某日記

(後期)

平成21年3月22日(日曜日)

昨日

GORRY さんちにお呼ばれ。そのまま泊まる。

今日

日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定の実施に伴う刑事特別法 - なげえよ。要するに日米地位協定に関連する刑事上の扱いを定めた法律なのだが、

第九条  正当な理由がないのに、合衆国軍隊の構成員の制服又はこれに似せて作つた衣服を着用した者は、拘留又は科料に処する。
米軍のコスプレすると違法。

平成21年3月25日(水曜日)

今日

「GPLはもう要らない」、OSSの伝道師が異説 - 俺が「GPL は歴史的役割を終えた説」を唱えたのが2004-06-24なのだけれども、5 年遅れてやっと esr が追いついて来たといえる。

平成21年3月26日(木曜日)

今日

ふと、実は esr が「GPL イラネ」と言い出したのは今に始まったことではないのを思い出した。たとえば ESR: "We Don't Need the GPL Anymore" という 4 年前の記事がある。

その後、GPL3 の導入で余計にわけ分からん状態になったので、改めて esr は「GPL イラネ」と強調したくなったのかもしれん。

「私たちにとってどんな形の自由がうれしいか」という観点が FSF には本質的なレベルですっぽりと抜けている(あるいは人々の認識と大きくズレている)。そのせいで FSF の考える自由が結果として「私たちにとってうれしい自由の形」の実現を阻害している。FSF の考える自由、すなわち「ソースの閲覧や利用の自由」ってのは、本当はもっと別の自由を実現する為の手段の一つに過ぎない。我々がよく言うところの「ハッカーのソース原理主義」ってのは深遠なるジョークないしは自嘲であって()に受けてはいけないのだが、連中は本気でソース原理主義が正しいと思っているフシがある。まあ結局、一般的に言って反動勢力というのはその程度のものでしかないということを示しているに過ぎないのかもしれない。もちろん、こういう言い方が歴史的経緯を余りに無視しすぎているというのも十分理解しているけれど。

本質的にそういう性質を持っている思想に対して、何とかしてそれを実用的にしようと kludge を入れまくった結果が GPL や LGPL だったりするわけで、実用的な観点からすれば筋が悪いのも当然なんじゃないかね。

まあ、歴史的経緯には配慮するにしても、やっぱり「もう GPL は歴史的役割を終えた」と言ってしまっていいんじゃないかというのが私の認識。

平成21年3月27日(金曜日)

今日

Hi-rez Tetris after two weeks - 見た瞬間フラクタルっぽいと思ったが、それは偶然ではないのかもしれない。ある種の積分だからねえ。

平成21年3月28日(土曜日)

今日

岡山。城跡近くに投宿。

平成21年3月29日(日曜日)

今日

錦帯橋経由で宮島。

昼飯を錦帯橋の見える河原で食ったせいか風邪気味。

平成21年3月30日(月曜日)

今日

所用があったので家にトンボ返り。

桜が七分咲、雲一つない快晴の宮島をろくすっぽ観光せずに帰るハメになろうとは。

性善説を用いてオープンソースは成功しない - まあ例によって出尽くしている類の話なんですが、どうも表題がズレてる気がするのは俺だけか。

いずれにしても、公開するならよく考えてしろよ、ということであって、それを考えずに公開するのは性善説性悪説という以前の問題で、マヌケとかそういうレベルの単語で表現するのがふさわしい。

今日の動画

[作業用BGM] 森広隆 - ニコ動。この人の音楽の方向性が好きなんだよな。一時期ワーナーにいたけど今はインディーズに戻ってる。カッティングがむちゃくちゃうまいのは山達の影響なんだろうな。

森 広隆「MY☆GIRL」 - ようつべ。

森広隆 Pebama - ニコ動。

森広隆 CYCLONE - ニコ動。

平成21年3月31日(火曜日)

今日の動画

Phil Collins - Colours - ようつべ。世界が誇る名リードタンバリニスト、フィルコリンズ。しかし俺のお目当てはハゲではなくヒゲのベーシスト、リーランドスカラー。

中央フリーウェイ - ようつべ。やっぱりこの曲はこのベースでないとサマにならん。

yumi matsutouya "sazanami(ripple)" leland(lee) sklar - ようつべ。初期ユーミンのベースといえばハリーさんかリースカラーになるわけです。つまりヒゲ。