日中寝てた。

マイメロはカードを見ているのか - シャッフル問題

これ の続き。

まずは次の画像を見ていただきたい:

明らかにカードはマイメロよりも手前にある。これで疑惑は深まった。

しかし、これだけだとカードがどの程度手前にあるのかわからない。それを知るためには、何か別の物と視野角の比較を行う必要がある。そこで、まずは第一話で魔法アイテムを授けられる場面を見てみよう:

これらのアイテムはカメラからほぼ等距離の位置にあるから、大きさの比較に使える。左にあるのがメロディコンパクト。この蓋にカードが収められていて、カードの長辺はメロディコンパクトの長径の約半分。メロディコンパクトとメロディタクトを比較すると、メロディコンパクトの長径とタクトの棒の部分の長さがほぼ等しい。つまり、カードの長辺はメロディタクトの棒の長さの半分となる。

一方、シャッフル時はどうかというと、次のようになっている:

カードの長辺はタクトの二倍弱となっている。つまり、カードの長辺は、カードがマイメロの手の位置にある時の見えかたよりも四倍の長さになっているということになる。これはカメラに対して驚くべき近さである。

もう一つ、別の画像を見てみよう:

これは第五話でクロミーズファイブのカードをクロミ様に渡すシーンの画像だが、マイメロの耳はカードの長辺の二倍となっている。これだと耳とタクトはほぼ同じ長さということになってしまうが、上のシャッフル時の画像においてはタクトよりも耳の方がひとまわりほど長い。この矛盾はおそらく、カードを渡しているシーンでは横から見ており、耳が奥に向かって傾斜していることに起因するのだろう。また、マイメロの耳は材質の都合上伸び縮みしやすいと思われる。シャッフル時のカードと耳の長さの比較は次のようになる:

上が切れてしまっているが、カードの長辺は耳の長さのほぼ 1.5 倍強となっている。「マイメロの耳はカードの長辺の二倍」として計算すれば、カードがマイメロの耳の位置にある時よりも視野角の弦の長さが三倍になっているということになる。上で述べた通り、実際にはマイメロの耳はもう少し長いと考えられるため、四倍に近い値になると推測される。

いずれにしても、カードがマイメロと等位置にあるときよりも三倍から四倍の大きさに見えているということは、カードはマイメロよりもだいぶカメラ寄りにあるということになる。カメラからカードまでのおおざっぱな距離は、カメラとマイメロの間の距離のだいたい 1/3 から 1/4 ほどということになる。カメラとマイメロの距離が 1m ならば、カメラとカードの距離は 33cm から 25cm 、つまり、マイメロとカードの距離は 66cm から 75cm は離れていることになる。これならば、マイメロがカードを見るのは実に容易なことだろう。

以上のことから、マイメロにはカードが見えている、と断定できるのであります。

平成18年6月12日(月曜日)

今日

「はたして柊兄のように逆手でまともにギターが弾ける人が実在するのか」という質問があったので、松崎しげるを挙げておいた。

参考: 松崎しげる - Wikipedia ---

ギタリストとしても活躍しているが、左利き用のほかに普通のギターを弦を張り替えることなく、そのまま逆にして弾きこなすことができる。

そーいえば、王様のギターが ZO-3 だったことにみんな気づいたかな!

世の中が W 杯で騒いでてちょっとうざいと思っていたが、今日の帰りの電車はお盆のようにガラガラだったので、ちょっと W 杯にもありがたみが見出せた。でも僕は A 杯のほうが好きです。

マイメロはカードを見ているのか - シャッフル問題(2)

これの続き。今回は第三話の核心に近いネタばれを含みます。

さて前回、「マイメロにはカードが見えている」と断定したものの、私は重大なミスに気づいた。せいぜい断言できるのは「カードの絵の描いてある面がマイメロの視野に入っている」ということであって、必ずしも見えているとは限らないということである。視界に入っていても、目が悪ければ見えないのである。

なぜこんなことを考えたかというと……くるくるシャッフルの第三話を思い出していただきたい。これは白山くんがマリーランドの憲兵たちに逮捕されそうになるという話であり、その過程で白山くんはクロミ様の悪夢魔法にかかって歌ちゃんそっくりになる……と言いたいところだが、髪型髪の色服装が同じなだけで全然似ていなかった:

左が歌ちゃん、右が白山くんである。このときマイメロは白山くんの腕に抱かれていたが、しかし、マイメロにはどっちが歌ちゃんでどっちが白山くんなのか、さっぱり区別がつかなかったのである。右がこれだけピザにもかかわらず、である。モザイクに隠れているが、白山くんの顔にはトレードマークのそばかす(にきび?)すらあるのに。

つまりここで新たに「マイメロの目は節穴なのではなかろうか」疑惑が発生したことになる。カードよりもはるかに大きく、そしてほぼ静止している歌ちゃんと白山くんの区別が付かないのだから、いわんや高速回転するカードをや、ということになる。

しかしそこはマイメロのこと、実は全部ブラフという可能性もある。つまり、二人の区別が付いているのにあえて付いていないフリをしているのかもしれない。何のためにそんなことをしているのかといえば、もちろんカードが見えているというのをごまかすためであろう。それどころか上の話では、どさくさにまぎれて「そういえば、最近歌ちゃん、太り気味だったわ」と歌ちゃんの最高機密をバラしているあたり、もしわざとやっているのならば相当の腹黒だと思うがいかがだろうか。クロミ様に対してあれだけの悪業の数々を行ったマイメロのことだ、十分ありえると思われる。潤の抱き付きなんて、正直これよりカワイイものである。

と、ここまで書いて、私は一番最初の自説のことをすっかり忘れていたことに気づいた。マイメロの目が私の説どおり次のようなものだったとしたらどうだろう:

これはいわゆる複眼である。これと同様の複眼を持つ昆虫は、動いていない物がよく見えないと云われている。逆に、トンボなどはあれだけ高速で飛んでいながら、蚊などの他の飛翔虫を捕まえるのだから、動態視力は抜群なのであろう。マイメロの目もこれと同じ特性を持っていると仮定するとどうだろう。そうすれば、あまり早く動いていない歌ちゃんと白山くんの区別は付きにくくても不思議ではないし、逆に速く動いているカードは完全に捕捉しているのかもしれない。

ここまで長々と論じてみた結果、昨日よりは確信が薄れたものの、やはりマイメロはカードが見えているんじゃないか。どうもそんな気がする。そんな気はするが、確証を掴ませないあたりがマイメロのマイメロたるゆえんかもしれない。

平成18年6月13日(火曜日)

今日

外務大臣会見記録(6月6日付) - 麻生たんはつくづくコピペ向きだ:

(外務大臣)金を儲けたから嫌われたというような発言を確かしていたが、あれは金を儲けたから嫌われたのではなく、金の儲け方が問題だから嫌われたということだと思うので、儲けたから嫌われるのではありません。儲けた場合、やっかまれるだけで嫌われることはありません。

女子中学生1年と3年とみだらな3P、自衛官を停職 -

(外務大臣)みだらな 3P だから停職になったというような発言を確かしていたが、あれはみだらな 3P だから停職になったのではなく、みだらな 3P の相手が問題だから停職になったということだと思うので、みだらな 3P だから停職になるのではありません。みだらな 3P の場合、やっかまれるだけで停職になることはありません。

減衰 - 地面に吸われるのが大きそう。やまびこが発生するような条件では結構な距離でも聞こえますし。

逆に昔から、近くに音源らしきものが見当たらないのにすぐ近くから祭り囃子なんかが聞こえてくるというような現象がしばしば観測されていて、これは昔の人知においてはだいたい狸みたいなモノノケの仕業として処理されているんですが、科学的には大気の層で音が反射したりして音が通りやすくなっているところに、遠方の音が飛んできたのだと説明されます。

マイメロは一体どういうクリーチャーなのか

複眼話 - 実は、複眼と動態視力は関係ないということは知っていたりして。おなじ飛翔生物ならツバメのほうがよっぽど動態視力はよさそうだが、鳥類は普通のカメラ眼だ。昆虫が複眼である理由は、呼吸器の都合で体を大型化できないという昆虫特有の事情でしかない。当初複眼であるというのを持ち出してきたのは、「眼が動かない」のと「視野が広そう」という二つの印象からなのだけれども、前者はともかく後者はカメラ眼でもレンズの特性でいかようにもなる。でもほら、トンボっぽい目だと何かそれっぽい気がしてくるわけです。

しかしそれにしても、マイメロはウサギのぬいぐるみの癖してその眼は草食動物の特性を全く備えていない。草食動物は常に天敵に襲われる危険があるため、天敵を発見しやすいよう眼を頭部の側面に向けて視野を広く取っているものだけれども、マイメロの眼は完全に前向きに付いている。実は、これは肉食獣の特徴なのである。肉食獣は獲物との距離を測るために眼が前に付いている。また、獲物に喰らいつきやすいように顔が偏平になる傾向がある。そう、これはまさにマイメロの特徴そのものではないか。

マイメロは肉食獣だった……ここでこのような恐るべき結論に至ったことについて、私は戦慄を禁じ得ないものである。

平成18年6月15日(木曜日)

昨日

のだめカンタービレ(15) / 二ノ宮 知子 - バッハ狂とかモーツァルト狂というのはああいう感じだな。

今日

tundere ラテン語説 - tundo でぐぐってみると こんなページ が。

平成18年6月16日(金曜日)

今日

JR東日本が運賃取り過ぎ 5人から計700円 - 何でこれが取り過ぎという扱いになるのか解説きぼんぬ。市内駅間といえども、一度乗った経路(大高→名古屋)を逆戻りすることはできないと思うんだが……。別線規定もないし(あったらあったで話は変わってくるし)。

明示的な規定でそうされてるのならともかく、そうでないなら、在来線で一度名古屋までいって、また在来線で大高まで戻っても良いってことになりそうなんだが、本当にそうなのかねぇ。あるいは、それこそ名古屋大高間を何度往復しても良い、ということにすらなりそうな。

関係ありそうな規則:

  • 第16条の2 (東海道本線(新幹線)……に対する取扱い)
  • 第26条(1) (普通乗車券の発売)
  • 第86条 (特定都区市内にある駅に関連する鉄道の片道普通旅客運賃の計算方)
どうもこれらを読む限り、戻れないような……。取扱基準規定の方に何かあるのかな。

制御プログラムミス エレベータードア開き昇降 事故機とは別種 シンドラー社 - 新聞社の各サイトの見出しを見てると、あたかも死亡事故を起こしたエレベータについての話であると誤読しそうなケースが非常に多い。わざとミスリードしようとしてるのかなぁ。

まあフェールセーフをソフトウェアだけで何とかしようって発想がマズいんだよなぁ。

平成18年6月17日(土曜日)

昨日

アニマル横町(7) / 前川 涼 - ついに男の子キャラ登場。わぁい。

School Rumble(13) / 小林 尽 - この巻は迷走しとるな。 いまいち盛り上がりに欠けた見合い篇。原稿篇も結局よくわからん。

今日

本屋でユニマガ見掛けたので立ち読みしたが、あまりにひどい。休刊しといた方がよかったんじゃないのかな。

ベース奏者、青木智仁さん死去 - え……。

折り返し乗車の件 - なるほど、旅客営業規則だけみててもわからない例ということですな。 旅客営業取扱基準規程も Web に載せて欲しいなぁ。

平成18年6月18日(日曜日)

今日

ドトールでマターリ。

オープンソース開発者を雇う前に解決すべき課題 - 一般性に乏しい。原因は単純で、話の順序が間違ってるからなのよん。

つまり、冒頭で「その動機は様々だと思われるが、ここではその前に企業として考えておくべきことを幾つか述べることとする」と言ってしまった時点で、「恐ろしく抽象的な話」になるか「とっちらかった話」になるか「ある特定の動機に固有な話」にしかならないことが確定してる。で、実際に出てきた物が「ある特定の動機に固有でとっちらかった話」になってるのも無理からぬことであろうと思う。

この話を世の中の具象に対して敷衍するためには、置いとかれてしまった「動機」、つまり「何のためにオープンソース開発者を雇うのか」から始める必要があるのだな。私がハナクソほじりながら十秒ほど考えただけでも、大まかに三つの動機と、それぞれについての課題が思いうかんだのだけれども、上の文章はせいぜいその一つの事例(それも比較的稀なケース)をカバーして、申し訳程度に周辺の事例をつまみ食いしているに過ぎないのですな。

あの甲虫の成虫が出た - もし G のことだったら、あれは甲虫ではないです。

平成18年6月19日(月曜日)

今日

テポドン発射位置 - 衛星写真すげー。

平成18年6月20日(火曜日)

昨日

コイネコ(2) / 真島 悦也 - 三巻〜四巻くらいできっちりまとめあげるといいかもしれないけど、 それ以上続けると弛れそうな気配。

今日

各所から 放送・通信の在り方に関する、私見その9 - もうダメかもわからんね>NHK

メモ: プルトニウムの毒性と取扱い -

  • プルトニウムは化学的毒性から見れば一般の重金属並みの毒性。
  • プルトニウムは放射性毒性が化学的毒性よりも数万倍も上回るとされている。
  • アルファ放射線は皮膚を通すことができない。皮膚に付いたプルトニウムは容易に吸収されるものでなく、水で洗い流せる。言い換えると、プルトニウムは万一体内に摂取された場合に高い毒性を示す。
  • 経口摂取の場合はほとんどが排泄されて影響は小さい。
  • 吸入摂取の場合は、一部が血液を介して主として骨と肝臓に移行する。したがって、プルトニウムの体内被ばくによる影響は、肺、骨及び肝臓における発ガンである。

Q8 体内に取り込まれた放射線の量を測定するには、どのような方法がありますか。 - 質問文に語弊はあるが、それはさておき:

ヒューマンカウンターは厚さ20センチの鉄壁で囲まれた部屋でできており、外からの放射線の影響を遮断するような構造になっています。
 余談ですが、長崎大学のヒューマンカウンターは、遮へいのために、沈没していた戦艦「陸奥」を引き揚げ、その鉄壁を利用しています。
第2次世界大戦前の鉄材の中には、この放射性コバルトが混入していないことがわかっていました。

3時開始の試合、ジーコ監督批判 暑さ「選手が犠牲」 -

豪州戦とクロアチア戦は、昨年12月の組み合わせ抽選後に、日本のテレビ局の要望もあり開始時間が変更された。ジーコ監督は「サッカーはビジネスになっており、選手が犠牲を払っている」と指摘した。
応援しながら足を引っ張るアンビバレント。アンビバレントと言うよりは面従腹背の類かもしれない。あるいは金の卵の寓話か。これはどうやら太平洋戦争のころから変わっていないこの国の気質らしい。